「集中講義」には「普通礼(敬礼)」と記載されていますが、ここでは省略して「普通礼」と書くことにいたします。
いわゆる「お辞儀と言えばコレ」というほど一般的なお辞儀です。
前回の「会釈」では、「『失礼いたします』と言葉を発してから、分離礼で行なう」と申しましたが、
「普通礼」は、「よろしくお願いいたします」「ありがとうございました」と述べた後に 上体を30度くらい倒します。
それでは、今回も面接試験の順を追って、普通礼のタイミング を見て参りましょう。
【準1級】 入室 ⇒ 着席 ⇒ 挨拶 ⇒ 報告 ⇒ 状況対応 ⇒ アドバイスシート ⇒ 退室
1 面接官の前に出て、挨拶を述べる
「面接番号○番 ○○○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします」 普通礼
2 状況対応を行なう前に 「よろしくお願いいたします」 普通礼
3 状況対応の課題に合わせて 「いらっしゃいませ」 普通礼
4 アドバイスシートを受け取り 「ありがとうございました」 普通礼
【1級】 入室 ⇒ 挨拶 ⇒ 着席 ⇒ 報告 ⇒ 着席 ⇒ 応対 ⇒ 着席 ⇒ コメント ⇒ アドバイスシート ⇒ 退室
1 入室後、面接官の前に進み出て二人揃ったところで、番号の若い順から
「面接番号○番 ○○○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします」 普通礼
2 応対の課題や、面接官とのやり取りに合わせて
「いらっしゃいませ」 「いつもお世話になっております」 普通礼
3 コメントをいただき 「ありがとうございます」 普通礼
4 アドバイスシートを受け取り 「ありがとうございました」 普通礼
【チェック項目】
・ お辞儀の前後には、にこやかな表情で面接官の目を見る
特に、顔を上げた時に真顔になっていると怖いので、お辞儀している間も笑顔もままで!
・ 「いらっしゃいませ」には歓迎の気持ちを、 「よろしくお願いいたします」には謙虚な気持ちを、
そして「ありがとうございます」には感謝の心を込めましょう
・
「お願いしま~す」「お願いします」 ⇒
「お願いいたします」
・ 手の位置と指もお忘れなく
【男性】ズボン横の縫い目に指を揃える。
【女性】指を揃えて体の前で手を重ねる。
指は自然と丸くなってしまいますので、ピンと伸ばした状態をキープ しましょう。
***********************************************************************************************
レストランやお店に入りますと、いろいろなお辞儀に出迎えられます。
企業として、きちんとした教育を行なっている所もあれば、あきらかに個人にお任せといったお店もあり、
無表情のまま頭をペコリと下げたり、作業を続けながらだったり、顔だけこちらに向けるなんていうケースも。。
「そんなお辞儀でも、しないよりはマシ」という考えもあるかも知れませんが、
私は常々、「そんなお辞儀なら、しない方がマシ」と思っています。
それは、お客様に失礼だからという理由だけでなく、「お辞儀はうつる」から。
習う機会も判断する基準もない新入社員は、上司や先輩が行なうお辞儀を、見よう見真似で覚えるものです。
秘書検定をきっかけに、 丁寧できれいなお辞儀 を身につけて、お辞儀に自信が持てるようになれば、
それに相応しい言葉遣いを意識するようになるでしょうし、後輩の皆様のお手本にもなることでしょう。
お読みくださいましてありがとうございます。 クリックしていただけますと励みになります。

いわゆる「お辞儀と言えばコレ」というほど一般的なお辞儀です。
前回の「会釈」では、「『失礼いたします』と言葉を発してから、分離礼で行なう」と申しましたが、
「普通礼」は、「よろしくお願いいたします」「ありがとうございました」と述べた後に 上体を30度くらい倒します。
それでは、今回も面接試験の順を追って、普通礼のタイミング を見て参りましょう。
【準1級】 入室 ⇒ 着席 ⇒ 挨拶 ⇒ 報告 ⇒ 状況対応 ⇒ アドバイスシート ⇒ 退室
1 面接官の前に出て、挨拶を述べる
「面接番号○番 ○○○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします」 普通礼
2 状況対応を行なう前に 「よろしくお願いいたします」 普通礼
3 状況対応の課題に合わせて 「いらっしゃいませ」 普通礼
4 アドバイスシートを受け取り 「ありがとうございました」 普通礼
【1級】 入室 ⇒ 挨拶 ⇒ 着席 ⇒ 報告 ⇒ 着席 ⇒ 応対 ⇒ 着席 ⇒ コメント ⇒ アドバイスシート ⇒ 退室
1 入室後、面接官の前に進み出て二人揃ったところで、番号の若い順から
「面接番号○番 ○○○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします」 普通礼
2 応対の課題や、面接官とのやり取りに合わせて
「いらっしゃいませ」 「いつもお世話になっております」 普通礼
3 コメントをいただき 「ありがとうございます」 普通礼
4 アドバイスシートを受け取り 「ありがとうございました」 普通礼
【チェック項目】
・ お辞儀の前後には、にこやかな表情で面接官の目を見る
特に、顔を上げた時に真顔になっていると怖いので、お辞儀している間も笑顔もままで!
・ 「いらっしゃいませ」には歓迎の気持ちを、 「よろしくお願いいたします」には謙虚な気持ちを、
そして「ありがとうございます」には感謝の心を込めましょう
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・ 手の位置と指もお忘れなく
【男性】ズボン横の縫い目に指を揃える。
【女性】指を揃えて体の前で手を重ねる。
指は自然と丸くなってしまいますので、ピンと伸ばした状態をキープ しましょう。
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レストランやお店に入りますと、いろいろなお辞儀に出迎えられます。
企業として、きちんとした教育を行なっている所もあれば、あきらかに個人にお任せといったお店もあり、
無表情のまま頭をペコリと下げたり、作業を続けながらだったり、顔だけこちらに向けるなんていうケースも。。
「そんなお辞儀でも、しないよりはマシ」という考えもあるかも知れませんが、
私は常々、「そんなお辞儀なら、しない方がマシ」と思っています。
それは、お客様に失礼だからという理由だけでなく、「お辞儀はうつる」から。
習う機会も判断する基準もない新入社員は、上司や先輩が行なうお辞儀を、見よう見真似で覚えるものです。
秘書検定をきっかけに、 丁寧できれいなお辞儀 を身につけて、お辞儀に自信が持てるようになれば、
それに相応しい言葉遣いを意識するようになるでしょうし、後輩の皆様のお手本にもなることでしょう。
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