今月の花は「睡蓮(スイレン)」です。
以下はネットにあった解説です。
水面に浮いたように大きな花を咲かせる睡蓮は、幻想的な雰囲気を演出して
くれますよね。日本全国の池や沼に広く分布していることや、フランスの画家
モネの絵画から、一度は花を見かけたことがあると思います。また、同じように
水面に咲く「蓮(ハス)」と混同してしまう方も多くいます。
学名の「Nymphaea(ニンファエア)」は、ギリシア神話に登場する水の精「nymph
(ニンフ)」に由来するとされています。ニンフは、英雄ヘラクレスに捨てられ、
ナイル川に身を投じて睡蓮になったとされている妖精のことです。この伝説とは
別に、睡蓮は水辺に咲くことから、花を摘み取ろうとすると魔物によって水中に
引きずり込まれるという伝説がドイツなどヨーロッパ各地にあります。
また、和名の「睡蓮」は、夕方になると眠る(睡る)ように花を閉じることにちなん
で名付けられました。別名の「未草(ヒツジグサ)」は、未(ヒツジ)の刻(午後2時
頃)に花を開くことに由来しています。ただ、実際は朝から夕方まで花を咲かせ
ています。