お蔵入りかと思ったら、以外にマトモな物ができました
お姉は着てくれそうです
こんな感じかな?(ガッチリLサイズよ~)
問題は上半分・・・
Lサイズにはできないのでブラウスとして着れないかと
ちょん切れたまま着せてみたら・・・似合わない!
(ワンピの時はそんなに感じなかったんですけどぉ)
そうか、フリルが大きいのかと思い
幅を5㎝ばかり細くしてみたけどますます似合わない!
襟元のフリルが似合わないという事か
(ゴスロリワンピってフリルだらけだとなぁ・・・まだ手を付けてないけどどうすんだ・・・)
というわけで取ってしまいました
裾を段々フリルくっつけてみるつもりですが
さすがに生地が残っていません
縦地で長く残っていたのでそれを使い、横地はつぎはぎしました
さて、どうなることやら・・・
ネタばれですので、観たいと思ってる方は読まない方がよろしいかと・・・
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「アウシュビッツ物」と「火垂るの墓」は観れない!という下の娘と
昨日、無理やり観て来ました。
ナチス系の映画は『シンドラーのリスト』『戦場のピアニスト』『白バラの祈り』・・・と
時々観てきましたが、直接的な戦闘シーンや残虐シーンのない
最後まで将校側の子供の目線で描かれた作品でした。
ラストが想像を超えると聞いていたので覚悟してましたが
母親が息子のブルーノの姿が見えないと気づいてから絶叫までが壮絶でした。
誰が観ても衝撃的なラストですが、子供を持つ親は堪りませんよ。
居るはずの場所に子供の姿がない、探しても探しても見つからない
どんどん悪い状況が脳裏を駆け巡り、最後は最悪の事態だとわかる・・・
勘弁してくださいと思ってしまった。
話の流れから「農場」の中に入ってしまうのかなと思いながら観ていましたが、
ブルーノの運命をはっきりさせずにそこで終わりかと思ってました。
甘かった・・・そんな生ぬるい映画ではありませんでした。
全編を流れる美しいピアノの調べ、
父親は立派な軍人さん、それに絶対の信頼を寄せている母親、
息子を誇りに思っている祖父、父親の部下の影響で時代に傾倒していく姉、
唯一社会にその現在の状況に疑問を持っている祖母。
その中で何も知らず、何も知らされず、疑問を持つ事も許されず、
ただ父親を信じろと、家族の言う事に間違いはないと言い聞かされるブルーノ少年。
8歳にとっての親は世界のすべてです。
自分の親が間違っているはずがないと思い込める年齢です。
そこが悲しく苦しい。4歳年上の姉にしたって、
自分の夫がやっている事が何なのか気づき、
その事への嫌悪から荒んでいく母親に同意するという形でしか
己の倫理観を保持できないのです。
父親は子供に対して、自分で自分の身を守るために自分たちの立場、
「農場」とは何なのか、近づいてはならないのはなぜか、
はっきりとは言えない(言ってはいけない)までも、教える事はできたであろう。
その時、正義の所在を尋ねられたら、何ら恥じることのなく説明できるのか。
できないが故の親のエゴで息子を亡くすことになってしまう。
ブルーノと友情を交わすシュムエル。
彼も自分の置かれた立場に順応していくしかすべがない8歳。
でも彼に下心はなかったのか。
ブルーノよりは嫌でも周りが見えてしまう立場ではなかったのか。
すべてをあきらめているような表情が切ない。
先日NHK-BSで「手塚治虫戦争館」という番組をやってました。
“手塚作品の中における戦争”というテーマでした。
ゲストの里中満智子さん(漫画家)が
「戦争は悲惨なんだ。けしてやってはいけないことなんだ、といくら言っても
戦争はなくなりません。大事なのは次代の子供たちに対して
人間としての倫理観をしっかり伝えていかなければならない。」というような事を
言っていたと思います。
それが一番難しい・・・
2009年8月11日(火) 【プログラムB】 18:00開演 東京文化会館
Bプロの最終日に行ってきました。
【第1部】
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 マリアネラ・ヌニュス&ティアゴ・ソアレス
Aプロでシムキンとコチェトコワが踊ったのと同じ演目とは思えないほど
雰囲気が違いました。地味目でしたが大人っぽいです。
幸か不幸か日曜日の「バレエ・アステラス」を
観たあとだけにバレエフェスに出るダンサーはスゴイなぁと思えました。
「コッペリア」 ヤーナ・サレンコ&ズデネク・コンヴァリーナ
「アレクサンダー大王」 ポリーナ・セミオノワ&フリーデマン・フォーゲル
「トランスパレンテ」から変更
フォーゲルのアレクサンダーはイメージじゃないなぁと期待薄でしたが
違いました。カッコイイです!
上半身裸で黒パンツとロングの腰巻のみ、セミオノワも同じ衣装で黒のブラ付き。
照明を殆ど落とした舞台の中央にうずくまったフォーゲルで始まります。
アレクサンダーとロクサネの官能的なパ・ド・ドゥ。
セミオノワの力強い動きも心惹かれます。
白タイツ王子のフォーゲルのイメージが払拭されました。
2008年にこのパ・ド・ドゥのみが初演され、全幕バレエとして発表予定ということなので、
是非日本でもやっていただきたい。
「海賊」より“寝室のパ・ド・ドゥ” シオラマ・レイエス&ホセ・カレーニョ
「ロミオとジュリエット」より“バルコニーのパ・ド・ドゥ”から変更
「白鳥の湖」より“黒鳥のパ・ド・ドゥ” 上野水香&デヴィッド・マッカテリ
Aプロでザハロワの黒鳥を観ちゃった事を差し引いても
もうちょっと何とかならなかったものかと・・・
「パリの炎」 マリア・コチェトコワ&ダニール・シムキン
話題のシムキン、余裕たっぷりに品よく連続技をバリバリ決めてました。
全幕「ドンキ」の時から見るとガッチリ自信ついてきたというか雰囲気変わりました。
これだけ会場を湧かせているんですから、そうですよね。
後は作品の解釈、演技力、サポート力を鍛えて
また全幕バレエで来てほしいです。
【第2部】
「ナイト・アンド・エコー」 エレーヌ・ブシェ&ティアゴ・ボァディン
内容まったくわからず、エレーヌの身体力高いなぁと。
「スリンガーランド・パ・ド・ドゥ」 アニエス・ルテステュ&ジョゼ・マルティネス
ノイマイヤー、フォーサイスと気鋭の振付家作品が続くと
なんだかようわからんです。
さすがにこの二人は衣装は妙ですが流れるように踊ってました。
「白鳥の湖」第3幕より ルシンダ・ダン&レイチェル・ローリンズ&ロバート・カラン
2007年に観た全幕を思い出してドキドキしながら観てました。
ドラマチック・バレエいいですねぇ。
ルシンダ・ダンは「くるみ」よりこっちの方がカッコイイです。
グレアム・マーフィーは3人で踊る振付が得意なんですかね。
Aプロの「くるみ」もピクニック・パ・ド・ドゥの前に
仲間3人で踊るシーンがあるんですよ。ズラしたり、重ねたり、
流れるように動くのが見応えあります。
来年また観れるのがうれしいです。
「マノン」より第1幕のパ・ド・ドゥ アリーナ・コジョカル&ヨハン・コボー
「マノン」より“沼地のパ・ド・ドゥ”から変更
Aプロの時も感じたんですけどコジョカル上手くなってますね。
何年か前に新国の「シンデレラ」で全幕観てるんですが
その時はカワイイけどあまり印象に残ってないんですよ。
今回は動きにキレもあっていい感じでした。
「アパルトマン」より“ドア・パ・ド・ドゥ” シルヴィ・ギエム&ニコラ・ル・リッシュ
この二人には言うことないです。ヘンテコな動きをここまで魅せるんですから。
マッツ・エックの振付なので例のドラッグ体験「眠り」を思い出しました。
「ベラ・フィギュラ」 オレリー・デュポン&マニュエル・ルグリ
こちらも言うことなし!衣装冴えないのにルグリの年齢を思うとスゴイです。
この先日本にはもうあまり来ないのかな。
【第3部】
「海賊」 ナターリヤ・オシポワ&レオニード・サラファーノフ
シムキンに注目が集まる中、いつもより目立たない感じですが
キッチリ踊ってました。
「ル・パルク」 ディアナ・ヴィシニョーワ&ウラジミール・マラーホフ
去年パリ・オペ来日の時ル・リッシュで全幕観ていますが
マラーホフが踊るとまた違ったものに感じます。
「おほほほ~」と倒れるところ観たいなぁ。
マラーホフの椅子取りゲーム観たいなぁ。
「ブレルとバルバラ」 エリザベット・ロス&ジル・ロマン
「エスメラルダ」 タマラ・ロホ&フェデリコ・ボネッリ
ロホ、気合い入ってました!あれは何という技なんでしょうか!
連続で回転しながら1と1/4回って常に正面位置に戻るはずのフェッテが
右回りに回転しているという文章にするとわけわからん状態。スゴ過ぎです。
「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
マリア・アイシュヴァルト&フィリップ・バランキエヴィッチ
自分としてはキターーッです。
バランキエヴィッチのオネーギンは何度観てもカッコイイ!
(ふられてるシーンなんですが・・・)また全幕観たい。
シュツットガルトはなぜDVDを出してくれないんですかねぇ。
「ドン・キホーテ」 スヴェトラーナ・ザハロワ&アンドレイ・ウヴァーロフ
大トリはザハロワ。長身の二人でダイナミックでした。
Aプロでは感じなかった調子の悪さが少し見えたかな。
ちょっと不安定だったと思います。
それでもやはりザハロワ、会場を湧かせてました。
ウヴァーロフも満面の笑みでした。
指揮:デヴィッド・ガーフォース
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:高岸浩子
フィナーレの後に吉例手ぬぐい投げがありました。
舞台のギリギリまでダンサーが出てきてたくさん投げてました。
観客は前の方に走り出ていて、
サイド側から行くと目の前にダンサーという形になります。
手持ちの手ぬぐいを投げ切ったバランキエヴィッチが
アイシュバルトを投げるフリをしていました。
バレエフェスはこのあとガラ公演、全幕プロ「眠り」「ベジャール」とありますが
自分はここまでです。また3年後です。
2009年8月9日(日) 15:00開演 新国立劇場中劇場
平成21年度文化庁新進芸術家育成公演等事業として
副題に~海外で活躍する日本人ダンサーを迎えて~となっている公演でした。
公募により選ばれたダンサーで、
選考委員は谷桃子(谷桃子バレエ団)委員長を筆頭に
安達悦子(東京シティバレエ団)、岡本佳津子(井上バレエ団)、
小山久美(スターダンサーズ・バレエ団)、小林紀子(小林紀子バレエ・シアター)、
牧阿佐美(新国立劇場芸監)、三谷恭三(牧阿佐美バレエ団)の方々です。
理科大のオープンキャンパスをこなしてから行ったため
睡魔と闘いながらのいい加減な鑑賞となっちゃいました
目玉はNHK「プロフェッショナル」にも出演した岩田守弘(ボリショイ・バレエ団)です。
確かに別格でした。出てきた瞬間から違いました。
出演者の中では一番年齢が高いと思うんですが
一番メリハリのあるはつらつとした動きを見せてくれたと思います。
見せ場ではキッチリ見せてきます。勢い余って決めポーズで一度
グラつきましたが(本人苦笑してました)
失敗しないように踊っているのが見えてしまうよりよっぽどいいです。
印象的だったのは第1部の「サンデイ・アゲイン」でした。
シーダーレイク・コンテンポラリーバレエというカンパニーで
ニューヨークを拠点に活動しているそうです。
バッハの音楽を使いスピーディな動きを表現してました。
踊っている二人はクラシックバレエ体系ではなかったと思います。
3分という短い作品でしたがバロック調の曲で、
ある意味コミカルな動きを力強く踊ってました。
オーランド・バレエ団所属の二人の「ロミ&ジュリ」
おなじみバルコニーのパ・ド・ドゥもなかなか引き込まれました。
安川千晶のジュリエットは感情豊かな踊りだったと思います。
ちょっとパタパタした感じがしたので品の良さが加われば
箱入りジュリエットっぽさがもっと出たのではないかと・・・
エディ・トバーのロミオも情感たっぷりで
9分という時間の中で物語を紡いでました。
残念だったのは牧阿佐美バレエ団の京當侑一籠です。
背も高いし見た目もイケメン系だと思うんですが、
今一つモッタリした動きで思い切りが悪いというか魅力に欠けました。
ベルリン国立バレエ団の「白鳥」は針山愛美、小柄でかわいらしい白鳥でした。
王子のヴェエスラウ・デュデクは第2幕のアダージォだったせいで
殆どサポートの動きしか観ることができなかったんですが美しい動きでした。
ソロで踊るのが観たかったなぁ。
【第1部】
『シンフォニエッタ』 新国立劇場バレエ研修修了生
小野絢子、寺田亜沙子、八幡顕光、篠宮佑一、
井倉真未、今村恵、今井菜穂、今村美由紀、大湊由美、細田千晶、柴田知世
『ラ・シルフィード』パ・ド・ドゥ
本島美和(新国立劇場バレエ団)&ラグワスレン・オトゴンニャム(牧阿佐美バレエ団)
『サンデイ・アゲイン』パ・ド・ドゥ
寺山春美&ジューバル・バティスティ(シーダーレイク・コンテンポラリーバレエ)
『海賊』パ・ド・ドゥ
菅野真代(ディアボロ・バレエ団)&ケーシー・ハード(オランダ国立バレエ団)
『ロメオとジュリエット』バルコニーのパ・ド・ドゥ
安川千晶&エディ・トバー(オーランド・バレエ団)
『サタネラ』パ・ド・ドゥ
岩田唯起子(岩田バレエ団)&岩田守弘(ボリショイ・バレエ団)
【第2部】
『眠れる森の美女』第3幕のパ・ド・ドゥ
伊藤友季子&京當侑一籠(牧阿佐美バレエ団)
『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』パ・ド・ドゥ
浅見紘子&オレグ・クリミュク(ドレスデン国立歌劇場バレエ団)
『白鳥の湖』第2幕アダージォ
針山愛美&ヴェエスラウ・デュデク(ベルリン国立バレエ団)
『ドン・キホーテ』パ・ド・ドゥ
長崎真湖&呂萌(遼寧バレエ団)
間奏曲
ヘロニモ・ヒメネス『ルイス・アロンソの結婚式』間奏曲
『カプリチョ・エスパニョール』
新国立劇場バレエ研修所第3期・第4期修了生、第5期・第6期研修生
『グラン・フィナーレ』 出演者全員
指揮:堤俊作
演奏:ロイヤルメトロポリタン管弦楽団
朝から上の娘と東京理科大オープンキャンパスに行き、
午後は初台の新国立劇場で『バレエ・アステラス✦2009』を観てきました。
理科大は都内ではなく野田キャンパスだったため、再び千葉へ。
初めてつくばエクスプレスに乗っちゃいました。
しかし、あの子の行きたい学部はなぜにこうも都内にないのか・・・
もちろん東大にはありますよ。そりゃ入れるものなら入ってみろ!です
国立と私立はだいぶ感じが違いました。
私立は学生さんいらっしゃ~いという雰囲気でいっぱいでした。
お揃いの緑のポロシャツで駅から校舎までの横断歩道にも
案内の学生が立っていて誘導してました。
校内でボーっとしていたら、すかさず「どちらに行きたいんですか?」と
声を掛けてきます。
無料で飲み物は配ってるし、学食はきれいでした。
興味のある学部のブースに行くと教授が寄ってきて
うちの学校に来なくてもいいから研究してねと、熱心でした。
本人は「多額の金を払うんだから、きれいで当たり前じゃん!」と至って冷静。
あの子の考えるエンジョイ学生ライフは
フラスコと試験管を持ってフラフラというものらしい。
大半の学生が思うカレシとバイトのあるチャラい学生生活じゃないみたい。
(一生結婚とかしなさそう)これでいいのか!親としてはちょっと不安・・・
そんなに暑くはなかったんですが、昨日に続き湿度が異様に高い日で
結構疲れました。(デジカメ持ってったのに撮るの忘れました)
観てきたバレエの話は明日にします。
昨日、下の娘が大量の洗濯物と共に臨海学校から帰ってくる前に
サクッと『ヱヴァ:破』再び観て来ました
随所に『カレカノ』の曲を使ってるのをしっかり確認。
Amazonの試聴でチェックして自分が気が付いただけじゃなく
こんなに使ってたのかと驚き、実際観てみるとまさにです。
同じ曲を使ってる事に関して、上手い事使ってるなぁと思いましたが、
やはり『カレカノ』のシーンが頭に浮かぶのはどーよと・・・
きっとサントラだけ聞いてるとどっちのアニメの曲を聴いているのか分かりませんよ。
飲み屋で「恋の季節」はいいんですけど、
肝心のシーンで「今日の日はさようなら」と「翼をください」は
2度観ても若干の違和感が・・・
娘等は何の違和感もなく観たらしく、これは年代の差で
曲に対するイメージが違うのかもです。
なにせ自分は小学生の時「恋の季節」のシングルレコードを
お小遣いで買った年代ですからねぃ。
何だかんだ言っても使徒のデザインに惚れぼれし、戦闘シーンでは
体に力が入るんですから、作品は面白いですよ。
上映されてから日が経っているので、普段アニメなんか観ないけど
評判を聞いて来たのかなという人がいっぱいだったかもです。
エンディングロールが流れるとバラバラ立ち上がって出て行く人多数。
ああ~勿体ない。アニメ映画の鉄則でしょう、エンディングの後のワンシーン。
ミサトさんの予告もあるのに・・・
サマーウォーズの陣内侘助はムスカというより加持さんか。
キャラデザ貞本義行だもんね。
中二病じゃないシンジが小磯健二で
大人になりきれてない加地さんが侘助ですよね。
この夏は『センコロール』も観たいと思ってるんですが
案の定モーニングとレイトの日に2回しか上映しないので
GWの『エウレカセブン』と同じ状態になるのか。
頑張って朝早めに映画館に行ったのに、既に長蛇の列。
それも並んでいたのは立ち見の列・・・諦めましたよ。
さっき下の娘がかなりキモイCDを買ってきた。
どうも声優のCDらしく、ずーっと喋ってるだけだ。
それにしても妙に気持ち悪い
「小野Dなんだよ」と嬉しそうにしてるが
う~ん、保坂、セバスチャン、古泉くん、ムント、ユージィン、etc...
ひとの萌えにケチを付けるのはやめよう・・・
2009年8月4日(火) 【プログラムA】 18:00開演 東京文化会館
Aプロの最終日に行って来ました。
毎回の事ながらフェスは賑わってますね。
しかし、上演時間4時間はかなりキツイです。
幕間時間は短いし、賑わってる分トイレの列はハンパないです
【第1部】
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 マリア・コチェトコワ&ダニール・シムキン
相変わらず余裕たっぷりに難なく技を繰り出してました。
二人だけで舞台上にいると小柄さが気になりませんね。
でもやっぱりプロ顔負けのバレエスクールの生徒さんと思えるほど若い!
ドンキの時の衣装よりこちらの方が似合ってる気がしました。
膨張色着た方が、まだ線の細さが目立たないような・・・。
「くるみ割り人形」より“ピクニック・パ・ド・ドゥ” ルシンダ・ダン&ロバート・カラン
会場に行く前に家で、温存していたオーストラリアバレエ「くるみ~」見てから
行きました。ピクニック・パ・ド・ドゥはビデオの方が
女性ダンサーをもっとぶん回してました。
これは全体のストーリーがわからないと、なぜこれがくるみなんだぁという代物です。
(見ておいてよかった)これだけでもわかるようにドラマ性の強い演目です。
来年来日した時は思いっきりぶん回した欲しいものです。
「海賊」 マリアネラ・ヌニェス&ティアゴ・ソアレス
「エラ・エス・アグア-She is Water」 タマラ・ロホ
すいません。睡魔と闘ってました。ロホのためにゴヨ・モンテロが振り付けた
ソロ作品ということですが、ストーリー性がないと眠くなってしまいます。
「くるみ割り人形」 ヤーナ・サレンコ&ズデネク・コンヴァリーナ
こちらはオーソドックスなくるみでした。観たことのない二人でしたが
サレンコはプログラムに載ってる写真よりずっと綺麗でした。
「コッペリア」 アリーナ・コジョカル&ヨハン・コボー
安心して観ていられる二人でした。コボーが手を差し伸べても
フンという感じでトゥで長いこと一人でポーズを決めていたのには
会場から笑いを取ってました。
【第2部】
「ジゼル」 上野水香&マチュー・ガニオ
上野水香、唯一参加の日本人ダンサーですがジゼルは似合わないような気が・・・
儚げな演目より元気いっぱいで踊る方がいいと思います。
「クリティカル・マス」 シルヴィ・ギエム&ニコラ・ル・リッシュ
いかにもこの二人がやりそうな演目でした。
ギエムは前回も似たようなのを踊ってましたね。
ル・リッシュ出てきたときどこのオヤジかと・・・
しかしこのオヤジ、踊ってる間中両足は定位置から微動だにしませんでした。
踵が上がったり向きを変えたりしますが、その場所に貼り付いたよう。
「ライモンダ」より第3幕のパ・ド・ドゥ
マリア・アイシュバルト&フィリップ・バランキエヴィッチ
白タイツのバランキエヴィッチを初めて観ました。
いつも黒っぽいような、黒マントのようなイメージでしたから新鮮でした。
しかし、若けりゃいいってもんじゃないぞと言わんばかりのスゴ技披露。
衣装も綺麗でした。いや、ホント凄いです。
「スカルラッティ・パ・ド・ドゥ」(「天井桟敷の人々」より)
アニエス・ルテステュ&ジョゼ・マルティネス
振付はマルティネス本人、衣装はルテステュのデザインとTHEパリ・オペか。
マルティネスは何を着てもお品がいいです。
「ディアナとアクティオン」 シオマラ・レイエス&ホセ・カレーニョ
いかにもホセっぽい演目でした。
プティ「コッペリア」のフランツやってるよりやはりこっちでしょう。
「オテロ」 エレーヌ・ブシェ&ティアゴ・ボァディン
ストーリーがわからないまま観てしまったので、もったいなかったです。
すこし頭に入れていけばよかった・・・
【第3部】
「椿姫」より第1幕のパ・ド・ドゥ オレリー・デュポン&マニュエル・ルグリ
ドラマですねぇ。
パリ・オペの女性ダンサーは皆さん綺麗なんですが重そうなんですよね。
リフト満載の振り付けをさすがのルグリでした。
「フォーヴ」 ベルニス・コピエテルス&ジル・ロマン
二人のためにマイヨーが振り付けた作品。
「牧神の午後」の曲にのせて・・・ド素人の自分にはさっぱりわかりませんでした。
動きが凄いなとは思いましたが意味を考えてはいけないんでしょうか。
「白鳥の湖」より“黒鳥のパ・ド・ドゥ”
スヴェトラーナ・ザハロワ&アンドレイ・ウヴァーロフ
旬の女は凄いです。捻挫してると聞きましたがあれで!?
じゃあ調子いい時はどんなだ!
立ってるだけでオーラが~足を上げれば180度。ピルエットは完璧。手足長!
ウヴァーロフも完璧ですが添え物になっちゃってました。
「カジミールの色」 ディアナ・ヴィシニョーワ&ウラジーミル・マラーホフ
「マノン」より“寝室のパ・ド・ドゥ” ポリーナ・セミオノワ&フリーデマン・フォーゲル
「マノン」の中で唯一幸せなシーンですがフォーゲル笑顔すぎませんかぁ。
6月に観た「ジゼル」ではフォーゲルも成長したなぁと思いましたが
今回はずーっと前に観たロミオを思い出しました。
「ドン・キホーテ」 ナターリヤ・オシポワ&レオニード・サラファーノフ
サラファーノフ、若干男っぽくなりましたね。青臭さが抜けたというか、
ついこの間シムキンの「ドンキ」を観たからそう思うのか。
安定した踊りを見せてくれた二人でした。
指揮:ワレリー・オブジャニコフ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:高岸浩子
シムキンで始まりトリがサラファーノフ、若手を立てたAプロだったようです。
フィナーレは全員揃ってごあいさつ。
上手側にパリ・オペ面々真中にザハロワでした。