紫式部を訪ねて その3*宇治 平等院

2024-04-02 | おでかけ
旅の最終日は、『源氏物語』五十四帖の最後「宇治十帖」の舞台に参りました
 
 
 
京都から JR 奈良線で宇治へ
この日もよく晴れて、旅の間、持参した折りたたみ傘の出番はありませんでした。
 
 
 
平等院(ユネスコ世界遺産)といえば、10円硬貨でおなじみの鳳凰堂(国宝)
 
 
宇治は平安時代の初期から貴族の別荘地。
 
光源氏のモデルと言われる源融(みなもとのとおる)の別荘が天皇の離宮となり、
 
やがて藤原道長の別荘「宇治殿」となりました。
 
道長の嫡男頼道が宇治殿を寺院に改め、その名を「平等院」として開基したのは1052年のこと。
 
人が少ないように見えるでしょうが、実は駅からここまでの道のりも、
 
そして写真に写っていない所にも大勢の観光客、とりわけ外国からのお客様が多く、
 
コロナで閉ざされた期間を取り戻すような勢いを感じました。
 
どこのお店も満員行列で、宇治まで来ていながら、お茶が飲めなかったんです
 
 
 
日本三古橋のひとつ「宇治橋」と紫式部像。
暴れ川と呼ばれる宇治川も、この日は暖かな日差しを浴びてゆったりと流れていました。
 
 
 
宇治橋を渡って10分ほど歩きますと、住宅街の中に忽然と姿を現す「宇治市源氏物語ミュージアム」
 
 
源氏物語 にありがたい「早わかり源氏物語ストーリー」と光源氏を取り巻く登場人物、
 
女君たちを住まわせていた六条院(今で言うシェアハウス??)の見取り図や源氏香比べなど、
 
丁寧な展示内容に、入館する前と後とでは、付け焼き刃ながら知識が増えたような気がしました。
 
 
京都に戻ってJR伊勢丹の「美々卯」でおうどんをいただき、笹屋伊織でお菓子を求めて新幹線に
 
 
 
 
今回の旅のテーマである「紫式部を訪ねて」にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
 
もともと「紫」は好きな色でしたが、年齢を重ねるごとに一層身近に感じられる色となり、
 
行く先々で目に留まる品々や雰囲気までもが紫色に染まる中、しっとりと旅情に浸ることが叶いました。
 
 
次回は、ちょっと足を延ばした先や立ち寄ったお店など、番外編をお伝えして旅のしめくくりとします。
 
 
 
お読みくださいまして、ありがとうございます。
美々卯のおうどん に、
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