映画館に行かなくなってもう何年経つだろう。
誘ってくれる相手がいないというだけが理由でもない。
観たい俳優、映画が単にないだけさ。
ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドの映画を久々に観た。
タイトルは「ブルース ブラザーズ」。
と言ってもわざわざ足を運んだ訳じゃなく
最近これという事のない程度の何となくモヤモヤした鬱陶しさで
自室でたまたま手に取ったDVDがこれだったというだけなんだ。
いやはや、素晴らしいという以外に言葉も出ないね。
良い物はいつまでたっても変わらないという事だろう。
考えりゃ至極当然、超一流のアーティストばかりだもんな。
どこを切っても金太郎の飴状態。
レイチャールズの「シェイク ア テール フェザー」とか
アネサフランクリンの「シンク」や
ジェームスブラウンの「ジ オールド ランドマーク」なんて
音楽好きにはミュージカル、痛快ドタバタが好みならパトカーとのカーチェイス、
スターウオーズのレイア姫だったキャリーフィッシャー扮する謎の女との関係も
見方を変えれば恋愛(愛憎)物とも言えるだろう。
但しこの映画に関してはあらすじや内容、解説なんてのは無意味、全く野暮。
ただ観て自分なりに楽しむのがベストだろうね。
ある意味純粋、素直になれるのも誰もが忘れているのかも知れないが。
どなたににも一度は観てもらいたい一押しの作品のひとつであった。
懐かしさだけでなくちょっぴり元気をもらえた気がするから不思議なものだな。
(続く)