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それでイイのだ建前と本音(その4補足)

2016-02-15 12:32:00 | インポート

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https://www.youtube.com/watch?v=Za100MncWnU

 

 

女「お付き合いではなく、友人関係ではあることは間違いありません。

  とはいえ誤解を招いた軽率な行動だったと深く反省しております。」 

男「親しい友人としてお付き合いさせていただいておりましたが、

  既婚の身でありながら軽率な行動によって世間を騒がせる事態となり

  深く反省しております。」

 

これはもう誰もが知っているあの混血タレントの女性と若者向けバンドの

ヴォーカルが不倫だと騒がれた後に正式にコメントした台詞だ。

 

だが後日の報道で暴露されたライン上では

 

女「友達で押し通す予定!笑」 

男「逆に堂々とできるキッカケになるかも」

 

男「こんな感じで待たせるの本当に心苦しいけど、待ってて欲しい。」 

女「大丈夫だよ!待ってる!卒論できたらいっぱいワガママ聞いてもらおうっとー!」

 

というような会話がされたようである。

 

事の真偽については不明ながら誰でも本音と建前、理想と現実みたいに

実際の思いとその言動や結果がその通りにならないのが当然だし

使い分けもアリと思う訳で、そう考えれば冒頭の件での是非は別として

心情的には十分理解できる話じゃないのかね。

下世話な野次馬根性レベルながら個人的には男がかなり情けないというか

「お前しっかりせんかいっ!」「彼女(または妻)が可哀想やないの。」と

言ってやりたい気持ちだけだな。

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先日アップしたオヤジ号の足回りを交換した記事を読み直すとあまりに主観一辺倒で

真面目なカムリコミュの方たちに誤解を招くかも知れない点と、

あれから調子に乗って既に800キロ程度走行し、

装着当初よりじっくりと純正と比べ違いが確信出来たこともあって補足程度に付記しておきたい。

正しくはまあ誰に頼まれたでもない私自身の備忘録というべきものです。

 

難しいのは例えば「硬い」、「柔らかい」という表現を使う際に何に対してどうなのか、

客観的な数値等で表せないので主観にならざるを得ないのだ。

またそれを感じる私の主観さえもきちんと文章で伝える能力があるかどうか・・・。

 

素人と比べりゃ少々失礼な話になるけどリポートする者がプロのレーサーや評論家の場合でも

専門雑誌を見ていると「素晴らしい」とか「とても良い」、「しっかりしている」等の年中オンパレードな訳で

新型が出るたび同じフレーズでは新旧両方に乗ったことのあるユーザーを除いて

判らない表現をしていると思うのは私だけだろうか。

 

色々事情はおありだろうけど以前書いたタイヤの評論なんて酷いものの最たる例で、

各社一斉の比較記事を載せない(載せられない)不文律なんてとっくに形骸化して、

素人の「みんカラ」とか「価格ドットコム」のユーザー評の方が参考になっているではないか。

もうそろそろきちんとしませんかと関係各位に強く希望する次第ですね。

 

こちらは当然素人のごく少数にしか発信しないブログの特権ではないけれど、

そう考えれてもらって何となくの雰囲気、アバウトに読んでもらった上で

そういう嗜好の人もいると思ってもらうしかないのが正直な気持ちでなのである。

 

私が今回足廻りというのはサス(バネ)とショックアブソーバー(ダンパー)の

2種類の部品限定と理解いただきたい。

 

今更ながら両方とも車を支える物だがサスはコイル定数により衝撃を吸収し、

ダンパーはそのサスの振動を減衰する役割なのはご存知の通り。

「乗り心地」という点では一般的にはそれが柔らかい方がその吸収性が良く、

硬くなると悪くなるが運動性能は向上すると言われている。

 

問題は乗り心地を優先したいと書きながら純正より少しだけではあるにせよ硬いショックに

更には車高が上がるサス交換するのはある意味矛盾、相反することをしているとも思える点だろう。

 

実のところ我々が乗る市販車ではその車の性能要素である足廻りを

メーカーによって購入時点で決定されてしまっているのがその第1因。

重要保安部品であるのが最大の答えなのは承知の上で

人の好みは十人十色、千差万別なのである。

「ノリ心地」てことはその心持ちは人によって違うのが普通だろうということなのです。

つまりはカムリハイブリッド(国内仕様)を発売決定する段階である一定の範囲の

仮想ユーザー層をターゲットにしているのはビジネス面で仕方のない話なのは理解できる。

 

但しそれが最大公約数的に正解なのかどうか案外判らないと思うのは

ここのコミュのAVV50ユーザーのかなりの人達からは「少し硬い」、「突き上げを感じる」、

「乗り心地が悪い」等の主に足廻りに起因すると思われる苦情が多かったように思うからである。

T社関係者が目にすることがあったならGAZOOコミュユーザーの意見も参考にしてもらいたいと切に願うのみだ。

 

せめてオーナーが購入後に自分の嗜好に合わせてカスタマイズ出来れば良いのだけど、

残念ながらこれだけモータリゼーションが成熟されてきたと言われる今の時代なのに

メーカーオプション、アフターパーツを含めてその種類も決して多いとは言えず、

KYBの一部製品を例外とすれば普通の市販車に選択の余地はほぼないのが現状である。

 

辛うじてMC前のカムリにはオプションのモデリスタのダウンサスがあったものの

今は何故かカタログ上から消えてしまっている上、これすら見た目や運動性を上げる為の製品で

決して純正より乗り心地を向上させる物でないのは明らかなのだ。

 

では自動車においての「乗り心地」とは私の場合何を指すのか。

 

車内外から感じる「音」、「振動」、「運転着座の状態」だろうか。

購入後に変更や向上を図る場合に具体的には「タイヤ」、「ショック」、「サス」、

それに加えて主に「シートのセッティング」等になる訳です。

 

面白いことに音や振動に対して私は全く無い状態が理想でないのも事実であり、

一般的に「音」に対しては人間に耳障りな周波数音域とか心地良い音域があるのは

色々な研究で知られている話で「振動」についてもそうじゃないかと思うのである。

例えがどうか判らないけど新幹線より普通の列車のゴトゴト感の方が寝やすかったり

するのに近い気がするのよね。

 

シートもレカロは色々な種類があるけど純正に比べりゃ相対的にはどれもやはりかなり硬い。

だけどもう30年近く愛用しているレカロフリークから言わせてもらうと

単に硬い柔らかいの違いじゃなくて腰や背中、臀部の適度なフィット感は

間違いなく疲れにくいし他のシートに座るともはや違和感を感じる時点で、

レカロは座り心地の良いシートだと表現したりするのです。

加えて私が使っているコンフォートモデルでさえ運動性能もノーマルに比べると良いだろう。

 

KYBとチューハツを見つけて交換した経緯は先に書いた通りなのですが、

これもパーツにアタリついたのかこちらの体が慣らされてきたのか

当初に感じた程の(嫌な意味の)硬さは薄れて来たように思えるから不思議。

客観的にはKYBのSRは純正よりは間違いなく硬いはずなのである。

 

乗り心地を硬さだけで判断する方には実際悪くなると感じるかも知れない。

それと引き換えに得られるものとの折り合いのつけ方をどう考えるかだね。

今、心地良いと感じるのは単品での性能は体感することは出来ないが、

当然チューハツ効果もあるからかだと思う。

 

そのチューハツの方では当初測る度に若干車高値が変わりました。

変わったと言っても2mm~3mmのレベルですが。

タイヤ(空気圧は合わせている)装着で平坦舗装路面上での誤差はあるだろうが、

装着時フロントだけが少し上がり気味だったのが現在は前後共プラス13mm~14mmに落ち着いています。 

特にサスはダンパーより耐久性があり20万キロ走ったとしても1mm~2mm程度しか変化がないと

言われてるだけにこの車に乗っている間はチューハツに多分ずっとお世話になることになるだろう。

 

両方合わせてスタート時の軽さを感じるのは先の報告通り間違いない。

低速時でも路面の凸凹を感じるのは若干修正というところだろうか。

足廻りの交換相乗効果で路面追従性が良くなったからだろうと思う。

今まで気づかなかった振動が判るようになったと表現すべきかも知れない。

ただし細かいヴァイブレーションは私にとって決して不快な振動ではないのも付け加えておきます。

 

燃費については今のところ期待したほどの変化はなし。

コーナリング性能が飛躍的に良くなったのはこれまた前回報告の通りで変わりはない。

 

最終結論として自分にとって足廻りを交換して良かったと思えるのが本音である。

結局というかやっぱり主観だらけで終わるしか出来ないようだ。

ガズ友には想定内の予想通りかと思うがここまで読んでもらった一見さんには大変申し訳ないです。

 

ああ、早く残りの課題「タイヤ」でサマータイヤに戻してどう変わるかを試したいなあ。

あれには純正より遥かに軽量のアルミをセットしているのも違いがあるのかどうかなんてね。

 

結果が芳しくなければタイヤを更に「静音化」に向かうか

それとも「グリップ化」に行くしかない気も・・・(笑)!

もしそんな両極端を試す機会があったとすれば望む結果にならなかったとしても

私自身にとっては貴重な経験になるのは間違いないだろうと思う。

「失敗は成功の母」、所詮趣味の範囲のことなら阿波踊りと同じで「やらにゃきゃ損」てものではないか。

 

それだけの期間オヤジ号と過ごせれば更に愛着も増すってことさっ!

私自身そうなように多くの皆さんの楽しいカーライフをお祈りして終わりとしましょう。

 

(了)