2018年12月9日(日) 開演14:00 東京文化会館大ホール
日曜にマリインスキー・バレエ最終日、観てきました。
今回は「ドン・キ」と「ガラ」と「白鳥」だったんですが、
シクリャリョーフだけ観たいなと思って「白鳥」のみ。
当初予定だったアナスタシア・マトヴィエンコが来れなくなり、
ヴィクトリア・テリョーシキナに変更になってちょっとがっかりしてた。
踊りがどうなのかは分からないけど、お顔が好みじゃなかったんだよなーw
チラシの写真です。
ところが、他の公演観た方々からすごくいいと評判聞いて、
そんなにいいのか?
韓国出身のキミン・キムもやたらいいとの評判。
WOWOWのバレエ プルミエールで紹介してたなぁ。
で、舞台上のテリョーシキナはもの凄く良かった!!
ゆったりとたおやかに余裕で白鳥踊ってた。
そして、気持ちいいくらい音楽とピッタリ合わせて踊ってる。
まるで、指先から音を奏でているように見える。
こうなるとお顔なんか関係ない!
芸術性にほれぼれするわ。
今回のオケはゲルギエフが総裁やってる
マリインスキー歌劇場管弦楽団も一緒に来日してるので、
マリインスキーのダンサーに合わせるのは慣れているんだろうし、
なにより音が凄かったwメチャメチャ盛り上がるオケだった~。
シクリャリョーフはもちろんキラキラでした~。
こちらもチラシの写真。
ジャンプ高っ!滞空時間長っ!
技が決まるとニコッとする~カワイイ!!
昔ながらのロシアバレエでキメ場面の直後、ご挨拶が入る。
普段はこれ、ストーリーの流れをぶった切る感じがして好きじゃないんだけど、
シクリャリョーフがニッコリご挨拶するもんだから
まさに王道の「白鳥の湖」観てるぞっ!!って気分w
マリインスキーは、やはり層の厚みがハンパないね~。
大きい白鳥3人いたし、別に2羽の白鳥もいる。
男性ダンサーもシュッとした感じの人が揃ってるし、さすがでございます。
この白鳥は3幕、ジークフリート王子がロットバルトの羽をもぎ取って勝利する
ハッピーエンドヴァージョン。
場面の解釈も見慣れたものとちょっと違ってて、けっこう納得する運び。
いや~素敵だったわ。
女性ダンサーの衣裳も可愛いかった。
ガラ公演も観ればよかったかなぁ。
シクリャリョーフの白鳥BD出ないかなぁ。
〈主なキャスト〉
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:マリウス・プティパ、レフ・イワノフ(1895年)
改訂振付:コンスタンチン・セルゲーエフ(1950年)
台本:ウラジーミル・ベーギチェフ、ワシーリー・ゲーリツェル
舞台装置デザイン:イーゴリ・イワノフ
衣裳デザイン:ガリーナ・ソロヴィヨーワ
指揮:ガヴリエル・ハイネ
管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団
オデット/オディール:ヴィクトリア・テリョーシキナ
ジークフリート王子:ウラジーミル・シクリャローフ
王妃 (王子の母):イリーナ・プロコフィエワ
王子の家庭教師:ワシーリー・シチェルバコフ
道化:ウラディスラフ・シュマコフ
悪魔ロットバルト:アンドレイ・エルマコフ
王子の友人たち:マリア・ホーレワ
レナータ・シャキロワ
フィリップ・スチョーピン
小さい白鳥:タマーラ・ギマディエワ
アナスタシア・アサベン
スヴェトラーナ・イワーノワ
スヴェトラーナ・ルースキフ
大きい白鳥:マリア・イリューシュキナ
ユリアナ・チェレシケヴィチ
ズラータ・ヤリニチ
エカテリーナ・イワンニコワ
2羽の白鳥:ヤナ・セーリナ
レナータ・シャキロワ
スペインの踊り:アナスタシア・ヤロメンコ
アレクサンドラ・ポポワ
アレクサンドル・ベロボロドフ
アンドレイ・ソロヴィヨフ
ナポリの踊り:タマーラ・ギマディエワ
ヴャチェスラフ・グネーシク
ハンガリーの踊り:アリーナ・クラソフスカヤ
ロマン・マリシェフ
マズルカ:クセーニャ・ドゥブローヴィナ
オリガ・ベリク
ユリア・コブツァール
マリア・シェヴャコワ
アルチョム・ケラーマン
ドミトリー・プィハチョフ
エフゲニー・ジェリャービン
マキシム・ペトロフ