車好きオヤジのブログ

車好きオヤジのブログです

アレレ・・・?

2018-02-23 18:45:00 | インポート

今晩も冷え込みが強い。

 

どこかに出かける用件でもない限り焼酎片手に

ネットサーフィンするくらいしかすることがない。

 

 無題.png

 

ヤフオクとは日本最大のインターネットオークションの略称で

以前はヤフーオークションと呼ばれていたが、

語感か何かの理由で数年前にヤフオクとして正式に呼称されるようになった。

 

出品者と入札者とに分かれていてヤフーのIDさえ登録していれば

誰でも参加が出来る。

 

出品者の開始価格に対して入札し、最終的に最高値をつけた者が

落札出来るのは一般のオークションと同様である。

 

出品者側には色々な条件をつける機能がある。

主に入札者の制限と落札価格の設定だ。

 

出品でも落札でもお互いに取引終了後に互いを評価する機能があり、

5段階で「非常に良い」、「良い」、「どちらでもない」、「悪い」、「非常に悪い」を

つけることが出来るのだ。

 

上位2つは評価点が+1され、どちらでもないは±0、下位2つは-1点となり、

その累積されたものがヤフオクにおける参加者の評価点となるのである。

 

因みに俺は出品、落札合わせてもう1000件近くなっているが、

「どちらでもない」が2件、それ以外は「非常に良い」、「良い」で

出品者としても入札者としても100パーセント良いという評価にはなっている。

 

但し必ずしも取引の累積結果である評価点と

取引の件数とは一致するものではない。

同じ者との取引は何回行っても評価点は増えないが悪い場合は下がるのと、

互いに評価したくない、若しくは自分が評価されたくない場合は増減が無いからだ。

 

前者の場合は出品、落札者が互いに何度取引したとしても

同一人物同士への評価は回数1にしかならない為で、

あり意味やらせ防止もあるだろう。

 

後者は例えば男性が女性用の下着を落札したりした場合は履歴を

残したくないだろうし嗜好性の高い特殊な物などもそういう傾向があるからなのだ。

 

出品者はその入札者に対して評価30以上とか100以上というように

参加制限を掛けることが出来る。

入札者の立場からは出品者の評価点を参考にしたり、

その条件に合うのなら入札すれば良いだけである。

嫌ならしなければ良いってことだな。

 

俺が始めた20年以上前は個人間の取引が主流だったが、

最近は専門業者も多くてある意味安心、

別の意味ではドキドキ感やワクワクする気持ちも少なくなってしまった。

 

ここ10年くらいは専ら落札ばかりになってしまったが、

評価点300~400程度の頃は出品も同様によくやったものだ。

 

価格設定が判らない物の場合1円にしておくという方法もある。

1番記憶に深いのは10数年前に嫁はんが実家に残っていた荷物の整理で

ダンボール箱を持って帰った中身の処分でのこと。

 

 TO0184-1.jpg

 

60代以上の年齢の方には懐かしいでしょ。

お菓子シスコーンのキャラクター(インディアン)人形。

子供の頃にもらって遊んだらしいがそのままになっていて存在も忘れていた物。

幾らで処分できるのか判らずダメ元で3,000円の開始価格にしていた時のこと。

 

質問コーナーから1万円で即決出来ないかと相談があったり、

ウォッチリストの数が異常に多くてこれは何かと思い様子をみることに。

 

結果出品期間1週間の最後の5分で入札者同士で競りあがり、

38,000円で落札されたのである。

 

当時はオークション終了後ヤフーに登録の個人アドレスが互いに開示され

直接メールでやり取りするシステムだった。

 

で、金額に驚くこちらに対して安く買えて嬉しいとの返事が来た。

聞けばこの手はソフビ(ソフトビニールの略)人形と呼ばれるカテゴリーの物で

特に企業物やノベルティグッズの人気は異常に高いのが判明。

 

古いものはそれだけレアであまりの人気に今回の商品の物は

バブル期には型を新規で作って新たに製造されたりしていたらしい。

所謂コピー商品だ。

 

掲載写真から再生物でないと判断出来たとの事でバブル最盛期には

このオリジナル品の程度の良い状態は10万で取引されていたと聞けば納得。

 

最後にそのマニアからは儲けになると味をしめても火傷をするとも教えられた。

「但しこの世界も色々と深いので下手には手を出さない方が賢明ですよ。」

と注意も受けたのでした。

元手がゼロだけに代金は嫁はんと折半したのは書くまでも無い。

 

 

そうそうあの夜、PC上から消えたスープラの話だった。

落ち着いてよくよく考えれば入札者に質問をする時に

ウォッチリストに登録していたではないか。

 

ウォッチリストとはPCのお気に入り登録みたいなもので、

気になるヤフオク商品があった時にワンクリックで閲覧が出来る機能で

その取引が終了後もしばらくは見ることが出来るのです。

 

 

結果は予想した通りだった。

Nの出品していたスープラは希望落札価格が設定されており、

確か89万だったか95万だったかとにかく俺には手が出ない金額だったが、

その金額で入札(落札)した者がいたということさ。

出品者がこの金額なら即落札出来ますと書いてある価格なのだ。

 

前からウォッチしていた入札希望者がいてその日俺が会って現車確認するという

約束も質問コーナーで行っていたのをチェックしていただろう。

落札時刻は丁度ファミレスで会って車の説明を聞いていた時間帯だった。

 

翌朝Nからはお詫びのメールがあり落札したのはある貿易会社で、

ひょっとして25年ルールの影響かもしれないが、

俺なら大切に使ってくれただろうに残念だと書いてあった。

 

25年ルールとはアメリカの厳しい排ガス規制の特例で発売後25年以上

経った古い車はクラシックカーとされ適用されないというのがあり、

スカイラインGTR(R32)の価値が高騰しているというニュースは記憶に新しい。

 

 r32-gtr.png

 

今回のスープラは20年選手だがその予備軍になるのではという意味だ。

 

いずれにしてもこの日でなくとも価格が上がれば

俺も入札しなかった訳で縁が無かったと諦めるしかない。

 

一旦その気になったというのにどうすりゃいいのさこの私・・・。

 

 

(続く)