うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

共依存

2009-08-01 | Yoga
・DVを受けているのに、なかなか別れられない。
・自分の彼が異性関係にだらしないのに、意地でも別れられない。
・人の世話をする事に生き甲斐を感じ、人に感謝又は愛される事を目的に関係を維持する。etc.

共依存と言う言葉は、心理学で用いられ、明確な定義がなく、どこからが共依存か分かりづらいものではありますが、結果的に何も生まない関係、お互いもしくは周りを不幸にしてゆく関係であると言われています。

共依存の原因になる被共依存者は、人間関係に主導権を持ちたがるので、ある意味すごくわがままで、想いとおりにならないと、感情的に(攻撃的又は泣くなど)なることが多いようです。(境界性人格障害)

この共依存関係は、自分も周りも精神的に疲れて不幸になってゆく事が多いので、早くお互い自立する必要があります。
(つまり、関係を解消するべきだと言う事)

ただ、被共依存者も巻き込まれている人も、意外と気づかない事が多いので、客観的に見てもらえるカウンセラーやドクターに相談するのも手です。

人間関係は何らかの依存で成り立ってはいますが、依存のしすぎ(特に感情的な依存)は、徐々に良くない方向に向かうので、人間関係にの距離感に注意が必要ですね。

※YOGAスートラには、このような心の問題について、原因と対処法が書かれており、2000年も前から、人は心の問題で苦しんでいたのが分かります。

yama-B@MAYURA