車好きオヤジのブログ

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やはり王様にはなれそうにない

2023-07-07 21:00:00 | 日常
最近はTVもニュースやスポーツ以外は進んで観ないし、
車内でも朝のラジオ程度で殆どは取り溜めたUSBの曲しか
聴かないのもあって流行のミュージックシーンには疎い私。
推定5,000曲程度のUSBは7割~8割昭和で残りが
平成となるので令和はまず1曲もない。

多感な10代の頃には歌謡曲は無論のこと洋楽を始め、
日本のニューミュージックとかロック、フォーク、R&Bなんかも
幅広く聞いていたのもあってノスタルジーに浸るにはもってこいの
楽曲が入っている。

吉田拓郎とか山下達郎、矢沢永吉みたいな王道もそれはそれで好きなのだが、
多くの大衆には知られていないような者に一人悦にいるのも
車内で聞くには誰に遠慮も不要で楽しいものです。

「まりちゃんズ」も面白いがちょっぴり悲しい哀愁も漂うし、
ロックもディープパープルのハイウェイスターを口ずさむのも
覆面パトには注意が必要ながら走るのもお勧めだ。
英語の歌を熱唱できるのかって疑問を持つ者もいるだろう。
まあワンフレーズとか単語程度なら誰でもイケるでしょ?

そのパープルにインスパイアされたような日本人のギタリストがいる。
その名も「王様」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E6%A7%98


単なるコピーバンドではない。
いや正しくはバンドとはいえないのは彼一人だけで演ってるからね。
但しギターとボーカルだけで残りはアテレコ。
また歌詞は全て和訳なので誰でも歌えるってことさ。
まあ我々世代でも知っている者は限られてると思うくらいにマィナーなヤツ。
良かったら是非一度ユーチューブでも検索して見てもらいたい。
最低1回は笑って聞き過ごせるだろうと思う。



「いつかはクラウン」
中年以降の車好きにはお決まりのセリフである。

5年ほど前にも書いた話になるが今回先々代のクラウンに乗ることになった。
といっても先日の件をご存じのガズ友にはお判りの通り代車でね。
早ければ1週間、長くて2週間くらいの使用になる。

旧型とは言え流石はクラウンロイヤルサルーンである。
客観的な外寸ならアルティス(カムリ)の方が幅も広いはずなのに
何故かクラウンが大きく広い感じがするのはトヨタマジックだろうか。

今回の車は2.5リッターノンターボのガソリン車なのだが、
車載メーターでのレベルで燃費がかなりハイブリッドに劣る以外は
やはり流石の「いつかはクラウン」だと認めざるを得ない。

面白いというのか不思議なのはその2.5リッターエンジンは
遮音性に優れているだけではなくて
エンジンの力強さもなかなかに軽快に感じるのだ。
冷静に考えれば日頃は省エネ走行に努めているのもあるので、
ここぞとばかりにアクセルを踏んでいるからかも知れないけどさ。

これは言葉では表現しにくいのだけど、
車格がやっぱり違うのだと思う。

先代まではきっちりと立体駐車場にも余裕で入る横幅1800mmを守り
国産セダンの最高峰を維持し続けてきた車両なのである。

結果としてその座はレクサスに奪われた上、
セダンの復権もままならない状況でクラウン廃止のニュースが流れたのも
ある意味非常に信憑性のある話だったと思われる。

それが昨年4種類のボデー形状で辛うじて復活。
現在トヨタでは実質的にカローラとクラウンしか
国内向けセダンはもうないのである。

だけどカムリ(アルティス)と乗り比べると
やはりクラウンは私向きではないのが再認識できて良かった。
まず動きと言うかハンドリングに対する車の反応が鈍い。
要は運転しているのではなく乗せられている感が強い。

また先にも書いたようにカムリの方が車両の感覚(特に幅)が
掴みやすいのである。
70は事故もあって3台目になるが燃費の向上も
カタログ値以上に進化しているのも大きな違いになる。

グレード的にはクラウンとは比較対象にはならない車両ながらも
軽快で静かで走行性能と価格はそこそこで
燃費は最上クラスとなれば現時点では
私にとっては全く文句のない車である。
買い替えるかもしれない2、3年後にどう思うかは自信はないけどね。

今後発売されるクラウンセダンには「いつかはクラウン」と
言わせてもらいたい期待は大いにしている一人ではあるが、
どうも法人専用車みたいな車になるのじゃないかって気がするなあ。

肉食系女子と週に三回はもう無理!(虻〇取らず編)

2023-06-29 13:58:57 | 日常
私の若かった頃、そう時代は1970年代から1980年代だったろうか。
デートカーと呼ばれる車達があった。

その中でも代表格はホンダの2代目プレリュードと
同じく2代目になったソアラ、通称20ソアラであった。



どちらもそのデザインや先進性は全てが目新しく、
輸入車に対しても全く引け目なんて感じることも無く、
寧ろ世界に誇れる国産車だった印象が強かった。
(超別格の117クーペも同系ながらデザインがジウジアーロと
言う時点で個人的には純国産とは言えない気がしている)

当時の年頃の男女の認識として車でのデートは必須だったが、
この2台だけはその男性自身の魅力を横に置いたままで、
素直に女性からも乗りたい車だったと言えるだろう。

当時どちらも全く手が届かない若者が大半だった中、
ガズ友の彩さん辺りは相当な入れ食い状態を経験したのだろうと推測する。
といつもの前振りは適当に流しておきましょう。



ここ数日あまり楽しくないちょっと驚くような出来事が運転中に頻発。
ソ・レ・ハ・何かと尋ねたら・・・ベンベン。

なんと虻(アブ)なのだ。

最初は先週仕事場からの帰路だから夕方頃だった。
まだ朝夕は窓を開けて走っていたらエアコンなしでも十分だったので
助手席側を全開にし運転席を半分程度開けて走行していた時のこと。

突然なにか物体がフロントウインド辺りに突入してきてのだ。
とにかく大きさ3~4センチで羽音が大きくブイブイ聞こえたので
思わず熊蜂かとビビったくらい。
目線は前に向けたままそおっと腕まくりしていた
シャツの袖を運転しながら長袖に戻した。

幹線道路を走行中で急停止も出来ず自宅まで残り数分の距離だったので
後部も含めて全ての窓を全開で前後の車両や歩行者にも気をくばりながらの
走行は本当にヒヤヒヤものだった。
幸い自宅に到着する寸前で窓から出て行ってくれたのでホッとしただけだった。



その3日後今度は会社を出てすぐにまたあの音と室内で暴れまわる物体が。
前回と同じヤツじゃないかと思う程の大きさだけでなく種類も同じ。
この時はすぐにUターンして会社の駐車場で停車。

殺虫剤も見当たらずドアポケットに入れていた手ぬぐいで払うも効果は無く、
目に付いたのが駐車場の隅にあった掃除用具(箒)。
その先でコチョコチョするもフロントウインドとダッシュボードとの隙間に
ドンドン入り込んでいくではないの。

意を決して今度は掻きだすように箒を使い何とか駆除。
ここまでするのは運転中なら絶対に出来ないと断言できる。



その二日後また遭遇する羽目になるとは夢にも思わなかった。

帰宅途上に近くの阪急(百貨店)の地下で総菜でも買って帰ろうと
ビルの地下駐車場入口にある駐車場発券ボタンを押すために
運転席側の窓を開けたほんの数秒、長くても10秒はないタイミングでだ。
今度は慎重に地下まで徐行し停車をさせてから前後ドアと窓を全開にして
丁重にお引き取りをお願いした。

だがこれだけ続くのはちょっと尋常でないのは間違いない。
当地で虻が大量発生しているのかとにかく調べなきゃ。
その結果初めて色々な事が判明する。

少なくとも私にとっては非常に怖い虫だったのが判った。
「ウシアブ」と呼ばれる種類で虻の中でも肉食で特に雌は吸血系。
牛馬を好んで襲うタイプのもので呼び名も多分「牛虻」が由来だろう。

こいつは主に動物の出す「熱」と「二酸化炭素」を目印に捕食する
習性がありエンジンだけでなく炎天下に熱々になる車体と
排気ガスを出す車は絶好の獲物になる訳だ。

いくら異性にモテないとしてもこんなややこしいのに度々狙われる身に
なりたくはないじゃないの。
早計ながらストーカー被害に遭う女性の気持ちの1/10程度は
判ったような気がしないでもない。

昨夜辺りから関西も熱帯夜になり朝夕でも25度を下回らず、
更に日中は真夏日となれば秋になるまでは当分窓を全開して
運転することもないだろう。

多少は省エネのつもりでエアコンを控えるつもりだったけど、
今はもうそんなことを言うつもりは毛頭程もなく
熱中症予防の為にもガンガン使わせてもらう気満々です。

これをご覧のガズともの皆さんにも少々ガソリン代が嵩んでも
わが身を守ることを優先するようにお勧めする次第だ。

もし手元にガンタイプの殺虫スプレーがあれば間違いなく使用しているので
決して慈悲深い心の持ち主ではないが無益な殺生をせず、
それも3度続けてせずに解決したのは言うなら彼女たちの命の恩人でもあるのだ。

さあアブの恩返しはいつか来るのだろうか。

泣こうが喚こうがせんない話

2023-06-27 04:28:42 | 日常
今日は例の続編ね。
あれは新オヤジ1号が納車の日の事だった。

午後から納車と販売店から聞かされていたがカローラのリヤトランク内は
日頃の整理不足か仕事用具が多いのかとにかく満載で
一旦どこかに下ろすよりはその場で積み替えた方が効率も良いと
こちらから販売店に出向くことに。

と言っても自分でトランクに詰めるレベルの荷物なので
どれもこれも大きさや重さはたいしたことの無い物ばかり。

天気もその日を祝うような好天だった。
午後1時に着くともう既に外の駐車場に
ピカピカの新オヤジ号が停まってるではないの。
午後からというだけあり多分昼前までに準備は万端にしてくれてたのだろう。

真横に並べて早速荷物を入れ替えよう。
すぐに店のM社長も何か手伝いましょうかと出てきてくれたけど、
面倒をかけるのもどうかと思ったのもあり、
自分でするからとやり始めた。

一応は奥に入れておく分とすぐに出せるようにする物との
拘りもあったりする訳で自分なりにテキパキと進めていたはず。
見守るようにMも傍でずっと立って待っていてくれていた。



リアのドアを何度か開け閉めの際に何故か違和感を感じていたのが、
はっきりとした確信に変わったのは後部の座席のシートクッションを
置こうとして再び車外に出た際のことだった。
気づいてみればちょっと嫌な物を発見。



ありゃりゃ、右側リヤドアのウインドの下、
ドア取っ手のトランク側に何かで擦ったような2センチ程度の傷がある。
丁度イタズラとか嫌がらせで硬貨みたいな物で強く傷つけたみたいに。
素人なりの判断だがコンパウンドで消せるような擦り傷ではなく、
塗装の下地まで一緒に削り取られたようなものだった。




すぐにMにこれはどういう事なのか、
またどうしてくれるのかと問い詰めた。

かなり焦ったように一度店内に入って行ったMだったが、
こちらの心境はアゲアゲ一転、ベタベタの急降下だ。

まあ昔からの付き合いのある仲でもある気心の知れたMでもあるし、
無茶や無理は基本的には言うつもりもない気持ちでいたのだが、
その意を汲むと思いきや連れて出て来た超ベテランの幹部であり、
前社長、彼の親父つまり先代社長時代からの腹心でもあるYの発言で
急激に感情を高ぶらせてしまった。

M:「こんな事になってるんやけど、どないしたら良いかな?」
Y:「そやなあ、こりゃ簡単にいかんなあ。
  どないかして上手くごまかせる塗装屋がおったらええんやけど、
  この色は特殊なメタリックやから色合わすのがかなり難しいしな。」

いくら私が大人しくて物わかりの良い人間だとしてもこれにはカチンと来たね。

私:「Yさん、ちょっと待ってんか。
  黙って聞いてたけどそうもいかんから言わせてもらうけどな。
  何処の誰がごまかしてくれて頼んでるねん。
  俺がぶつけて修理に持ち込んだ中古の車の話ならええわ。
  これは新車として今日、今引き渡すつもりの物やろ?
  そうならサッサと別の新車を用意せんかいな。
  出来ひんのならまず最初に謝罪するしかないやろがいっ!」

続けてMにも
「俺は無茶も無理も嘘も言いたくない男なのは知ってるやろ。
場所的にも俺のみぞおち辺りの高さやし、擦れたりぶつかったりは
してないのはずっと見てたはずやわな。
万が一俺が何かしたのなら正直に言うけど、全く何もしてないしな。
納期が多少遅れるのは辛抱するから塗装済みのリヤドアを
手配してすぐに付け替えしくれたら勘弁するわ。」

と言ってはみたが実はこれはかなり難儀な事なのではある。
金銭的な意味ではなく純粋に技術的な意味でね。

生産工場の塗装ラインではボデーもパーツ(ドアやボンネット、トランク等)は
同時期に同じラインで塗装するのが原則なのである。

では何故か。
量産車の工場では職人が塗装ガンを振って塗るのではなく、
通常自動機(ロボット)で塗布するものなのである。
但し車の塗装は塵や埃に非常に敏感というかシビアな作業であり、
塗装工場は防塵対策にあらゆる方法で努めているのだ。
工場の出入口にはエアシャワー室があるし、
特に塗装ブース内では従事する者にも除塵服やマスク、帽子は当然の事、
帯電防止の靴まで履かせているのである。
ある意味クリーンルーム化していると考えてもらえばイメージ涌くだろうか。
だがそれでも人の目には判断出来ない微細な塵や埃が舞っているのが
現実で同じ塗料、ロボット、ブースで塗布したとしても塗面は
その塵や埃が微妙に混じった状態で乾燥させた物が製品化されているのだ。

加えて黒とか赤や白の単色ならまだ差異は少ないものの、
今回注文した車体色プレシャスメタルはメタリック系の新色である。
単に同じ色のドアを注文したとしても必ず合うとは限らないのである。
いや厳密には私みたいな素人の目はごまかせてもプロの目には
まず合わせるのは困難だと言われているのだ。
なので先に私がMに言った新品の同色ドアはまず99%は合わないレベルなのだ。
ドアと車体との見切りがある時点でアウトになるのは間違いない。

では何故素人に判らなくてもプロに判ると困るのか、
実害は無いだろうと思うのはやはり素人の感覚。
それは次回の下取り査定時に響くのだ。

運転どころか何もしていない状態で修復車、
最悪はドアをぶつけて修理した事故車として認識されるのは
下取り金額的にもかなりダメージが大きくなるってものなのよ。

冒頭にも書いたように私はモンスタークレーマーでも輩でもないし、
乗る前からリセールバリューを考えるような細かい人間でもないつもりだ。
正直気分の問題なのだ。
新車を迎えてルンルン気分で来店している客の心理を一体どう思っているのか。

加えて最初の対応の前提がおかしい場合は絶対納得したくないのは当然だろう。
それを判っているであろうMでさえ動転してしまったのだろうか。

怒る私に対してYの発言はまだ更に火に油を注ぐ勘違い爺。
「いえ下取りの際に不利になる分の金額になるかどうかは判りませんが、
後日何とか幾らかでも返金させてもらいたい。」とな。

この爺さん、全く判っとらんな。
銭金は必要な物に間違いないがそれよりもどう謝罪と誠意を見せるのかが
一番肝心ではないかねえ。

オロオロするMとY。
だけど一番ショックを受けてるのは誰だってことに気づかないのが情けない。

下取りに出したカローラは既に売れ口も決まり
今日にでも移動させる予定になっている。
仕方が無いので一旦そのまま乗って帰ることになり、
具体的な解決策は後日の連絡となった。
まああちらはプロなのでお手並み拝見としまひょか。

これを読んだガズともならどう思うかい?
さあどうする俺。
どうしてくれるディーラー。

ほんま気(ケ)の悪い話やないかい。
暇を見つけて厄神さんにでも行くべきだろうか。

やったら出来るでしょ

2023-06-24 13:09:51 | 日常
安直に記事タイトルを思いつくままに付けたので、
出来ちゃった婚みたいな内容ではない事だけは最初に注釈しておくね。

小学生時代の担任の家庭訪問、
中学に入ってからの保護者同伴の個人面談。
あまり勉強が好きではなかった身としては教師が母親に何を言うのか
いつもドキドキしながら聞いていたのを思い出す。

小学校も高学年になる4年生から6年までの3年間はどういう理由か
クラス替えがなく同級生たちとはより仲良く出来たのは良かったと思う。
5年時になった時、担任だけが変わり赴任してきたのは
鹿児島大学を卒業したての新卒教師Nだった。
結果、N先生には5年と6年の2年間お世話になりました。

薩摩隼人を絵に描いたような熱血漢で授業中によそ見をしてれば
使い差しのチョーク弾が飛んでくるし、
さぼっていると持ち込んだ物干し竿で頭をコツンとされたりで、
今ではパワハラと言われて問題になるだろうが
それでも生徒は勿論の事、父兄からも信頼される先生でした。

N先生のお陰で私の左利きが矯正されることも無くなった。
中学に入って学ぶ英語のスペリングを心配した母親が家庭訪問の際に
大丈夫でしょうかと聞いた返答は今でもよく覚えている。

「お母さん、心配になさることはありませんよ。
アメリカ人でもイギリス人でも左利きの人は沢山いますが、
英語で困ったなんて聞いた事がありませんから。」とね。

また続けて「この子はやれば出来る子ですから。」
誉め言葉として当時小学生の私は受け止めていたのだが、
成人後に間違っているのに気づいたものの時すでに遅しであった。

やれば出来る子→やってないから出来ていない子というのが現状。
やったとして出来たかどうかはやってないので
真偽はほぼ半永久的に判明しないという訳だ。
繰り返すが異性とのする〇〇〇の行為では一切ないので念押ししておく。

小学校を卒業して定期的に同窓会は行われていたが、
時たま行く程度で段々と色気づいてきた年頃でもあり、
わざわざ休みを費やして行く事は少なかったと思う。


そのN先生と偶然再会したのは20数年前のことだった。
それ以来個別に飲みに行ったり連絡を取り合ったりしている。
という話は過去記事にも書いたので今回は単なる前振りですな。


ディーラーから1号に取付不可の為、トランクに積みっぱなしになっていた
CD/DVDデッキだがカスタマイズの専門店を知人に紹介され行ってみると
いとも簡単に装着されたのである。

それも床裏カーペットを捲って配線追加するような大袈裟な作業ではなく
走行中のTV視聴が出来るキットもついでに追加した上で作業時間は2時間程度。

理由はこれ。
http://www.beatsonic.co.jp/
ビートソニック社がきちんとトヨタディスプレイオーディオ用に
配線キットを出していたのである。
この会社が愛知県にあるのもトヨタと何か関係があるのかも知れないが、
特にトヨタ車の適応製品が豊富である。





インパネを外してディスプレイオーディオとデッキに繋ぐだけ。
デッキ本体や付属品はカムリ純正部品なのですんなりと収まる。
はっきり書けばカムリには標準装備されていて
アルティスには無かった配線部分を付け加えただけの話なのである。


デッキ本体は運転席側に少し上向きにセットされ小物入れも
スペースは少々減ったが確保されている上に流石に純正品、
ディスクの出し入れ時にシフトレバーやコンソールに
干渉しないようにきちんと設計されている。
見た目も上品に収まって何の違和感もない。

ショップによると少し古い車のオーディオとかナビなんかを最新の物に
やり替えたりするのにソニック社の製品をよく使うそうな。



今回の問題の結論は簡単に出来たりするレベルの事でさえ、
ディーラーでは自ら進んで調べたり作業したりはしないという事。
おそらく持ち込んで頼めば装着したくれただろうが、
あちらから勧めたりはしないだろうという事に尽きる。
決してディーラー批判しているつもりではないので誤解なきよう。
ある意味耐久性だとか機能面などで保証問題になるような事が
メーカーの末端の代理店としてはおそらく出来ないのだと思われる。
つまりは自己責任という事である。

どんな世界でもやはり専門の者がおり、
そういう方にお世話してもらえるかどうかに尽きるよね。
無論金と時間を惜しまぬような者には関係ない話になるけどさ。

ということで懸案事項の一つはクリアされました。
ちょっと難儀だけどそれより先に発生した問題の解決にも前向きに
対処するとしましょうかね。

なんでやねん(番外編)

2023-06-20 05:16:07 | 日常
前回の続きではないどころか全く関係ない話なので悪しからず。
いつも以上に長くなり間延び必至の為、ガズ友以外は読み進めるのは
決してお勧めするものでないのを断らせてもらっておくね。

私は自他共に認めるアンチ阪神タイガースファンである。
それも関西人でありながら何十年かの筋金入りだ。
子供の頃はTV中継が巨人戦中心だったのもあって、
全国的に世間一般の少年と同じ巨人ファンでV9時代を過ごした世代になる。

でも当時から少々ひねくれものだったのか長嶋よりは断然王のファン。
うっすらとバックネットの網目から写る王のバッティグフォームは
いつ見てもホームランを打ちそうな構えだったし、
事実その期待にも大いに応えてくれました。

派手な言動だった長嶋に比べて地味で寡黙な王。
「記憶の長嶋、記録の王」なんて表現もよくされていたが、
その評価は決して公正でないと子供心に思ったものだった。

その後、段々と興味が薄らいでいったのはそれほどの野球ファンでは
なかったからかも知れない。
後から気づいたのはその境目というかきっかけはプロ野球選手の年齢が
自分自身と比較しての目線だったようにも思う。
つまり年上の大人や先輩に対する憧れとか尊敬だったものが、
年下、いや子供に対する目線になってしまった時だったろうか。

江川卓が作新学園で甲子園に出ていた頃がその端境期のピークだった。
「怪物」と呼ばれた彼の速球はそれまでにプロ野球でも見た事のない、
理論上は違うらしいがはっきりと打席側では浮き上がって見えたのだ。
同じ高校生の選手たちが競う大会なのに江川の後にも先にも
バットにボールが触れる(空振りしなかった)だけで「当たりましたね。」
なんて実況のアナウンサーが大声を上げていたのも今考えても驚異的だ。

「時代が違う」と書けば簡単に一言で済んでしまうが、
今のように日本人が簡単に大リーグに行って活躍するようなことは
簡単ではなかったし現実的にも次元が違い過ぎて
そんな考えを持つ者もいなかっただろう。
後年の野茂やイチロー、松井やダルビッシュ、大谷なんて全く想像も出来なかった。
江川が高校卒業後すぐに大リーグに行っていたらなんて今でも妄想もしちゃうな。

話を戻してアンチ阪神というのも少々姑息な立場で、
巨人ファンならプロ野球談議にも相手になりやすいし会話も弾む
と思われるが要は阪神以外を応援するイソップのコウモリみたいな
その他11球団を密かに応援しているだけなのである。

誤解を恐れずに書くと頑張っている選手なんかには全く罪も不満も無いし、
寧ろ心から応援もしてきたつもり。
江夏のオールスター9連続三振なんてTVの前でこぶしを握り締め、
掛布やバースのホームランや打撃にも感心して微笑ましく見ていたものだ。

江本が退団のきっかけとなった「ベンチがアホやから野球がでけへんわ!」
に代表される管理者側の問題、いわゆるお家騒動や
訳の判らん一部の妄信的なファンが嫌いになった最大の理由だ。

喉元過ぎれば何とかで多くの者が忘れているだろうが阪急Gに助けて
もらってなければ村上ファンド辺りに経営改革されて良くも悪くも
今のままの状態ではなくなっていたのにね。

先に書いたように私自身関西地区に居住する身となれば
無用なトラブルを避ける意味でも声高にアンチを主張することはない。
周囲にはキチの名が頭につくほどのファンが沢山おり、
その中には勿論親しくしている知人、友人もいる。

先月その中の一人Nから「今度一緒に観に行かへんか?」とお誘いがあった。
彼はバックネット裏に年間予約席を購入するほどのタイガースファンだ。

過去にも何度か誘われたことがあったが周囲の殆どがタイガースファンの中で
逆を応援して揉めたり気まずくなるので遠慮していたのだった。

10連敗した昨年とは監督も変わったのもあるだろうが、
今年は開幕から快進撃で今日現在の時点でもパの混戦ぶりを傍目に
独走気味のセリーグ単独首位。
それも勝率もセ・パ通じて1位である。

今年に入っての阪神は非常に強く連敗も3が一回だけ、
これもセ・パ通じて阪神だけなのだからそれも頷ける。

まあ1回、2回負けたところで大した影響もないし、
いっそ余裕のヨッちゃんで連れて行ってやろうかと思ったのだろう。
日程は交流戦に入ってからの対オリックス3連戦の2日目だった。
オリックスもロッテ、ソフトバンクと激しい首位争いを繰り広げており、
好調なので期待したいところである。

実は私は甲子園球場には行くとすれば30数年ぶりになる。
それもその時は高校野球だったのでプロの試合は40年以上前の
巨人戦以来になるかと思う。
まだ球場はあの有名な蔦の絡まった緑網目の模様の時代でした。
トップの画像は今回のではないので念のため。

ところが試合の前週になって
「都合が悪くなったので悪いけど誰かを誘って行ってきてください。」
とNの座席分も頂戴するはめになったのです。
推測ながらここ連日の観戦疲れがここに来て溜まったのだろうか。

オリックス戦の初戦は休養明けの山本が久々に先発復帰し、
7回までに2桁奪三振を奪う好投でオリックスの勝ち。
こりゃ幸先良いぞ!
このままの勢いに期待が上がる。

手近なところで誘ったのが知り合いの昔の娘さんT。
近所で居酒屋とスナックをしてる経営者でもある。
Tの大学生の娘が甲子園で売り子のアルバイトをしており
一度見学がてら行きたいと言っていたのを思い出したからである。
当然彼女も阪神ファンである。
店も他の誰かに任せて是非行くとふたつ返事で連絡があった。



Tの娘も見かけたがビールや飲み物等を打っている女の子はおそらく実際は
高校生とか大学生なのだろうがどのコを見ても中学生か精々高校生までにしか見えない。
それも誰もが可愛く見える。
いやそういう趣味は無いがやはり加齢による審美眼が低下してるのかも知れない。
街中でもいわゆるブスと表現されるような女性は殆ど見当たらないのに
近年になってそう気づかされたように思う。

肝心の試合は丸っきり「なんでやねん!」の連続だった。
決して舐めた訳ではないだろう。
若手を育てる意味での登板なのだろうが先発は全く知らない選手だった。
日本のエース山本クラスとは言わないまでもセリーグ断トツ首位の阪神には
ドラ1ルーキーの曽田にはちょっと荷が重たかったようだ。
まだ開幕してから勝ち星のないピッチャーだしね。
制球がままならずボールが先行してストライクが入らないのは辛い。
初回味方が1点先取してくれたのもつかの間、
その裏に一挙4点奪われて結局8対3のオリックスの負けだった。







水筒に入れて持ち込んだ麦のロック0.5リッターを自棄気味になって飲み干し、
ガックリ感も加わって帰路の足取りも重いだけの夜でした。
翌日の3戦目は最終回にオリックスが逆転勝ちして2勝1敗。

俺が観戦に行った試合だけが負けてしまうとは・・・。
「なんでやねん!!」
もう当分甲子園に観戦に行く事はないだろうなあ。

交流戦は一旦終わりまた通常のペナントレースに戻る。
なんとかかんとか私の思惑通り阪神はパリーグ各球団に負け越して7勝10敗の9位。
今日現在交流戦首位だったDeNAは11勝7敗とぐっと近づいてきた。
後は楽天の結果待ちで交流戦同率首位タイになるかも知れないけどさ。
阪神にはペナント前半どうなるかとヤキモキしたが
いずれにせよ多少のブレーキが掛かって良しとするか。
ヤクルト、特に村上が低調なのが気になるけど少しは差が詰まって
セリーグも多少は面白くなるだろう。
残りの5球団には更に一層の奮起を期待したい。
おいっ、立浪。お前のとこもうちぃっとは頑張れよな!