近未来。
地球は謎の侵略者からの攻撃を受け、そのあまりの戦闘力の高さに人類はなすすべもなかった。
ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は決死の任務にあたるが、敵にダメージを負わせることなく戦死。
しかし気付くと時は出撃前に戻っていた。少佐はタイムループに巻き込まれていた。
幾度となく出撃と戦闘、死を繰り返すうちに、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)が
彼と同様にタイムループに巻き込まれていることを知る。
戦いを繰り返しながら少佐は戦闘技術を磨いていき、
二人はこのタイムループから抜け出す糸口を探る……。
(Movie Walkerより)
普通に面白かった。
日本のラノベが原作なのに、また凶暴エイリアンの襲撃かぁとそこはウンザリなんだけど、
ストーリーが込み入ってるわけでもなく、分かりやすい。
繰り返すタイムループで実戦経験のないヘタレ野郎が
一人前の兵士以上、一人前の男になっていく面白さ。
繰り返しているのは主人公だけなので、
戻る度に人間関係を最初から構築しなければならない面白さかな。
タイムループがどんな事なのか知っているリタがいるおかげで、
ケイジが色んな糸口を見つけやすくなってるんですが、
そのリタとの関係もいつも最初からw
まあ、時間SFにありがちなツッコミ所は多々あるけど、
楽しめるなら一々突かなくてもいいでしょ。
兵士たちが着用している戦闘服はパワードスーツの超ゴツイ版。
山海嘉之教授のロボットスーツや医療用のパワーアシストなんかをTVで見たりするので、
これってもうSFじゃなくて現実だよなぁ。
繰り返し人が死んでいくし、リタも「リセット」言いながらバンバン撃つし、
また屍の山映画かよとは思いましたが、ループなので山にはならずw
なにより最後が明るく終わったので、気分よく帰って来れました。