萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

ぶきっちょですから…。高倉健さんの思い出

2014-11-23 21:25:03 | 映画
すいません。私、あんまり高倉健さんのことを知りません。

高校時代に仲間内の何人かの間で「夜叉」って映画が流行り、「渋いよね~」という、なんだか分かってんのか!本当に!?というその年頃にこの呟きという…

あれにヒーッという虫酸(むしず)のようなものが走り、、、、しばらく毛嫌い。ヤクザ映画も一切観ない。高校時代。ひねくれてますんで。


それでも邦画、中でも「男はつらいよ」ばかりが生き甲斐だった大学生の頃には、渥美清さんが友情出演、特別出演しているか、山田洋次監督の作品ということで、「幸福の黄色いハンカチ」と「遥かなる山の呼び声」は何度か見返していまして。

シブいとかいうよりも、優しい強さみたいなモノを無口でも表現するなら、健さんなのかなぁ~なんて思ったりしていて、って
自分も何も分かっちゃいないんだけど、ユーモラスで間の悪い癖に口達者なお馬鹿さんを演じさせたら渥美清さんが一番。その正反対が健さん…みたいには思っています。

だからお前に何が分かっているんだよと言われても、それは確かに分かっちゃいませんけど。


なのでお亡くなりになったと聞いたとき、この2作品、特に「遥かなる…」の方はもう一度見直してみたいなぁなんて。


昨日は、、、ガレッジセールに行く前は「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」の太地喜和子さんを見直していました。



だから、、、なんだ? えっ!知らないってことで、いちいち記事作んな!ですか?





すいません。その通ーり。ですね。でも懲りずにまたやりますんで。
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12人の優しい日本人

2012-05-21 23:11:59 | 映画
久々にTSUTAYAに行くと、旧作1本7泊8日100円だと~!

もちろん、寅さんでも借りて魂を鎮めるかと入ってみた。

借りたのは、第39作 寅次郎物語、日本沈没、12人の優しい日本人の3品。

このブログ内でも三谷幸喜作品については、折に触れ紹介してきたつもりだったが、大好きな「12人の優しい日本人」に対する記述がチロチロとしか見当たらない。

ステキな金縛りが法廷物だったのだけれど、not監督作品で、パロディでパロディじゃない仕立てに仕上がっている、この作品。逸品中の逸品。


公開当時はまるで知らず(1991年 大学在学中で映画、特に邦画が大好物だったにも関わらず、就職活動で映画への興味が若干ビジネスに捻じ曲がっていた頃のこと)、就職してしばらくした夜。眠れない目を擦りながら、点けっ放しだったブラウン管テレビに目をやると、なんだか喧々諤々と議論をしまくっているではないか?(後で見直したら冒頭の部分だった)。

何かと思ったら陪審員だという????
裁判員制度の話題もまだでていない頃のこと。12人の怒れる男達のパロディ映画かぁ。と高を括って観始めた。

確かプロットは「怒れる・・・」のものだが、テイストがまるで違う。
真面目に馬鹿な想像で決め付けたり、いやいやと頭(かぶり)を振って、相手に取り入らない。

有罪か無罪かの根拠を「フィーリング」としか言い様がないとした男性と、理由がなくちゃいけないんですか?という女性が最後まで皆の決め付けたストーリーに異を唱えるのだ。


議論とは、論点をここまで描き切りながら、皆が共有して出来ることが本当の理想だが、途中から議論に参加してくるメンバーに状況を話す時点で間延びしたり、ボヤけたりしてしまうことが多いのではあるが、
ここは映画の世界。

全ては皆の期待するエンディングを少し翳める様な飛行を見せつつも、意外な方面へと飛び立っていく。

もしまだ観たことがない人がいたら、お薦めします。
ちょうどステキな金縛りが最新作で並び、関連作品として、他の作品も並びだしているところです。



鈴木京香のラヂオの時間も今度見直そう!

と思った初夏の夜なのでした。

お休みなさい。

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素敵な「ステキな金縛り」!

2011-10-31 05:49:08 | 映画
日曜日に家族全員で「ステキな金縛り」の鑑賞に行って参りました!

小学1年生に法廷物?と思われるかもしれませんが、「笑う(コメディ)」っていう部分に年齢は関係ない!と思った次第。

自分が洋画を観に行ったのは小学校2年生の時のリメイク「キングコング」をお婆ちゃんと。同時上映のものも含めて2回ずつ観ました。
日本語なんだもの、息子にとっても、「とても印象に残る映画になるはず」との思い込みから是非ともこの機会に家族一緒でアニメでない映画を!と思った次第。ハリーポッター、パイレーツ・オブ・カリビアンは観に行っているのですけどね。


「ステキな金縛り」はとても素敵!
家族全員でゲラゲラ、クスンクスンの2時間でした。霊界とのやり取りに家内は少しだけだれた模様ですが。。。。

すごいキャスティング、阿部寛さんが圧巻でしたが、その他の皆様も可愛い!可笑しい!格好いい!

全ての笑いのツボの下地は中井貴一さんの役どころが背負っています。あの真面目さ担当が喜劇の素です!

ザ・マジックアワーでボスとその愛人役だった、西田敏行さんと深津絵里さんのコンビの周りを多くの名優が取り囲みます。もちろんというか、佐藤浩市さんも”あの役”で登場。(笑)

小田原後北条家(北条早雲→北条氏直)の末期、豊臣家の小田原征伐の際の支城を守る北条家家臣、更科六兵衛という侍大将が落武者の幽霊(西田敏行さん)という設定です。
舞台は支城の小多摩(奥多摩?)、いやぁ架空も架空。肖像画で吹いてしまいました。(笑)

でも小田原、小田原と途中何度も連呼されるので、少しビックリしました。
息子も知っている地名なので、「小田原だって!小田原!」と小さな声で押し殺したように叫んでいました。(小田原に所縁(ゆかり)のある人は是非観るように!(笑))

物語は・・・・・とても単純なお話です。ですが、途中の法廷でのやり取りの一部はその言い回しが子供には難しく聴こえるので、「今の何?どういうこと?」と囁かれることはあります。
でも、「観てみて良かった。面白かった!」と興奮気味に話す息子を見て、連れて来て良かったと思いました。

ところでところで、深津絵里さんがしかばね荘に向かう際に持っていた、黒い綺麗なリュック。
調べてみました。以下のもののようです。安くて良さげ。でも…売り切れのようです。2なるものはあるようですのでお調べくださいね。


WILDERNESS EXPERIENCE[ウィルダネス エクスペリエンス] TEARDROP[ティアドロップ]DAYPACK[デイパック]7COLOR



大泉洋も出ているようですが、まだ発見できていません。トホホホ。



ステキな金縛り[予告]
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ステキな金縛り の前に(後でも!?) マジックアワー! 10月29日 フジテレビ

2011-10-24 03:44:18 | 映画
マジックアワーを以前観て書いた記事はこちら

もうすぐステキな金縛りがやってくる!
法廷物だそうですが、以前の脚本時の「12人の優しい日本人」以上にハチャメチャらしい。
ステキな金縛り[予告]





と公開初日の日の夜には、フジテレビで「マジックアワー」の放送だ!


デラ富樫とまた逢える!♪

この映画で佐藤浩市の私の中のイメージがはっきり変わってしまった。

観たことがない人は是非この機会に!!




腹が千切れてしまうかも?よ?

10月29日 夜9時から11時55分 フジテレビ 土曜プレミアム

映画「ザ・マジックアワー」予告編(キャスト編)



おまけ

12人の優しい日本人 予告編
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映画な日々、10月8日 10月9日 at新百合ヶ丘

2011-10-10 00:10:17 | 映画
昨日、家族で他の家族(仮にT家)、次男の幼稚園の運動会を観に行くことになりました。私達も転勤で川崎に引越ししてきましたが、T家も最近沼津の方から川崎は新百合ヶ丘に越してきました。更に旦那さんが海外に長期出張中とのことでしたので、初め私は呼ばれていなかったんですけど、お父さんとする親子競技とかに出てみようか?と思うこともあり、付いて行ってみる事にしたのです。

駅に降り立ち、地図を探して会場までの道程を確認しようとしていた家内が、「あら、映画祭やってる。周防監督のこれ、観てみたい」と云っていたので、近寄ってみるとなるほど1本限りの上映を色々と行っているようでした。えっアブラクサスの祭りもやるの?いつ?とか思いつつ一旦運動会の会場に向かいました。

運動会の会場に行き、しばらく息子とT家の長男の相手をしていたのですが、次男くんはやはり本物のお父さんじゃないと嫌だというので(当たり前です)、お父さんのみの出場種目もあったのですが、見学に転じました。

すると、お父さんのみの出場種目は長縄飛び、ピシピシと飛んでいる次男くんのクラスが優勝。迷惑かけずに出ないでよかったです。。。。

余りお役目も果たせず、息子が初めはグズったので付いて来た新百合ヶ丘。なんとか息子もはしゃいでいるようなので、映画祭行って来るわと断り、駅前に向かいました。

ワーナーマイカルにあがると、当日と前売りの売り場があり、これからの上映作品を眺めていると、ワーナーマイカルの方で、映画祭とのコラボで初日の「ツレがうついなりまして。」の監督と脚本の方が見えられるというので、それを見ることにしました。

作品は涙交じりに観ざるを得ないような作品。

意外と堺雅人さん主演作品に縁がある私。

テレビも漫画も知らなかったけど、満員電車や窮まってしまう場面がリアルでした。
宮崎あおいさん?少年メリケンサックから好きです。
怒るところがいい感じなので。。。


監督や脚本家の話を聞くこと自体が初めてで、様々な思い入れがあろうことが分かります。佐々部監督は日本映画学校の生徒が余り来場していないことに少し落胆されていて、地元の大学の学生にもっと来て欲しかったようです。
学生の言い分もあるのかもしれません。自分も若い頃を思い返すと、マイナーで訳ありそうなミニシアターやら観たこともない国の映画を好んでみている背伸びしたような時期がありましたし、その後「男はつらいよ」を何遍も観ることから邦画ばかりを観に行くのですが、まだその当時は洋画全盛期でしたからね。。。それもまた同級には天邪鬼な感じに映ったことでしょう。

脚本の青島武さんからは、やはり脚本は原作とは離れて拘るんですという話を聞けました。佐々部監督も自身で脚本を書くということでしたので、「日輪の遺産」の時から、その複雑な構成を他人に任せて自分の中に芽生えるものを待ったとか、脚本家もそういう化学反応を監督に期待しているとか。。。仕事です、正に。


そして今日はアブラクサスの祭りをアートセンターの方へ観に行きました。


これも鬱なお話。鬱病の住職、浄念が以前を思い出し、地元でのライブ開催に向かうまでの精神過程のようなものを描いた作品。
こちらは鬱の症状には信じられないような薬と酒という組み合わせや治療とかいうんではなくて、自分自身で音楽が大事なんだと気付いていき、祈りを捧げ、音楽にもう一度潜り込み、ライブ開催に情念を燃やす様な作品。

トークショーでは、加藤監督と主演のスネオヘアーさんと音楽に関する話に。。。特にラストのライブの一発撮りに対することが強いみたい。。。でも・・・
私の中では、、、映画って音と画と話(脚本)の総合芸術なので、色々と聞いてみたかったのだけど。。。。

空白というか、劇中歌が際立つ代わりに無音な場面でセリフだけが響くことも多く、ドキュメントやノンフィクションではないのだけど(実在する人物の浄念さんはいるそうです)、ライブとか音楽ってものが真ん中にあるし、音はあるけど、例えばバイクのエンジン音や夕方のスピーカー音とか、読経の韻律とか色々・・・でも何故か引き算的に音を間引いた感じがして。。。それって狙いですよね?なんてこんな感想みたいな質問とか手挙げて話せる訳もなく。。。二度目の鑑賞でもなければ原作も読んでないんでね。

蔵の中の読経、あれって唄っていたんですよね?あれでステージが一つ上に上がったというか。。。原作読めば分かるか・・・

原作読んでる読んでないっていうのは別にいいの、本当は。だって映画でいきなり観られることも監督や脚本家は想定しながら作る訳だから、見落とされないように話を紡ぐように作る必要も覚悟もあるはず。ただ解釈部分は『表現したい』という本質に繋がるから、読んだ上でないと質問ってしにくいっていうのはあるかなぁ。。。『読めよ』とか周りから思われることもあるかもしれないしね。それはそれでプレッシャーだし。


でも、なんか映画監督とか脚本家の方とかって一度呑みながらお話してみたいなぁ~。。。。。

なんて思った二日間でした。

★追記
くまのプーさんの今回のメインテーマは、KeaneのSomewhere only we knowです。
予告編を見たときから気になっていたので、曲の方は動画を貼っておきます。
"Somewhere only we know" - Keane #with lyrics#


くまのプーさんの予告編は・・・なんか貼り付け禁止?みたいなので、
youtubeのリンクを貼っておきます。
くまのプーさん予告編
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Johnny Depp's Jack_SPARROW Costume Award in early 21st century!!

2011-05-27 23:40:00 | 映画
先週末、家族でパイレーツ・オブ・カリビアンを観に行きました。
うちの家族、とりわけ息子と家内がキャプテン・ジャック・スパロウの大ファン。

GWの最後辺りに汐留で行われているイベントを急遽見に行ったりもしていて、公開してすぐの週末(先週末の5/23)に映画を座席の予約までして観に行きました。
子供もいるので日本語吹き替えで3D版のやつに。事前予約だとちと高目でしたが、とてもいい席で観ることができました。

う~ん、ジョニー・デップには今世紀前半の部のコスプレ大賞を授けましょう!

はまり役です。仕草も言動も表情も含めて、演技が乗っています。役が彼を呼んでいる状態に近いでしょう。


これは20世紀の寅さんを演じた渥美清さんにも云えることですが、憑りついている位の嵌り役です。

この日本語吹替、これも嵌っています。声優さんを存じ上げませんが、ジャッキー・チェンの声優さん並にジョニー・デップの吹替声優さんもいけています。

汐留での撮影会では、簡易的なコスチュームを貸してくれて、それぞれ決めのポーズを取る人達で溢れていました。


私にはまだこの衣装でのなりきりというカタルシスというか想いが理解できていません。

ずーーっと前に(パイレーツ・オブ・カリビアン公開する以前)、ディズニーで海賊の下っ端が被るような帽子みたいなのを被るくらいのことはしていましたが、あの感じがそうなのかな?
まだまだ修行が足りていないようです。

あぁ思い出した、ランディー・ローズに憧れていた頃、顎を突き出してタレ目風にしていたあの感じかな?



全然似てないけど。。。。。

パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉HP
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武士の家計簿、観てきました!

2010-12-06 00:07:35 | 映画
いやぁ、早明戦後に、池袋シネ・リーブルを目指しました。この映画館、実は思い出の映画館です。リバーという映画の公開・舞台挨拶に家内と徹夜して並ぼうとした映画館です。

まぁその話は横に置いておいて。。。

武士の家計簿、早速観に行きました。
これ、経理畑(いや会社員と云った方がいいか・・・)は絶対見ておくべきかな?と思いました。
まだ新書の方は全て読み終わっていませんが、あれをこんな感情のこもったストーリーに仕立て上げるなんて、脚本家と監督には脱帽です。

ただ、中村雅俊さん演じる猪山信之のセリフというか、態度が一部繋がっていない様に感じられました。私の見落としでなければ、これだけは勘弁しろと云い、直之に分かったと云わせた品物を差し出してしまう辺りに違和感がありました。
まぁそんな細かいことは横におき、なぜ経理畑の人間は見ておくべきか?
信用を勝ち得ることのお家芸ほど、大事にすべきものはあるのかという命題です。職種柄、絶対賄賂などに手を染めてはいけない家なのです。借財、借金はそれを曇らせてしまう、そのことを軸に当主直之は全てを英断していきます。計算ではなくて潜んでいる真理を炙り出そうとする行為に近いです、ここの経理と家計簿の応用は。
これは教育の部分もそうですし、自分というものを立たせている動機もなんなのかというものを照らしているように感じました。そういう職種についている人は是非とも観覧しておくことが肝要かなと思います。経理や家計簿は単なる作業ではないのだということを知ってもらいたいと思いました。


おそらく猪山家はすごい算術の長けた家系です。
冒頭と最後に直之の息子が海軍の経理のような仕事をしています。


そしてこれを用いたのが、大村益次郎だというのです。
「剣を振るうものはごまんといるが、算術を使えるものはいない。君の能力は万の戦力にも匹敵する」と官軍の補給計算に採用し、後に新政府が海軍の経理として採用するという話です。(海軍は湯水のように国家の金を遣うので、貴重であったことでしょう。今の一番お金のかかるのは空軍?いや軍事全般ですね)

この大村益次郎に関わる資料を読みたくなりました。
算術はおそらくどの戦略の中にいつも息衝いています。

この物語は最後はその結論に行き着いていくような感じであります。

家計簿で自分の身の丈に合った生活をきっちりと行うことが身を助ける部分も本論ですが、算術にはとても深遠な世界が広がっているということも同時に云っているような気がするのです。
そうであるのならば、実技の出来ない数学者のスポーツ観戦好きに、戦略コーチとかやらせるスポーツ集団がいつか現れないものかと興味津々です。



あと予告で、確かメモを見る限りでは、アブラクサスの祭という映画が近日公開です。面白そうでした。


[追記:2010/12/07]
単位の換算早見表をここに公開します。


※余りにも大きくてはみ出し気味になってしまったので、サムネイル化しました。
クリックすると換算表がでます。

こちらが匁、文、両という単位を円換算するときのためのものです。
例えば・・・・銀3,000匁という場合は、匁の1,000のところを上が3となっている場所まで横にずらしてみます。そうすると、12,000,000。12百万円ということが分かります。

両のところで、1,000両というものを見ると・・・その値段は3億円となっています。賄賂に何両贈っていたのか・・・100両でも30百万円。。。このように見ていくと貨幣価値が徐々に体感できるものと思って追記しました。

逆換算表も作りました。円を匁や文、両に換算する逆の見方です。


※こちらも同様にサムネイル化しましたので、クリックしてご覧下さい。

両は余りにもでてこないので、100,000円から先の単位としました。
実はこの表、海外に行く時に必ずつくる資料です。

1インドネシアルピアは何円?、1000円は何インドネシアルピア?
1香港ドルは何円?、1000円は何香港ドル?
の両方の視点で金額の目分量が一気に利くように上の資料をいつも自作しています。

「武士の家計簿」の新書の方も、この表を横に置いて読むと、ある程度、記述がスムーズに頭に入ってくる気がしますので、是非ご参考にされてください。

尚、銀1匁=4,000円、銭1文=50円、金1両=300,000円は、著者が大工の給金から導いた現在価値です。
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SW(サンドウェッジではありません)

2010-08-21 07:02:22 | 映画
高校時代の憧れの女子の先輩。。。。いたっけかな?中学の時は2つ上にいました。ソフトボール部にいた色白で痩せていて長身で自然な茶髪の外野の先輩!何故かいつもどこのソフト部にも一人だけ違う感じの人がいつもいました。あれなぜなんでしょう?まぁそんなことはよこに放置!


まぁでも男子生徒にとっては理想的な展開です。憧れの女子の先輩から「死にそうなおばあちゃんを安心させるために恋人役やって!」という頼まれごと。

何の話って、『サマーウォーズ』であります。


去年だったかエヴァンゲリオンの「破」公開記念で、テレビ版を深夜に再放送してた時のこと。エヴァの映像とともによく流れていたCMを観たのがサマーウォーズの公開予告でした。

最近「面白い!よかった」というブログ記事を見てて、そういえばテレビ放映するって聞いていて、、、と思ったら、「既に放映されてしまっていた!」ということにかみさんが気付き、レンタルビデオで借りて夏休みの終わりにみんなで観たのでありました。


物語は。。。
いい感じのおばあちゃん、そのおばあちゃんの誕生日に数々の特技をもつ親戚勢ぞろいな大家族に飛び入り参加という、少しハードルが高いところへダイヴ!な男の子。
主人公の男子は、数学が得意で暗号を解くのが早いという特技の持ち主!意外な場所で実は結構なオールスターな人達が集結しているという環境の下に事件勃発!

見晴らしのいい高台に、蚊帳、格子、縁側廊下、大テーブルに大皿料理と高校野球県大会予選と扇風機な世界に、現実にありそうなバーチャルコミュニティー+アバターな世界(セカンドライフ風?)での事件が、唸りをあげて高速で絡み合っていくというお話!

エンドロールをしばらくぼーっと眺めながら(ちょっとウルッと来ててまばたきできない状況)、家族全員で、「良かったね、この映画」と感想がもれました。
日本のアニメーションって、もはや偉大なる文化。

手塚先生!見てください!みんなこんなに立派になりました!



夏の終わりにはもってこいな映画です。家内からの提案「この監督の『時をかける少女』(物語は原田知代のやつとは違うといっていた)も面白いから見てみようよ!」とのこと。


そういえば、今日はもう高校野球も決勝なんですね!しかも神奈川代表の東海大相模が残っている。がんば!
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すっかり見逃してた!ジャッキーチェンとブルース・リー

2010-07-18 06:58:47 | 映画
今朝、ブルース・リーの映画を3本放送しますという告知をBS2のエアロビの番組の前に見ました。(日曜日の朝の放送番組、もう少しなんとかならないもんかな)

どうも7月の前半ではジャッキー・チェンを13本も放送していたんだとか!ありゃりゃやっちまった。。。。蛇拳は少し前に観たんだけど。。。酔拳やカンニング・モンキーなども観たいなぁと思っていたところだった。。。でもプロジェクトAシリーズとポリスアカデミーシリーズの放送だったようだ。そうか。。。。バトルクリーク・ブローとか○拳とかだったらどうしようかと思っていたよ。。。


ということでブルース・リーの方を紹介しておきましょう


7月27日(火) 午後9:00~10:44 『燃えよドラゴン』
7月28日(水) 午後9:00~10:41 『ドラゴン危機一発』
7月29日(木) 午後9:00~10:42 『ブルース・リー 死亡遊戯』

だそうです。

当時は世界で一番強い人は猪木かブルース・リーだと思って生きていました。
一番すごい人は王貞治選手で決まりでしたけど。。。


追記します
熱中スタジアムという番組でブルース・リーを扱うようです。7月23日22:00-
こちらもどうぞ!
熱中スタジアムのサイト
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ザ・マジックアワー

2010-01-17 10:19:49 | 映画
やっとみました。すいません。三谷監督。

痛快の一言です。

そして、キネマの天地、蒲田行進曲、インテルビスタ、ニューシネマパラダイスなどに並ぶ映画愛に満ちた映画でした。


深夜に帰宅することが多く、初めは何度か意識を失いながらの鑑賞でした。さらにすいません。

それでも腹を抱えて大笑いするシチュエーションが満載です。

真面目が一番可笑しい。

デラ富樫。

今ではこの名前を聞くだけで、口元が緩んでしまいます。
佐藤浩市さんの顔をCMなどで見ただけで噴き出しそうになってしまいます。

寺島進さんも、有頂天の時は少し変った役処でしたが、今回は本領発揮です。

この作品のころの「三谷幸喜のありふれた生活」も読みたくなりました。



ザ・マジックアワーの公式サイト

この映画、ロケ地に行ってみたくなりますよね?
未公開映像もみたくなったり。。。。
そんなあなたに、特典映像満載の
ザ・マジックアワー スペシャル・エディション[DVD]
をお奨めします。

ありふれた生活は7マジックイヤーでした。

それはこちら
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red cliff(赤壁の戦い) part1をレイトショーで鑑賞

2008-12-14 15:17:10 | 映画
超雲、周愉、諸葛亮が前面に押し出され、中村獅童演じる甘寧将軍もでてくる。
曹操が女性のために仕掛けた戦いだとされる設定が少し気に食わない。

小が大を食う戦いの代表であるため、如何に曹操が巨大であったか、丞相を名乗り傲慢であったかと描かれる。仕方がないが。。。
曹操軍の武将・軍師がどのように呉への進軍を考えていたのかなどがやはり軽薄な印象を受ける。

まぁ何はともあれ、この後荊洲を束ねる劉備軍の躍進→漢中王の宣誓など曹操が人物と見なしている勢力の躍進、張凌の活躍など色々とある。整理しようにも漢字変換が本当に大変である三国志。

PART2では火計なる策と、諸葛亮の軍才が爆発する時が待ち受けている。


現在、ハルキ文庫からでている 北方謙三著 三国志を読んでいる。

肉を炙らせて食らわせる表現、戦いの表現は面白い!お腹は空くし酒も呑みたくなる小説である。
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キサラギ

2008-05-19 02:05:05 | 映画
12人のやさしい日本人が、事件と無関係の人々が集う陪審員の出した極限の結論出しならば、こちら「キサラギ」の方は、熱心な信奉者達があえて臨んだ結論出しというプロセス。

ネットのアイドル如月ミキを応援するサイトの掲示板を介して知り合った5人のオフ会、かつそのアイドルの1周忌。自慢大会になるはずのそのオフ会がどうも誰もが触れたがらなかった自殺の真相究明、他殺説の検証の場に。。。。

掲示板でのやりとりは一部を除き、大半が見えていないため、この1年なり数年間のやりとりがとても気になる展開に。

舞台のようなワンシチュエーションでのほのぼの感は、本当に12人のやさしい日本人にそっくりです。

アイドル如月ミキには、かまいたちの夜のような手法でぼかしが入りまくり、どこまでも象徴としてのアイドルとして扱い続けるものと思いきや最後にはお披露目の瞬間がやってきます。


こちらの映画も最後まで見終わった後に、登場人物全員の背景を頭に入れて、もう一度見直してセリフの点検がしたくなる映画です。


今年の日本アカデミー賞でとにかく一番気になった作品でした。

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ゆれる

2008-05-17 23:27:47 | 映画
映画ゆれるを借りて見ました。

とても微妙な映画で、結末を思ってもう一度見返すと、さらにすべての部分に「もっと曖昧なもの」が横たわるように仕掛けられているつくりになっています。1年以上も前の作品ですが、感動というものではなく、心に色々なものが引っかき傷のように残る作品です。


・弟猛には何がどう見え、どのように考えたのか?しかも実際にはどこまでが聞こえ、兄と智恵子とのやりとりをどこからどこまでを見ていたのか?

・兄は何故自白することになったのか?
事故(?)後に、ガソリンスタンドに訪れた客とのいさかいでは何を言われたのか?おおよその察しはつきますがフロントガラスを割るような行為に及ぶ状況とは何か?

・弟が本当は酒が飲めない智恵子のことを「智恵ちゃんは酒癖が悪い」と兄は実際は鎌をかけてきたのだと気付いた時に、兄に何を思い、何を懼れ、橋の上のことをどう理解することになってしまったのか?

・2回目の面会で弟は兄に何を期待していたのか?

・参考人の弟の独白は兄に否定されるとは考えなかったのだろうか?

・その際の兄は何を考えていたのだろうか?

・8mmのビデオで家族でのフィルムに写る幼い頃の兄弟の光景に何を気付いて兄を無実(?)だと改心するになったと思えるのか?
私には兄弟で吊り橋を渡るシーンよりも岩に先に登って弟を引っ張りあげようとする兄弟の握り合った手のアップが気になりましたが・・・。

・様々な場面で微笑する兄の表情には、どのような弟への気持ちがこめられているのか?



自分の中に生まれた色々な場面の解釈がどの箇所どの人のどの演技・セリフによって導かれたのかなどが非常に気になる作品です。


事故に至る経緯と事故後の経過と登場人物間の心理がとっても事件な作品なのです。
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お前に食わせるタンメンはねぇ!酔拳

2007-01-04 08:59:21 | 映画
今晩「ドランクモンキー 酔拳特別編」が放送されるそうです。
1978年の作品のオリジナルものをとってもぴったりの吹き替えで!

河本準一さんのモノマネをあなたも自分のものにしてみませんか?


どうぞご覧下さい。


1月4日 21:00-22:54 テレビ東京
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大泉洋×自転車=『茄子アンダルシアの夏』!

2006-07-13 04:29:36 | 映画
※横のバーナーを表示させるためには、記事名か画像をクリックして下さい。

大泉洋といえば、「水曜どうでしょう」の次には、宮崎アニメの声優としての知名度が高いのではないか?中でも「千と千尋の神隠し」の番台カエルが有名か・・・
今度は「ブレイブ・ストーリー」でも声優をしている。

以前に彼が声優で主役を務めた「茄子アンダルシアの夏」を昨晩観直した。
ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアに並ぶ、世界三大自転車レースの一つ、ブエルタ・ア・エスパーニャを題材にしたアニメである。

自転車関連のビデオを借りようとTSUTAYAに行ったが、やっぱりこれしかなかったのだ。大泉洋を愛する家内からの提案「もう一度観てみない?」を受けた形になった。
※草薙剛主演の「メッセンジャー」は最近もう観てしまった。

大泉洋、彼の声は確かに声優に向いているし、違和感がまるでないから不思議だ。彼を声優として発掘した人には脱帽である。



自転車レースについてはほとんど知らないし、憧れる域にも到達していないが、書籍・カタログ・雑誌の次には、映像!である。というくらい毎日が自転車漬けの私の脳味噌の中・・・。

改めて観て思った感想は、自転車レースの駆け引きの醍醐味は、まるで「プロとしての箱根駅伝ランナーのようだ」と理解した。チームプレイだし、やっぱりこれって間違ってる??

以前はフジテレビで放送していたツール・ド・フランス。今では有料放送でしか見ることができない。。。
何日にも及ぶヨーロッパでのスポーツの祭典。沿道ではレースがそこを通過する時はお祭り騒ぎになるらしい。



深遠なり!自転車!及び他国のスポーツ文化!
リリーフランキーではないが、世の中には知らないこと(理解出来ていないこと)の方が余程多い。

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