車好きオヤジのブログ

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天孫降臨

2018-11-17 12:38:00 | インポート

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11月ももう半ば過ぎになると朝夕の冷え込みが堪えるようになってきた。

そうこうしてるアッと言う間にすぐに正月が来るのだろうな。

 

また世間、いや人間自体が皆なんとなく気忙しくなって

合理的だというのが良いのか「先取り忘年会」のお誘いもちらほら。

年齢的なことも否定はしないが睡眠不足と深酒はもうダメになってしまった。

 

つい先日も客先接待と個人的な飲み会が連チャンでもう大変だった。

得意先の社長が3ヶ月前に交代し日中の挨拶はその際に済ませていたが、

ようやく落ち着いたので食事でもと誘われたのだ。

 

こちらが手配する以前に先方から場所と時間を指定されていたので、

体ひとつで向かった場所はお洒落な串揚げ屋の個室だった。

 

改めての乾杯と麦の水割りを頼んだ俺のグラスを見てM社長

「おや、オヤジさん何を飲んでるのですか」

『はあ、麦の水割りでして。』

「じゃあ折角の場ですからロックが美味しいですよ。」

てな会話が行われた後はもう最悪、迂闊だった・・・。

 

Mは某大手企業のスーパーエリートで現在は出向でグループ会社に

社長として赴任しているのだが元々は人事・総務畑である意味接待のプロ。

2年ばかり無事に勤めりゃ元会社に役員で戻るのが有望な男なのだ。

10年くらい前の彼が部長時代に上司のお供で同席した際、

2次会に誘って二人で飲んだ時にウワバミ並みの酒豪だったのを

すっかり忘れてしまっていたのである。

 

好き勝手喋って気がつけば帰りのタクシーまで手配されている始末。

情けないがかなり足取りも危うい。

店の勘定もあちら持ちでどちらが得意先か仕入先かという話さ。

そりゃいつもの水割りのペースでロックをガバガバ何杯も飲んでれば

酔うに決まってると気づいたのは帰宅してからの後の祭り。

 

自宅まで後5分でタクシー到着というところまで来た時に

急に込み上げてくるものが・・・。

そこから2、3分間の出来事の詳細記述は割愛させていただこう。

運転手には申し訳なかったとこの場を借りてお詫びする次第です。

因みにタクシー代金も既にチケット処理されてしまっていたのもカッコ悪い。

その翌日は久々にかなり酷い二日酔いだったのは書くまでもない。

 

 

ところがその日は少し前からEちゃんから誘われていた日でね。

以前ホルモン焼を食べに連れていったEちゃんだ。

http://gazoo.com/my/sites/0001453927/kurumazukioyaji/Lists/Posts/Post.aspx?List=8539cf08%2Dcea1%2D4b2d%2Db356%2Db996eb1ae706&ID=232&Source=http%3A%2F%2Fgazoo%2Ecom%2Fmy%2Fsites%2F0001453927%2Fkurumazukioyaji%2FLists%2FPosts%2FAllPosts%2Easpx&ContentTypeId=0x011000C75C781562E040B6A9538AF4886A26B600CA94B2E47802624DA3463BF1BDFE6729

こちらもドタキャン出来るような相手でないのを思い出してもらえただろうか。

日頃からよく自慢気に聞かされていたEちゃんの自宅近くの焼鳥屋に向かう。

 

何が気に入らなかったのかパートの仕事も辞めてしまい毎日ヒマヒマらしいが、

ドタバタしていて何度か断ったりした挙句に約束したのがこの日だったのである。

因みに彼女は決して生活に困ってパートに出ている訳ではない。

旦那は調理師で二人の子供(息子・娘)は立派に独立し結婚もしている。

家に籠るタイプでないだけで自分の飲み代+孫の玩具代てな具合だろう。

 

教えてもらった場所は某ローカル線から路地を入ったようなところだった。

パッ見だけなら一人ではまず入らんような

「三丁目の夕日」のセットにでも使えそうなかなりノスタルジックなお店。

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美味しい焼鳥屋なのは間違いないがこちらの体調が良くないのは致命的。

鳥の刺身の後、適当に頼むとこれがまた大きくて量が多い。

焼鳥って普通は1品で串1本か2本でしょ、

ケンタッキーかと思うようなのが各3本ずつ出てきたのには参った。

無理は禁物、こちらの体調を正直に話したみたものの、

当然Eちゃんのこと全くお構いない。

 

結局料理を全て平らげることは出来ず、その足でその店の近所のスナックへ。

カウンター10席程度の中はお化け屋敷かと思うような店なのに既に満席で

常連のEちゃんの為に詰めてようやく座れる状態。

客を含めて平均年齢は70歳くらいだろうか。

ママさんはひょっとしたら俺の親に近い年齢かも知れない。

プロ並みのEちゃん気分良く歌っていたがこちらはもうヘロヘロだった。

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怠惰な生活をしていてはいかんと思い立ち、気持ちも新たに小旅行にでた。

とは言っても貧乏暇なし自転車操業の身となれば

1泊2日のデンして帰ってきただけの話ではあるのだが。

 

向かった先は九州の大分、熊本、宮崎。

大阪から飛行機だけなら1時間かからないのも便利だよな。

 

場所の説明は不要だろう。

 

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今風に書けばパワースポットというのかね。

何となく神々しい気分になるから不思議なものである。

雄大な自然を眺めていれば所詮人間ごときの力なんて

屁でもないような気になってしまうな。

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山間に有る宿に入れば自然が豊かで聞こえるのは川のせせらぎだけ。

温泉に浸かって英気を養うとしよう。

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食欲は進まないのに目の前にご馳走が出てくると

卑しい食い気でつい完食してしまう悲しい性。

帰ってから未だに腹の調子はまだ良くない。

 

普段の行いのせいか、はたまた神さんのご加護か

向こうにいた2日間は好天に恵まれ場所によっては汗ばむくらいだった。

さあ、気を取り直して明日から頑張るとしよう。

 

まだこれから飲み会の予定も続きそうだし、

今日くらいは休肝日とするか。