東京国立近代美術館でやっている
MOMATコレクション「特集 藤田嗣治、全所蔵作品展示。」
ってのを観て来ました。
今週末から映画『FOUJITA』始まるから、その前にちょっと本物を観ておこうかと。
どちらかというと戦争画がメインかな。
特別出品を含めた26点のうち戦争画は14点。
戦争画を描く前の例の白~い裸婦画、自画像、猫と戦争画以降、日本を離れてからの動物画。
70歳の時に描いた少女の絵が最後でした。
挿絵本やカバー絵もいくつか並んでました。
ギャラリー内で藤田が監督した映像作品が上映されてました。
当時の日本を海外に紹介するための映像で、
「現代日本」シリーズの中の現存する1点「子供篇」です。
紙芝居や獅子舞を見て喜んでる子供たち。
なんでも、子供らが貧しそうにみえるという理由で使われなかったとかw
「乳白色の肌」裸婦像はいいけど、
戦争画は見ていて疲れます。
画面がほぼ土色の蠢く塊で、生気が削がれる。
戦争初期の真っ青な空に戦闘機ってのもどこか空々しい。
さてオダジョーの『FOUJITA』はいつ観に行こうかな。