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蘭「金陵辺」のこと

2021-05-14 | 山野草

たまに株分けをするくらいでほったらかしていた蘭が「金陵辺」という名前だと判りました。

調べる途中で、かつて愛好家が群がって育てた歴史もあり、今でも交配してつくりだされた品種が多くあるという。

うちのはありふれた原種に近いもので、そう華やかな花が咲くものではない。ただ葉は斑入りで気合いを入れて世話さえすれば白い筋が入ったスマートな剣型で美しいのです。(ここらから少々ひいき目で見るようになった)

もらったとき「葉がきれいで花も美しい貴重な蘭です」と教わったまますっかり忘れていました。

ところがたまたま「あれっ 花が咲いてる」と見つけてもそんなに感激もなく、それより隣の「春蘭」が咲かないことにがっかりしていました。

 

雑草という名前の草がないそうなので、蘭だって名前があるでしょう好きになり掛けてふと思い立ちました。

検索すると「金陵辺」は一番に出てきました、「地味な原種の蘭」「斑入りの葉」「愛好会」などいろいろ入力しては外れながらやっと見つけました。

一夜明け、「金陵辺」と呼ぶのは「オイッ、人間」と呼ぶようなもので失礼かも、そんなに人気があったのならちゃんとした名前があるでしょう。

驚いたことにこれも検索したら一番に出てきたこれは「池田錦」らしい。

なんかお相撲さんのような古風な名前ではないか、君は金陵辺さんちの池田錦さんだったのか。

ついでにバンザイをしたような花びらにも名前があり、模様にも曰くがあり、その筋の人たちはそれで名前を見分けて、展示会で褒め合ったりしているようで、勉強になった。面白かったです。

ついに「ひとり金陵辺愛好会」を結成しました。家族も引き入れようと思ってはいるのですが。

 

春蘭は春早く咲くのに今年も咲かなかった。四国の伯母の山からダンボール箱にいっぱい積んで帰ったのですが。気がつけば「春蘭」も残り一鉢になって絶えようとしていました。

驚いて植え替え用に蘭鉢ふたつと鹿沼土の大中小の粒の袋を買って帰りました。この春蘭は山から採ってきた原種なので「春蘭」または「日本春蘭」というらしく「春・蘭」ということで気が付けば冬蘭もあるらしく悩ましいところです。

「春・蘭」さんは、動画でおそわったように正しく植え替えして、取り敢えず咲くまで待とう 家康さん。

 

このアカンベーの形もちょっと好きかも

ハデなばかりが花ではない

なるほど葉っぱも美しい。

根っこの乱れは心の乱れ、整理して植えるべし。「春蘭」

 


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