日本語検定 2*漢検との違い

2021-11-07 | 日本語検定
 漢字検定が終わるや日本語検定の勉強に取り掛かったため、つい比較してしまいます。

どちらも2級で、漢検は結果待ち、語検(日本語検定)は今週末に受検します。

タイトルに「違い」と書きましたが、もちろん共通点もあります。

そのひとつが、どちらも「受験」ではなく「受検」というところ。

試験を受けるのですから「受験」となりそうなのに、「検定を受ける」からでしょうか。


 さて、私が感じた違いの は、 出題される漢字の範囲

漢検2級が常用漢字2136字なのに対して、語検は2級でも常用漢字表外が登場します。

当然、常用漢字はマストですので、事前に漢検を学習しておいてよかったと思いました。

は、語検の配点が不明 なこと。

まだ受けてもいませんが、受検後に模範解答が出てもギリギリだと自己採点が難しそうです。

は、語検は6つの領域すべてが基準に達していないと合格できない こと。

この点は秘書検定と同様、ひとつでも苦手分野があると合格が遠退きます。

は、過去問を解くうちに頻出問題や傾向が掴めてくる漢検に対して、

語検は はじめましての問題が実にたくさんある こと。

つまり、「知っていれば解ける」=「知らない人には無理」

知らなければ、言葉や漢字が頭に浮かぶはずありませんものね。

合否を分けるのは読書量と言った人がいましたが、まさにそれを痛感しています。

そして私が思う一番の違いは、 語検の知名度

棚に所狭しと並ぶ漢検や英検の書籍に比べ、日本語検定は取り扱っていない書店もありますもの。


 ここまで書くと語検を敬遠される方もおいででしょうが、面白い点もあるのですよ。

それは 漢検に比べて例文が身近 なこと。

たとえばレストランでのお店の方の台詞 (実問題では客との会話 は正解 は誤り)
「ご来店していただきまして、まことにありがとうございます」
「ご注文をうかがいます
「ドレッシングは和風とフレンチ、どちらにしますか
「ご注文の品はおそろいでいらっしゃいますか
「どうぞごゆっくりいただいてください

身近な例 = 役に立つ ということで、私は専門学校の授業に語検を取り入れています。

今後、漢字検定や日本語検定の受検をお考えになる方がいらっしゃれば、ご参考までに。



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