萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

今日放送の寅さん大全集は録画してます。ここまでのまとめ

2005-12-30 23:26:00 | 寅さん
男はつらいよの作品に序列をつけるってのはやっぱり野暮ですね。
第10作「寅次郎夢枕」でシリーズ最高傑作と銘打ったことを少し後悔しています。(あーしなければ良かった。。。と)

それではここまでの作品を思い入れがあるものから振り返ってみることにします。決してどれがNo.1とかいうつもりはないです。


その前に・・・
まず、何といってもこの放送が開始される前に、山田洋次監督が出演されて、ゲスト(熊さん、村井国夫さん、ケントデリカットさん、モンキッキーさんがゲストだったとおもいます)と語った特別番組のことを書かして下さい。この時はまだ私もブログというものを良く知らない時期でした。まぁそんなことはどうでもいいのですが、ここでモンキッキーさんの質問(どのくらい渥美さんのアドリブがあるのか?)に山田洋次監督が答える「渥美さんにはアドリブはない」といった内容に驚きでした。
いくつかの作品で、特に下條正巳さんや賠償千恵子さんの笑いっぷり、噴き出しが余りにも自然で、「ここは渥美清さんのアドリブかな?」と思っている場面がかなりあったのですが、山田監督はこれをきっぱり否定したのです。
あのけんかっぱやそうなセリフ回しや間合い、節を、このおとなしそうな監督が脚本化したってのも驚きでしたが、渥美清さんはそれを忠実に再現してしまう怪物のような役者であったのか、、、という思いを抱きました。
役者というのはそういうものなのですね。アドリブが多くできるから優秀な役者だというのではなく、実在しているかと思わせるほど自然に画面の中に息づき、監督の思っている通りに演じ切るってのが名優なのだという思いがした瞬間でした。


それでは作品の感想の方へ。

まず第15作「寅次郎相合い傘」、浅丘ルリ子との第2作目。
この作品を見返して、当時の思いがまざまざと蘇りました。
「もう寅さんは結婚できない・・・」、確かにそう思ったことを思いました。
当時15作と16作を見る間隔がしばらく開いたと思います。
この作品を楽しい作品と書きましたが、ある意味ではとても悲しい作品でした。
この中でリリーと寅さんが相合い傘で駅から帰ってくる時に傘をくるくるっと回すのがどうも唯一、渥美清さんがしたアドリブ演技だそうですね。

そして第16作「柴又立志編」。
恋愛に印象が余り残っていない回ではありますが、寅さんがまだ若く一文無しの時に豚汁とご飯をご馳走してくれたお雪さんに、寅さんが何年もの間恩返しをしていたというエピソードは胸を打ちました。

第8作「寅次郎恋歌」。葬式での寅さんの悪態も秀逸ですが、何といっても志村喬さん演じる博のお父さんから寅さんへと伝えられる「りんどうの花」の語りを何度も聞きたくなる作品ですね。寅さんがお金に困っているマドンナに、応えられない自分というお別れもシリーズが単なる笑いでなくなり始めた印象を与える作品です。

第5作「純情編」。何といっても宮本信子演じる宿代もなく寅さんに助けられる赤ちゃんを連れた女性に、寅さんが語る「もし妹に親切にした人が、妹の体が目当てだと知ったら、俺はそいつを殺すよ」というセリフ。
いつもヤクザ稼業だけど、ユーモラスでおっちょこちょいな寅さんから出たなんとも凄味のあるセリフでございました。

第18作「純情詩集」。マドンナとの死別という結末ですが、忘れてはいけないのが、この回旅の一座へのご接待。寅さんはこの一座に「先生、寅次郎先生」と呼ばれているから、そのままにしておけないというエピソード。
翌日無銭飲食で警察に厄介になっている時には「うなぎ」を食べて、署員にコーヒーを奢り、それを全て迎えに来たさくらに払ってもらうという情けない話はこの回でした。

そして第19作「寅次郎と殿様」では、私が待ち望んでいたあのセリフが聞けました。今は民主主義の時代ですよという博に対し、「殿様は民主主義がきらいなの」というと、「好き嫌いの問題じゃない。時代の流れです」と言い返されて一言。「俺はうなぎ大嫌いだけど、お前はうなぎ大好きじゃないか!これも時代の流れか?時代の!」とやり込める寅さん。このセリフ大好きです!!この回だとはすっかり忘れてました。でも18作では警察でうなぎ食べてますよ!寅さん!!

第4作。「新・男はつらいよ」。
何といっても寅さんが競馬で大儲けして、とらやの叔父叔母とハワイに行く、しかも出発直前に旅行代金を持ち逃げされておじゃんという笑うに笑えないエピソードが最高!森川信さんと寅さんがマドンナを笑わせようとするところも面白い作品です。

第17作、「夕焼け小焼け」。何度見ても、苦労人芸者のぼたんが、それでも明るく生きていく。寅さんの放っておけないという気持ちに、やっぱり泣き崩れてしまうという絶妙な部分は秀逸です。そして見所満載の楽しい作品でもあります。
静観先生は龍野に行ったのは、本当は絵を描くつもりがなかったのですね。たぶん・・・。

第10作は記事の方を見てください。お千代さんとは本当に残念でした。やっぱり大好きな作品です。
寅次郎夢枕


第14作「寅次郎子守唄」。思い入れは強いです。自分の葬式の構想は素晴らしいと思います。
ギャグは1作目に似ていますね。出て行こうとする寅さんをみんなが止めてしまうという一件は1作目と共通です。


第7作。奮闘編ではエンディングに心配したさくらと旅先で再会するという面白い終り方が印象に残りました。


長々と書いてきましたが、そろそろこの辺で。


また来年もできるだけ事前に記事を書いていきまーす!

またどうぞ宜しくお願いいたしまーす!
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煙のない生活の最終章?

2005-12-22 07:25:11 | 禁煙
何ヶ月かの禁煙に成功すると、禁煙をしているという感覚から、煙草止めましたの感覚に変わるという文をTVbrosにコラムを寄せているどなたかの記事で目にした。

私も12月20日でちょうど禁煙を始めてから5ヶ月が経過した。
ニコチネルが終了してからもほぼ2ヶ月くらい経つのかな?

まだたまに「吸いたい!」という気持ちに軽く襲われることもあるが概ね耐えられるようになった。

今だから書ける、いや、今書けてるから書いちゃお!
あのときはとっても辛かった!ってことを。。。。

ニコチネルTTS30を4週間、絶対ニコチンの量はニコチネル<ニコレットだったので、ニコレットから切り替えた当初はつらいですけど、慣れてくると禁煙が成功したような気分になっていました。でも皮膚のかぶれがひどく、貼って剥がした場所がどこもかさぶたになってました。
これは最後の最後まで続きました。

ニコチネルTTS20の2週間、いたって移行はスムーズでした。
これは自信に繋がりました。

ニコチネルTTS10の最後の2週間、これが地獄です。
TTS10の大きさはそれ以前のものから格段に小さくなります。
効きません。全然効きません!
ニコチン依存症であることをとっても自覚してしまいました。
皮膚には良くないと分かりながら、剥がさずにもう1枚を貼り、少しでも2枚貼られているという状況(時間)を作り出そうとしていました。
最後には1日1枚に慣れてくるのですが、周りの方々には相当イライラしているように映ったと思います。ご迷惑をおかけいたしました!平にご容赦を!

実は、ニコチネルが手元から1枚もなくなるということを自覚したくなくて、TTS10を1枚だけ残しました。
10月の終わり頃から11月の頭あたりだと思いますが、禁煙医療が保険適用になるという記事や最近では煙草をまた増税をするとか。。。。
色々な記事を見かけてはいましたが、禁断症状との闘いのため、極力記事を書かないようにしていました。
ニコチネルを終了してから2~3週間の間も、TTS10の時と同じような辛さを味わっていました。


先にも書いた通り、まだ「吸いたい!」とくるときもあるのですが、一方で
時間の感覚を失いつつあるというのも事実です。
1時間に1本~2本という習慣を長く続けてきたので、30分とか1時間は大体、身体が覚えていたのですが、これがとうとう判らなくなりました。。。

これってヘビースモーカーの方の禁煙成功の一つの目安になるかな?と思います。

あと禁断症状緩和(眠気覚まし)のために良く飲んでいた珈琲も、今では気付くと1日飲まなかった、なんて日もあるくらいです。




まだまだ油断は大敵です。そうですね。。。。はい。

※12月に入ってから、長いこと風邪を患っておりました。皆様も気をつけて下さいませ!
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東京ドーム○個分の広さ!?

2005-12-05 20:18:27 | 日々の疑問
広さの単位、というよりも広いと思わせたい単位として、もはや東京ドーム=Big Egg(死語)ほど引き合い出されてきた単位はないでしょう。※最近死語って言葉自体を聞かなくなったような。。。
世の中の人たちがどれだけ広いと思っているのか知りませんが、大きさではなくて広さのことですからまずは勘違いされないように!

昔通っていた某自動車学校では東京ドームの2倍の広さを謳い文句にしていましたが、「逆にこの半分とは東京ドームって狭いんじゃないの?」と感じたことがあります。

たまにあるのが、「東京ドームの”グランドの広さ”の○倍の広さ」という謳い文句。
こっちは確実にインチキですよ。だってグランドなんてどこでも一緒だもん!
なのにどうしても東京ドームのあの体積的な大きさをイメージしてしまうので、JAROに訴えましょう!


一応参考までに書きますと、この東京ドームの面積とは、

46,755㎡(平方根で示すと、216m×216mくらい)
もちろんグランドの面積は、13,000㎡(114m×114mくらい)と1/3弱ですからグランド面積の3倍でも東京ドーム1個以下です。

それでは、東京ドーム2個分の広さとは?およそ90,000㎡。ってことは300m×300m。
上手く想像できますか?勘違いで一辺の長さを2倍にしたら4個分になっちゃいますから気をつけてください。およそ80mほど両辺を伸ばしたドームなんて想像できないでしょ?

だから、何々の何倍って広さの表現がそもそもおかしいんです。
もっと大きいものの何分の一と表現すべきですって!

ちなみに、飲料系の工場見学に行くと耳にするのが生産量やタンクの容量。ここでは東京ドームの容積の124万立法メートルが引き合いに出されるけど、東京ドーム何杯分って表現は、もう想像する気力が失せちゃう。へぇ~以外に反応することも出来なくなる。。。想像させる気もないのでしょう。平れ伏して下さいと言わんばかりです。


日本人なら面積も容積も琵琶湖でやるべきだ!
これならそうそう何倍はできないでしょ?どうでしょう?
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今回の男はつらいよは、第20作『寅次郎頑張れ!』

2005-12-03 06:45:07 | 寅さん

子供の頃の憧れの大学生って、1位は草刈正雄で2位が中村雅俊だったかな?
今回はその中村雅俊と天才女優の大竹しのぶ!が共演。
そしてこの二人の元祖恋愛指南役を務める寅さんです。
今までもライバルや博に恋愛に対する教育めいた場面は数々ありましたが、今回はデートプロデュースという楽しくなりそうな役回りです。

中村雅俊演じる下宿人のワット君との出会いのエピソードもど派手!
寅さんが帰郷する際に押し売り騒動勃発!で大喧嘩!
パチンコ屋さんで仲直りして、「憧れのハワイ航路」を唄いながらのとらやへの帰還までは何度見てもいいものです。

そういえば寅さんを見始めた当時、演歌や民謡など寅さんが口ずさむものに抵抗がなくなっていった、、、というより好きになっていきましたね。
ここまでの回でもいくつかありますが、第15作で唄う「悲しい酒」は圧巻でした。都はるみがでた回の後は、寅さんと同じように都はるみ(劇中では京はるみ)のカセットを買ったりもしました。第30作で唄う♪花も嵐も~踏み越えて~の「旅の夜風」は十八番でもあります。

寅さんの恋愛のほうですが、それは見てのお楽しみにしましょう。
とらやの方にも重大事件が起こります。


それでは皆さんお楽しみに!

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伊東旅行11/25-26の記録写真

2005-12-02 21:55:45 | お出かけの記録
子供が生まれての初めての家族だけでの旅行。
先週末に伊東の温泉に行って来ました!


こちらは伊豆急行の黒船号。
各車両はテーマ毎の写真博物館になっていました。




あれれ!大きさがぜんぜん違う!gooサイズにしてしまったかな?
寒椿は伊東の街のいたる所に咲いていました。

そして昔の温泉旅館の東海館。
今回は対岸の方から写真だけ撮ってきました。


そして伊東の海岸には、芝生にオブジェがある公園のような場所があって、
でこぼこしてるけど、歩きを覚えたての子供には面白かったようです。



お船も見てきました。


とても温かく天候にも恵まれた楽しい旅行でした!
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