萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

男はつらいよ 第39作「寅次郎物語」

2006-11-17 22:14:22 | 寅さん
この作品を観る前は、秋吉久美子さんよりも古手川裕子さんの方が寅さんのマドンナに合っているのではないかと思っていました。

でも秀吉という子供を挟んで「父さん」「母さん」と呼び合う二人はとても親密な空間を上手に作っていきます。

見返していない作品ではあるのですが、温かい雰囲気は覚えています。


今回はフジテレビの方で大泉洋主演の「東京タワー」がやっと放送されるということもあって、我が家では一体どっちを観るのか、、、大勢は決しているのですが。



11月18日 夜9時より BS11です。


mac
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渥美清VS三船敏郎 第38作 男はつらいよ「知床慕情」

2006-11-11 06:12:14 | 寅さん
前作もそうでしたが、サブタイトルに「寅」もしくは「寅次郎」が入らない作品って結構珍しいんです。10作までは「奮闘編」とか「望郷編」といったタイトルが目白押しですが、初めて「寅次郎****」と入った作品が第8作の「寅次郎恋歌」です。その後は第10作の「寅次郎夢枕」から第35作「寅次郎恋愛塾」の間では1回だけ第16作が「葛飾立志編」として、寅次郎と入らないくらいです。
その後では、第36作「柴又より愛をこめて」(ヤマトみたいですね}。第37作「幸せの青い鳥」、そして本作「知床慕情」までが3作連続で「寅次郎」がサブタイトルに入っていません。
この後は第42作「ぼくの伯父さん」だけで、それ以外は全て「寅次郎」が入るのです。

今日放送予定のこの作品は、何故か昔ビデオをもらって観ました。とても風景が良かったことを思い出します。第41作「寅次郎心の旅路」でも共演する竹下景子さん、淡路恵子さんのコンビもお楽しみです。
そして何といってもこの作品は一応恋愛指南系に属します。そして指南するそのお相手がマドンナ竹下恵子さんの父親を演じる天下の三船敏郎さんなのです。

三船敏郎さんといえば、七人の侍や用心棒でおなじみの黒沢映画の顔、世界の三船と呼ばれる国際スターですよね。僕も黒沢映画は何本か観ているのですが、三船敏郎さんは圧倒的な存在感で画面の中を躍動します。以前食わず嫌いの家内に無理矢理「七人の侍」を見せたら、早起きして一人でもう一回見ているので理由を聞いてみたら、白黒なのに色を感じられるということと三船敏郎カッコイイ!とのことでした。

三船敏郎さん本人は付き人も持たず、撮影スタッフと一緒に機材を運ぶ、とても気さくでやさしいお人柄だったそうです。
渥美清さんも、撮影現場でタバコの吸殻を拾って歩く三船さんを見て、ショックを受けたとも言われています。

それでは今晩の放送をお楽しみに!!


11月11日(今日はポッキーの日だそうです) 夜9時より BS11で!



三船敏郎さんの画像を観ると、必ず「七人の侍」を見たくなってしまうmacでした。

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第37作 男はつらいよ「幸せの青い鳥」

2006-11-04 05:30:02 | 寅さん
大空小百合こと岡本茉莉さんがいつまでも寅さんの旅先を華やいだものにしてくれていました。
初めてあった旅先の芝居小屋。雨の中で客がこないので公演を中止した際、宿屋まで傘を差して寅さんを送ってくれたのが、大空小百合ちゃん。そして五百円札と間違えて五千円札を渡してしまうのですが、この旅一座には何度も出会い、ある時期の冒頭の夢のシーンにはここの座長さんが敵役を務め続けた歴史もあります。
寅さんを「車先生!」と独特のイントネーションで持ち上げ続けた小百合ちゃん。

その座長の悲報を聞きつけ、大空小百合ちゃんを今回は寅さんが訪ねるという回であります。そしていきなり小百合ちゃんが志穂美悦子さんに変わってしまうのでした。


なんだか今までの小百合ちゃんの印象をさっぱり引き継いだ感じがなくて、当時は「見るのがつらいよ」とタイトルを替えたくなる作品でした。

この作品に有森也美さんもでているということは、この作品の前後に「キネマの天地」が作られているのでしょう。彼女と渥美清さんは親子を演じます。山本監督もその作品には監督役で出ています。


キネマの天地もフェリーニのインテルビスタや蒲田行進曲なども、映画を描いた映画を何度も観ていた時期があります。


あららまた書いていて気乗りしなくて他の話ばかりです。
今日は見直すつもりで観てみます。


今晩9時より BS11で!


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ハイ、寅ちゃんです!

2006-10-28 03:56:03 | 寅さん
携帯から投稿する場合、タイトル文字数に制限があるため、苦労します。

今日の正式なタイトルは、
10月28日 男はつらいよ第36作「柴又より愛をこめて」

です。

今回は美保純さんが大活躍です。
家出をしてしまったあけみ(美保純さん)を連れ戻そうと、みんなの要請に応えて寅さんが出動します。
しかしなぜか二人で船に乗り、式根島に。
そこで今回のマドンナ、4作目以来2度目の登場の栗原小巻さん演じる先生と出会います。

先生を慕い、船着場に続々と集まってくる卒業生に交じって、寅さんは一人一人の卒業生の名前を言い当てていく先生を悩ませてしまいます。
「ごめんなさい。あなたのお名前、なんでしたっけ?」と尋ねる先生にたいして、寅さんは裏声で「ハイ。寅ちゃんです!」と答えるのです。

恋のライバルには、That’s不器用の川谷拓三さん、卒業生の中に保積ぺぺさんが登場します。

マドンナに夢中な寅さんをよそに、人妻あけみも島の青年と仲良くなるのですが、彼女にも失意が待っています。

私も今年の頭に卒業以来ほぼ25年ぶりの、小学校の同窓会に参加しました。
6年生の時の全クラスの担任の先生が勢揃いしてくださり、卒業式のように出席者一人一人の名前を呼んでもらって、壇上で近況や思い出話を交えてあいさつをしました。
みんなが元気な姿で登場するので、とても嬉しかったです。


卒業式前に転校してしまった人達も捜し出したりして、本当に幹事連には頭が下がりました。
けどまたやって欲しいと強く思いましたね。

おっとまたまた話が逸れてしまいました。


今晩9時より、BS11です。お楽しみに!
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10月21日「寅次郎恋愛塾」

2006-10-21 06:26:20 | 寅さん
風邪を患っております。
週末は家族に感染らないように下宿先に居ます。皆様も風邪などを召しませぬようご注意下さい。
という訳で、今回は携帯からの投稿で寅さんの紹介記事です。



長崎で荷押し車の後ろを押してあげたのが縁でとあるお婆さんの家にご厄介になる寅さんとぽんしゅうさん。

そのお婆さんが二人の泊まった夜に、いきなりご臨終になられてしまいます。
ロザリオを胸に握らせ、教会や身内の娘に連絡を取り、墓まで掘る二人に孫娘役でマドンナの樋口可南子さんが登場し「お婆ちゃんの最後の様子を知りたい。」と言われ、寅さんは東京での再会を約束します。喪服姿が可愛いかったとか、そんなこと言ってる奴の神経が信じられないとかの言い争いで寅さんとぽんしゅうさんはその晩別れてしまいます。
東京で再会する寅さんとマドンナ。

そのマドンナ樋口可南子さんと同じアパートに住み、彼女に憧れる法学部の苦学生演じる平田満さんを、寅さんははじめいたぶるように、でも最後には説教も交えて、自分はなかなか成就しない恋愛の指南をかってでるという作品です。

樋口可南子さんのかなりきわどい台詞に「男はつらいよ」が世相によったか、樋口さんのチャレンジ精神を反映したのか、若干長淵剛さんが出演する「幸せの青い鳥」と同じような恋愛指南ものの中でも少し異端な香りのする作品でございます。

マドンナが世知辛い世の中で苦労しながら生きていく描写は、りりーに通じるものがあります。




ところで寅次郎というネーミングが吉田松陰から来ているのではないかという話を以前書きましたが、信憑性が高まって参りました。

杉百合之助の次男として生まれた吉田松陰は一時期寅次郎と名乗っていました。
では長男はというと、梅太郎という名前です。
杉家は大変貧しいのですが松陰、梅太郎の母お滝が毎日なにがなくとも風呂を沸かすという奇策にでて、杉家を明るくしていくのですが、、、話が反れました。

この梅太郎という名にピンと来ましたでしょうか?裏の印刷工場、朝日印刷のタコ社長の名前が桂梅太郎なのです。

皇道に基づく秩序の復権を説き、尊王攘夷なる革命の根本の論理を立て、多くの子弟を育て、アメリカの船に密出国を求める寅次郎(松陰)と、杉家を支える梅太郎。

「寅さんが羨ましいよ」が口癖のタコ社長。杉家の梅太郎がそう口にしたとは言いませんが、何か因縁めいたネーミングの符合だなと思った次第です。

ところでこの吉田松陰、アメリカ密航で捕えらるのですが、一旦は出獄を許され、松下村塾を開き講義を開始します。
安政の大獄はさらに数年の後のことです。

今晩BS11 夜9時からです。

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10月14日 男はつらいよ「寅次郎真実一路」

2006-10-14 06:25:39 | 寅さん

大原麗子さんが再びマドンナで登場するこの作品。夢はあの「寅さーん!」と啼く怪獣を退治する車博士の登場。

 物語は、猛烈なサラリーマンを演じる米倉斎加年さんに飲み屋でご馳走になり、お礼に会社を訪れた寅さんとまたしても飲んでしまい、話を聞いただけで寅さんの旅生活の境遇に憧れてしまい、失踪してしまう夫をマドンナの大原麗子さんと探し回るという物語。

夫を見かけたという情報を元に、大原麗子さんと旅を共にした寅さんは、あいつがでてこなけりゃと、自分がこの旅を楽しみ、人の不幸を願っていたことに堪らなくなってしまう。

前回の作品からタコ社長の娘役に、美保純さんが登場していたんですね。何かと寅さんの肩を持ちいつも夫の悪口ばかりを言うという、タコ社長を悩ます見事な役作りは大成功します。

 

10月14日 夜9時からの放送です。

 

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10月7日 第33作 男はつらいよ「夜霧にむせぶ寅次郎」

2006-09-30 20:25:45 | 寅さん
今、テレビが見れなくなりまして、もっぱら歴史小説を読んでいるのですが、今読んでるその人物の幼少の名前が「寅次郎」という人物だったんです。
誰だと思います?
何と吉田松陰です。杉百合之助の次男で、吉田家を継いだ叔父に請われて養子になるのですが、その時の名が寅次郎だったんです。誕生年が1830年、天保3年 庚寅(こういん かのえのとら)なこともあり、虎之助という名だったこともあるようです。

じゃあ寅さんは?というと、かもめ歌の時の履歴書は1940年(昭和15年)生まれ。その年は辰です。1938年(昭和13年)生まれだと寅年ですね。その前だと1926年(昭和元年;大正15年)です。
渥美清さん自体は1928年(昭和3年)生まれの辰でして、寅さん寅年生まれ説はかなり微妙ではありますね。

ちなみに私の弟は寅年です!そしてタイガースファンです。


なぜこんなことばかり書くのか・・・・。
今回の作品は、男はつらいよの中で、私が余り好きではない作品だからかも知れません。

中原理恵さん、懐かしいですね、多分今見るとRIKAKOさんに似ているでしょうか?東京ららばい、聞けば思い出せると思うんですが。。。。

欽ドンに出ていたイメージが残っています。

この作品が嫌いな理由を挙げるのは止しておきますね。

でも・・・これだけは。。。
最後は寅さんVSクマのきぐるみというエンディングですが、シリーズを愛するものとして、このシーンに関しては先に謝っておきます。

平にご容赦を!


放送は10月7日の午後9時からです。
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9月23日 男はつらいよ「口笛を吹く寅次郎」 寅さんの最終回!?

2006-09-20 00:11:06 | 寅さん
三択の女王、竹下景子さんが初登場する「口笛を吹く寅次郎」が今週末9月23日に放送されます。そして2代目のおいちゃん、松村達雄さんがマドンナのお父さんとしての登場です。
中井貴一さん・杉田かおるさんペアが、家業を継がずに写真に情熱を燃やして上京するマドンナの弟と、それを心配して故郷から追ってくる女性というお話で盛り上げてくれます。

この回で、寅さんの訪れる場所は備中高梁です。この地はかつて博の父飃一郎の故郷で、第8作の「寅次郎恋歌」でも滞在し、りんどうの花のお話を聞いた場所。飃一郎の法事があることを思い出し、駆け付けてみたらお坊さんや街の人に気に入られて寅さんも坊主をしているというおかしな設定です。櫻、ぶっ倒れそうになっちゃいます。
そのお寺の娘が今回のマドンナ朋子さんを演じる竹下景子さんです。

この後竹下景子さんは、第38作「知床慕情」、第41作「心の旅路」にと複数回、別のマドンナとして登場します。

竹下景子さんといえば、クイズダービー!クイズダービーといえば寅さんの最終回が三択で問題になったことを思い出します。

当時の山田洋次監督が考えていたことで、もちろんこのシーンは映画では実現しませんでした。が、寅さんをまだよく認識していなかったおそらく高校生?の私にもイメージがしっかり出来るくらいリアルなラストシーンでした。


それは次のようなものです。

柴又帝釈天題経寺の境内で、子供達とかくれんぼに興じる寅さん。鬼の子供が寅さんを探し出し、「寅さん、見つけ!」と叫ぶ。その子の指先には、仏のようにして眠るように亡くなっている寅さんが居る。

というラストシーンだそうです。

この問題自体を覚えていらっしゃる方が居るかどうか。。。。
大橋巨泉さんと竹下景子さん、はらたいらさんには覚えていて欲しいですけど。(篠沢教授・斉藤慶子さんは覚えていないでしょうね。)

死別だったんです、やっぱり寅さんとのお別れは。。。。山田洋次監督の考えた「もしシリーズを終らせるには・・・」ってことなんだったと思いますが。

でも私はこのシーンの印象が頭から離れず、色々な回と組み合わせてみたりしたのですが、振られてしまうことが多いので、どの回のラストに入れても悲しい終わり方です。映画のラストは、やっぱり振られても「バッキャロー」と強がったり、旅先で元気に商売してたり、おばあちゃんの肩を叩きながら大笑いしているような寅さんの方がいいですもんね。

幸せになった後にこのシーンでも、それはそれで悲しすぎます。
一体どういう構成の結末にこのシーンを持ってくれば納得できるのか自分は分りません。

まあ最終回の件はさておき、

第32作「口笛を吹く寅次郎」をお楽しみに!
9月23日 夜9時から、BS11です。


昭和58年 1983年の思い出 この映画の公開当時の思い出です。
東京ディズニーランド開園
日本海中部地震(M7.7)発生
戸塚ヨットスクールの戸塚宏校長逮捕
大韓航空機撃墜事件

映画は戦場のメリークリスマス・フラッシュダンス・南極物語公開

松田聖子『天国のキッス』安全地帯『ワインレッドの心』

連続テレビ小説に『おしん』
『世界まるごとHOWマッチ』放送開始

私は、デュランデュラン・ジャパンなどのビジュアル系を消化し、ジャーニーやらREOスピードワゴン、エイジアを経て、レインボー・マイケルシェンカーグループ・ナイトレンジャーなどのギターフューチャー系のハードロックバンドに傾倒し始めた頃です。

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9月16日 男はつらいよ「旅と女と寅次郎」

2006-09-12 06:18:28 | 寅さん
今回の作品では、寅さんが劇中で世間的に有名な演歌歌手の京はるみ(都はるみ)に恋をしてしまうという物語です。

日本海と女、日本酒に演歌、というベタベタな作品ではありますが、ビデオで観ていた当時は単純に、「寅さんってすごい人とお知り合いなんですねぇ」的な柴又のみなさんが寅さんを見直すようなところが、まるで「実は僕はウルトラセブンなんだ」と告白するモロボシダンのようにかっこいいのでは?と思っていました。


一緒に旅をしていたのが逃避行中の京はるみだと分り、憔悴しきって柴又に戻ってきて、ウォークマンで京はるみを店先から盗むような具合で聞きまくる寅さん。

都はるみさんの演技はというと、余りよくはないのですが、曲はさすがに素晴らしいです。涙の連絡船、大阪しぐれ、アンコ椿は恋の花、細川たかしさんの矢切の渡しも登場します。


漫画の”俺節”よりも先に、この映画で演歌と向き合い、都はるみベストのカセットを買って寅さんと同じように聞きまくるという行動に打って出る俺。。。当時はカラオケボックスが始まったばかりの頃でした。キーを合わせて都はるみを唄うと、少し友人に引かれてました。




それでは放送をお楽しみに。

9月16日の夜9時から BS11です。

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9月9日 男はつらいよ「花も嵐も寅次郎」渥美清vsジュリー

2006-09-06 22:45:49 | 寅さん
とうとう30作まで来たんですね。。。なんだか感慨深い気持ちになっちゃいます。しかもこの作品は寅さんを観てもらおうと多くの友達と一緒に観た作品なんです。

実際に結婚した沢田研二さんと田中裕子さんが登場します。
この後の作品で登場し、共演する長淵剛さんと志保美悦子さんも結婚されます。が寅さんとの関わりがきっかけだと強く印象に残っているのはこちらのお二人です。


この作品はちょうど10作前の第20作「寅次郎頑張れ」の時と同じような恋愛指南系の頂点に立つ作品です。

内気な好青年の沢田研二さんと大分の温泉旅館で会い、同じ宿に泊まっていた田中裕子さんも「袖触れ合うも多少の縁」と沢田研二さんのお母さんのお弔いに出席させるのですが、寅さん「葬式」だと張り切りすぎて大騒ぎに。

その宿からの観光に三郎青年(沢田研二)の車でお出かけし、楽しかったひと時を過ごして別れ別れになるその時に、三郎青年はいきなりの告白で田中裕子さんに振られてしまいます。


「二枚目過ぎて」という理由に、寅さんウキウキですが、真剣な表情に「仕方ねぇなぁ」と本腰を入れて指南します。この教えが大爆笑です!


マドンナの役名は忘れてしまいましたが、田中裕子さんは本当に美人です。
絶妙なバランスの顔立ちです。

また内気な青年を沢田研二さんが好演します。おばちゃんなんか惚れちゃってますから!完全に。

そしてタイトルにもなっている「花も嵐も~♪」は旅の夜風という曲でして、
愛染かつらというナイチンゲールみたいな人の映画の主題歌だと聞いています。
よく大学時代にスナックなどのカラオケで歌っていましたが、どうもしっかりとした音程を知らないため「下手くそ!」とよく罵声を浴びていました。

9月9日 夜9時からです。


私は、その日名古屋での友達の結婚式を終えて、ホテルで観ているかもしれないですね。飲んでるかもしれないです。。。


昭和57年 1982年の思い出

500円硬貨登場
フォークランド紛争勃発
ホテルニュージャパン火災
東北新幹線大宮~盛岡間で開通

山下久美子「赤道小町ドキッ」、細川たかし「北酒場」、中島みゆき「悪女」、嶋大輔「男の勲章」サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」、シブガキ隊「NAINAI16」。

多分私は、この年の山下久美子のコンサートに小田原市民会館に生涯初のコンサートに行きました。デュランデュラン、ジャパンにハマる直前の時期でした。

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9月2日 男はつらいよ「寅次郎あじさいの恋」

2006-09-01 21:42:34 | 寅さん
前回の「寅次郎紙風船」の感想をまず。

寅さんに合うマドンナ像の模索。商売に慣れ、とらやの前で自然に声を張り上げて人を呼び込む。同業の”カラスの常”の奥方。よくリリーさんのことをとらやの面々が話す「苦労をしてる」にとても近い境遇の光枝さん。しかもカラスの常に「自分が死んだら光枝をもらってくれ」とまで言われ、観客に今度こそはと思わせるに十分なシチュエーションでした。

特に光枝さんが見舞いに来てくれた寅さんに「寅さんが来てくれて、とっても楽しかった。」と言われて、何気なしに寅さんが「そうかい?」と応じる、このいつもの雰囲気が良かったです。この後「あの人あまり長くないの」と奥さんから聞かされ、ビックリする寅さん。

寅さんのとらやでの境遇を考えると、多くのマドンナが「とらさんはいいなぁ」と感想をもらす。叔父さん、叔母さん、妹夫婦という構成なのにまるで磯野家のようです。

家族や肉親の良さを、孤独な旅空の下で十二分に感じている寅さん。
だからこそ家族を持つという覚悟を、「寅さん、どうか持って下さいな」といつも考えています。


さてさて今回の「寅次郎あじさいの恋」は、私が生涯で一番最初にテレビで最初から最後まで観た”男はつらいよ”です。

当時、
そうか寅さんの職業ってテキヤだったのかぁ とか、
え~~、寅さんってモテるんじゃない! とか思ったことを思い出します。

寅さんが世間的に偉いと思われていそうな陶芸家に、なんか悪いことしてんじゃないの~。じゃなきゃこんな家は建たねぇわな とブスリと皮肉るセリフなど見所満載です。
そうですねぇ。。。寝室での寝た振りってのもすごいですが、なんといっても大失態なのは、寅さんがかがりさんに誘われた鎌倉のデートに「満男も来い」と連れて来てしまうところ。

この残念で堪らなくなる寅さん映画の真髄をどうぞお見逃しなく。

9月2日 土曜日 夜9:00-です。


そうそう、私の周りには9月2日生まれの人が複数居ます。
誕生日、おめでとうございます!!
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8月26日 男はつらいよ 「寅次郎紙風船」

2006-08-26 06:32:04 | 寅さん
浪花の恋の寅次郎、皆さん御覧になりましたか?
寅さんの中でも自慢のマドンナであったはずのふみさんに、寅さんがいきなり振られてしまうあの場面。しかもとらやの茶の間でひろしに「兄さんにはそういうところが足りないんです」なんて言われちゃって、寅さんも稲光が飛び込む暗い2階の部屋で、さくらに「こっちの気持ちも考えてくれってんだ」とマドンナに対する恨み節が炸裂。その雰囲気を最後の対馬に住むマドンナ夫婦の元を訪ねるといった演出で、丸くしてはいたけれど。。。私はこのとらやでの寅さんの失恋場面が余りにも悲しくて見返さない作品になってしまったんだと思い出しました。
その切なさは、マドンナがマドンナとしての完成度が高ければ高い程、落差が激しくなってしまうのでしょう。非常に美しく悲しかった回です。これこそが悲劇の決定版とも言えます。放送されたものを今度は直後に見返しました。

harunakamuraさんが、浪花の恋の寅次郎への想いを綴られていますので、ここにご紹介させていただきます。


そうそう、前回話題を振ったとらやへの帰郷は必ず”右から”(江戸川・帝釈天方面)だけで、”左から”(柴又駅方面)の回の記憶がないと言ったら、大阪から帰って来る寅さんは源公に気付かれて左から登場しましたね。もっとあるのかも知れません。いきなり左から帰ってくるから、ビックリしちゃいました。


ところで大変申し訳ないんですけど、今回(第28作)の記憶もほとんどありません。

この回では音無美紀子さんがマドンナですが、女版寅さんというか寅さんの相棒で出てくる岸本加世子さんの印象が残っています。
岸本加世子さんといえば、北野武作品。私には「刑事ヨロシク」のイメージが強いですが。
一方、テキヤ仲間の女房役で寅さんのマドンナとなる音無美紀子さんの役回りは、とても"強い"女性でも・・・という感じのイメージです。
もともとの音無さんに対するイメージがあったからかも知れませんが煙草を吸うシーンにドキッとしたことを覚えています。

展開的には、寅さんが就職をしようと面接まで受けるはずです。
とらやを継ぐとかマドンナと一緒に店を持つとかを口にして堅気の仕事を考えることはあっても、江戸川で大あくびをしているシーンに繋がれ真剣味がイマイチ伝わってこなかったりする寅さんの中では、かなり仕事を真剣にしようと決意したり、仕事と一生懸命向き合おうとする姿が印象に残っている回だと思いますよ。

放送は 8月26日、本日午後9時から BS11で。



★☆先日お亡くなりになられた関敬六さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます☆★



当時の出来事と思い出:昭和56年 1981年

レーガン 大統領就任
スペースシャトル初飛行
深川通り魔殺人事件発生
ダイアナ妃・チャールズ皇太子結婚
校内暴力が本格化

近藤真彦「スニーカーぶる~す」「ギンギラギンにさりげなく」、竜鉄也「奥飛騨慕情」、松任谷由美「守ってあげたい」、松山千春「長い夜」、イモ欽トリオ「ハイスクールララバイ」、T.C.R.横浜銀蝿R.S.「ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編)」、松田聖子「夏の扉」、西田俊行「もしもピアノが弾けたなら」

「セーラー服と機関銃」公開

大河ドラマは「おんな太閤記」でした。
「オレたちひょうきん族」が放送開始。

オイラは小学校を卒業し、中学1年に。当時、ラジカセを買ってもらってテレビで流れる歌謡曲やFMからの音源を録りまくっていた時期であります。まだ貸しレコード屋さんは登場していないと思います。

そうそうこの年の2月、ドリフでは仲本工事さんと志村けんさんが競馬のノミ行為でその日の収録先であった小田原市民会館で捕まり、床屋のラジオでそれを聞きつけたまだ小学生の私はやじうまとして駆け付け、床屋でもらったガムを噛みながら日本テレビのインタビューを受けて全国放送に。



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8月19日 男はつらいよ『浪花の恋の寅次郎』

2006-08-19 06:00:14 | 寅さん
拝啓天皇陛下様では、藤山寛美さんと東西対決でしたが、今回の作品では芦屋雁之助さんとの競演です。

マドンナには松坂慶子さん。愛の水中花の。

そして寅さんはもてます。最後にもう一度マドンナの元を訪れます。
大阪vs東京の下町的な要素もあったはずです。


何故か一度きりしか観ていない作品なのです。
多分それはそれで、私の胸に来た、何か悲しい思いがあったのだと思いますがしっかりと思い出すことが出来ません。

今回は見直す気分でもう一度観ようと思います。

ところでこの前の作品の中で、寅さんがかもめ歌を唄うシーン、面接会場で。
よかったですね!ちょろっとでしたけど。

そういえば一つ、話題にしたいことがあるのですが、寅さんって帰ってくるのは、いつもとらや(くるまや)の中から見てからですよね?
主題歌の後ろで江戸川で一騒動起こしてから帰って来る時は、「そりゃあ江戸川の方から帰って来なきゃね」と思えるのですが、とらやから出て行く時は決まって柴又の駅舎がある左へと旅立って行きます。
左から帰って来る回を知っている方がいらしたら教えてください。

あと帰って来るパターンでどうしてもどの回か思い出せないのが、「花屋のおばさんの花篭に隠れて帰って来る、おばさんが呼ばれて寅さんが露になる帰り方」と、「梯子を持った建築関係の人(普段りんご屋さんと呼ばれている人?)と肩を組んで隠れるように帰ってきたら、これまた呼ばれて寅さんがみんなの方に露になる回」がどの回だったか、もしご存知の方がいたら教えて下さいませ。


今放送している48作の中で探せばいいのですが、もしかしたらもう放送された回で見過ごしてしまったかもしれないので。。。


今日はお願いばかりで、すいません。

おっと告知を忘れていました。今日(2006年8月19日)の寅さんは第27作「浪花の恋の寅次郎」BS11で今晩9時から11時の放送です。
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8月12日 男はつらいよ第26作 『寅次郎かもめ歌』

2006-08-12 03:47:21 | 寅さん
今回は保護者の寅さんです。第7作の『奮闘編』の花子さんの話に通じるものがあります。

マドンナの伊藤蘭さんは我々の世代では絶大な人気を博していました。
仲間内での話でも、「蘭ちゃん以外の二人なら、どっちがいい?」という話になるほどです。「3人のうち誰が?」になると話は面白くなくなるからです。
「普通の女の子に戻りたい」と彼女らが叫んだのは私が小学校3年生の頃だと思います。

話を「かもめ歌」に戻しましょう。
この伊藤蘭さん演じるすみれが通う定時制の高校の教師に松村達雄おいちゃんが登場します。あと、寅さんは中学を中退しているので高校受験ができないのですが、この回で「この学校に入学したい」と提出したという願書に、生年月日を垣間見ることも出来ます。この映画は昭和55年の年末の公開。履歴には昭和15年11月29日生まれの40歳となっています。

第1作の公開当時も40歳の設定だとばかり思っていたので、「ドラえもんやサザエさんのように年を取らないという設定にしたのか?」とこの作品を観た当時は思っていました。満男は確実に成長し続けているんですけどね。

そうそうこの作品までは中村はやとさんが満男役で出ています。この後27作から吉岡秀隆さんに代わります。



伊藤蘭さんの恋人役(寅さんの恋敵?)には、最近結婚された村田雄浩さんが登場しますよ。

また男はつらいよに度々登場される、モランボンの米倉斉加年さんも警察官で登場!


今回の寅さんは保護者役なので、マドンナにも一喝します!
「お前本当に、本当に幸せになれるんだろうな!もしそうじゃなかったら、俺ぁ、承知しねぇぞっ!」みたいな。



お楽しみに!

当時の思い出:昭和55年
ジョンレノン銃殺事件発生
新宿西口バス放火事件発生
金属バット事件発生
田原俊彦・松田聖子デビュー
もんた&ブラザーズの『ダンシングオールナイト』、シャネルズの『ランナウェイ』、久保田早紀の『異邦人』、クリスタルキングの『大都会』、海援隊の『贈る言葉』、谷村新司の『昴』
愛甲投手を擁する横浜高校が夏の甲子園を制する

オイラは小学5年生から6年生にあがります。
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とうとう再開!今晩の男はつらいよは 第25作 寅次郎ハイビスカスの花

2006-08-05 05:04:33 | 寅さん
8月5日、とうとう『男はつらいよ』が再開される。

第24作『寅次郎春の夢』から半年以上が経過している。4月に人気投票に基づく再放送があってからも随分と経った。
永田議員の偽ホリエモンメール事件っていつの頃のことだか覚えていないが、寅さんの放送された時期はしっかり記憶に残っているのだ。

但し、私の『男はつらいよ』の作品の記憶は新しい作品になる連れて乏しくなっていくのもまた事実。


その理由を少しじっくり考えてみた。

1.この後の作品では、寅さんは少しずつではあるが確実に人格者になっていく。悪いことではないが強烈な「残念さ」が心に湧かない理由の一つかもしれない。思わず「バカッ!」と心がしゃべりだすくらい残念でならない回の印象が欲しい。

2.この後の作品で、寅さんがモテだす。これでは余り「男はつらくない」のだ。
寅さんがモテることはいい。但し頻繁になるとリアリティに欠けてしまうと私は勝手に思っている。

3.私が男はつらいよに興味を持ち出してからテレビで放送される回数が、古い作品であるほど多い。これが一番の理由ではあるが、好きな作品であれば、LDを買う、レンタルをまたする、で補えたはずでもある。。。。


そんな話題は横に置いといて、本日の作品のテーマは「すれ違い」です。
他のリリー(48作を除く)の作品と比べても、すれ違ってしまう二人の印象がとても強い作品です。
あと、沖縄での寅さんに私は当時怒りを覚えるくらい、この作品の寅さんの振る舞いがひどいと感じました。まだまだ人格者ではないことと、他のマドンナに比べてりりーに対しては一切のモジモジがない寅さん。


とても残念な印象を残す回であると思います。


私はこういう作品の方が見直そうと感じるのです。
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