風薫る五月を迎え、お休みの方もお仕事の方も、爽やかにお過ごしのことと存じます。
さて、先月は「読んだ本」の投稿が遅れたため、今月は早々に載せることとします。
『完全保存版 あさきゆめみしの世界』(著:大和和紀)
『源氏物語』の世界を美しい漫画で表現した、大和和紀先生の『あさきゆめみし』全十巻。
14年の歳月をかけて完成した作品は実に読み応えがあり、今なお余韻に浸っています。
登場人物の、とりわけ女君たちの顔が似ているのは、母娘や姉妹や姪だから。
区別がつかず巻末の「人物紹介」と「相関図」を確認しましたが、その回数も徐々に減り、
原作を紐解く NHK の関連番組も理解できるようになりますと、面白味が増します。
関連番組といえば、この連休中に再放送された NHK『いいね!光源氏くん し~ずん1』
現代にタイムスリップした 光源氏 と 頭の中将 が繰り広げる、笑いあり涙ありの物語。
(し~ずん2 は、5月5日の午前1:10~(5月4日の深夜)に一挙再放送されます)
京都 宇治にある「源氏物語ミュージアム」を訪ねて「早わかり源氏物語」の年表を見てしまい、
自分たちが紫式部によって描かれた架空の人物であることを知って困惑する二人。
(オレンジ色のコートの女性は、NHK 朝ドラ『虎に翼』のヒロイン 伊藤沙莉さん)
先日、同じ場所を訪れただけに、いっそう楽しく視聴しました。
宇治川のほとりにある「夢浮橋ひろば」
連休中は大勢の人でにぎわっていることでしょう。
お読みくださいまして、ありがとうございます。
抹茶パフェに夢中になる光源氏とスマホを使いこなす頭の中将 に、
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