2015年5月3日(土) 開演14:00 東京文化会館
今回はアクシデントはなかったみたいで、普通に始まりました。
実写映画に続いてバレエのシンデレラ。
白鳥の時も思ったけど、作品の完成度は高く、衣裳も舞台美術も満点!!
美しいバレエの舞台が観れました。
但~し、主役の二人、可もなく不可もなしw
シンデレラはカワイイし、王子らしい王子も文句ないんですが…
惹きこまれる力が今ひとつだったかなぁ。
アシュトン版のシンデレラを見慣れた目にはなかなか新鮮な舞台。
義姉二人も男性ダンサーではなく、ちゃんと女性ダンサーが踊ってましたが、
これって男性が踊るよりコミカル度が減って、1幕ではキツイいじめに見えちゃいますね~ww
でも2幕目になると、義姉二人のハチャメチャ度が上がって
憎めないキャラに見えて来ます。
夏の精を踊ってたのが、先日観た白鳥のオデット/オディールを踊ったセリーヌ・ギッテンズ。
オデットの時と印象がぜんぜん違ってて、ちょっと驚きました。
継母の髪型がハート型(?)に結い上げててディズニーアニメ映画の継母の髪型に似てました。
義姉二人が舞踏会に向けてダンスのレッスンをする時、
ダンス教師がバイオリニストを二人連れて登場するんですが、
彼らは衣裳とヅラで役になりきった東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の人ですよねぇww
華麗に演奏してて、この演出は面白いかったです。
かぼちゃの馬車はキラキラでとても華奢。
残念ながら舞台の奥に組み立てて、ポーズを取っただけで
シンデレラが乗って動く事はなかったんですよ。
トカゲやカエル、ネズミたちもリアルっぽいけど、気持ち悪くなく、カワイク見えました。
お星さまたちもキラキラ~。
綺麗だったね~って感じで帰ってきました。
〈キャスト〉
シンデレラ:エリシャ・ウィリス
王子:イアン・マッケイ
やせっぽちの義姉:サマラ・ダウンズ
ふとっちょの義姉:ローラ・パーキス
シンデレラの継母:マリオン・テイト
仙女:イヴェット・ナイト
春の精:水谷実喜
夏の精:セリーヌ・ギッテンズ
秋の精:アランチャ・バゼルガ
冬の精:デリア・マシューズ
ダンス教師:ジェームズ・バートン
仕立て屋:ジョナサン・カグイオア
理髪師:ローリー・マッケイ
かつら屋:キット・ホルダー
カエルの御者:ジェームズ・バートン
トカゲの従僕:ヴァレンティン・オロヴャニコフ、ジョナサン・ペイン
王子の友人たち:
チュウ・ツ・チャオ、ファーガス・キャンベル、
マティアス・ディングマン、ウィリアム・ブレイスウェル
執事:ローリー・マッケイ
ネズミのお小姓たち:東京バレエ学校
仕立て屋のアシスタント、お星さま、貴族たち、給仕:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団
指揮:ポール・マーフィー
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団