スケートよた日記

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町田ゆかりの詩人 八木重吉

2016年07月07日 | 市民講座
町田市民大学公開講座「大正デモクラシーに挑んだ詩人・八木重吉 貧困化する社会と人間性の発露」を受講しました。町田市生涯学習センターホールはほぼ満席!講師は横浜国立大学の上田誠二さん。

記憶に残ったところ。
・富国強兵で右肩上がりの明治から一転、貧困層の反動が出てきた大正時代。だから大正デモクラシー。
・こども=小さい大人という明治の認識から、こどもが大人とは別の特性を持つことが理解され始めた時代。
・八木重吉は、教育が次の時代を作るとして、教職につく。そして純粋なこどもが青年になる過程に悩む。
・この時代の芸術家の大半は、国威発揚のための仕事をしていた、という事実。
 → 教育が次の時代を作るという点、いままで気づかなかったのでハッとした。確かにその通り。

年表の説明を聴いていてちょっと驚いた。この大正時代、近年の状況ととても似ている気がした。これからの日本が戦争への道を進まないことを、切に願いたい。(ここの記述、私個人の発想であって、講師にはこんな解釈の意図はなかったと思います)
 明治の富国強兵から大正デモクラシー = 右肩上がり昭和から貧富拡大の平成
 女性解放運動の始まり = 子育て支援、少子高齢化対策
 関東大震災で人種問題 = 東北地震等で原発や家庭DVの顕在化
 軍部が権力を取る = 憲法改正論議

市民大学は市議会議員さんの参加が時々ありますが、この日もひとりいらしてました!
別講座での知り合い数名と久しぶりの再開。覚えてくれていて嬉しい!
コメント
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