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ソウルならひとりで行けそう
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近場で、しかしながら日常を離れた空間である「帝国ホテル」を選びました。
再来年から建て替えられるため、泊まれるのは最後の機会かも、という気持ちもありました。
帝国ホテルが初めてお目見えしたのは明治23年(1890年)で、初代会長は渋沢栄一子爵。
アメリカの建築家 フランク・ロイド・ライトが設計したライト館の竣工は大正12年(1923年)。
落成記念披露宴が行われるまさにその日、関東大震災が発生。
その後も、東京大空襲や GHQ による接収など、東京の歴史を見つめて来たライト館はいま、
愛知県の明治村にその玄関部分を移築再建して、在りし日の面影を偲ばせています。
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先月までのロビー装花
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分不相応ながらこのホテルのメンバーになったのは、偏にライトさん LOVE
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クレジットカードは、ファンクラブのメンバーズカードのような気持ちで所持しています。
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身の程知らずにも、本館 高層階のインペリアルフロアに宿泊。
和服の女性がお茶とお菓子とおしぼりを持って来てくださる、旅館のようなおもてなし。
「ご出発の際には、お荷物のパッキングをお手伝いいたしましょうか」とのお心遣いに、
わずか1泊の庶民は、ひたすらご辞退申し上げた次第です
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室内には長期滞在用と思しき抽斗がたくさんありましたので、
「よきにはからえ」とばかりにお任せになる御仁もおいでなのでしょう。
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中央に見える茶色い建物は、「レコード大賞」が開催されたこともある「日比谷公会堂」
左下の低いビルは、明治時代の欧化政策で建てられた「鹿鳴館」の跡地に建つ企業。
明治23年から昭和16年までは「華族会館」として使用された「鹿鳴館」ですが、
ジョサイア・コンドルとフランク・ロイド・ライトの作品が隣り合わせていたことに、
二人の建築家のファンとしては舞い上がりそうな気分です
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それはそれは美味しくて贅沢な朝食
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居心地のよさに、帰りたくない秘書にゃんこ
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でも、外は春爛漫
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桜が舞い散る前に出かけなくっちゃね。
この続きはまた今度。
お読みくださいましてありがとうございます。
Old Imperial Bar で味わう季節のカクテル
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「苺 東風(いちご こち)」でほろ酔い気分の秘書にゃんこに、
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