東京都写真美術館『時間旅行』

2024-07-07 | おでかけ

猛烈な暑さの週末、お元気でいらっしゃいますか。

 

東京都写真美術館(TOP MUSEUM)恵比寿ガーデンプレイス

 

 

本日まで開催されていたコレクション展に参りました。

 

 

『時間旅行 千二百箇月の過去とかんずる方角から 』

1924年を出発点として、現代までの百年間を収めた内外の作品から  の作品を写しました

 

 

『パリ市庁舎前のキス』(1950年 ロベール・ドアノー)

 

 

『LIFE』表紙(1936~1971年)

 

 

『渋谷駅前』(1939年 桑原 甲子雄)

 

 

『渋谷駅前広場』(1948年 田沼 武能)

中華料理店と江戸屋の間に京王井の頭線の「澁谷駅」があり、右手には大林百貨店。

現在の渋谷マークシティ辺りでしょうか。

 

 

『群衆 上野駅』(大束 元) 夜行列車を待つ人々

 

 

『東洋唯一の地下鐵道 上野浅草間開通』(1927年 杉浦 非水)

上野 ⇔ 浅草ということは、現在の「東京メトロ銀座線」の一部ですね。

1927年(昭和2年)の12月30日に開通したためか、ポスターに描かれた人々は冬の装い。

物珍しさもあって、乗車時間わずか5分のために、2時間待ちの行列ができたとか。

 

 

『帝都復興と東京地下鐵道』(1929年 杉浦 非水)

「帝都復興」とは、1923年(大正2年)の関東大震災からの復興。

「地下鐵 上野ストア」は、上野駅に地下道ができて日本初の地下商店街が登場した際、

そこに開店した地下鉄直営のストアのことのようです。(メトロアーカイブより)

 

当時、都民の人口は300万人以下で今の5分の1程度ですが、ポスターから溢れそうな人・人・人。。

ハチ公前で人待ち顔のお嬢さんにはスマホもなく、人の集まる所はゴミが散らかり放題。

今より不便で不衛生で混沌とした時代の一方で、活気や勢いが感じられる大正から昭和。

千二百箇月の人々の営みを、震災・戦災を経て保存されていた貴重な写真の中に見出しました。



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