昨日、家内のお誘いでBilly Elliotを鑑賞してきました。
ミュージカルは完成度が最高潮に高いお芝居のイメージです。
三連休の中日の昨日、たくさんの子役が登場する舞台を見ながら、運営の方ばかりが気になっていました。
会場には大量のチラシが置いてあり、帰りの電車の中でチラッと見たら、子役の養成所の様なチラシも入っています。
知ってたら息子を入れてたという家内。冗談でしょうけど、会場にはたくさんの子供も観劇に来ていましたので、夢見る親子はいるのかも知れません。
舞台のストーリーは、サッチャー政権下で閉山していく炭鉱の街で、ひょんなことからダンスの才能を開花させていく男の子の物語です。
エルトン・ジョンが音楽を書いたそうで、いかにもミュージカルな曲の中にもポップなロックな音楽もあって、オーケストラピットはとても大変そうです。
役者の皆さんは、踊りも上手いし、歌も凄いし、演技も出来るので、究極な舞台俳優に見えて、憧れが巻き起こることが予見されます。子供達のタップダンスや器械体操選手バリの回転技には度肝を抜かれます。なので、平日の公演や地方の公演が気になったのでした。
時代の背景で喫煙シーンが頻繁にあり、舞台上で火を点け、煙を燻らし、揉み消すことが演出上大量におきます。料理のシーンでは火を付けたコンロに焦げた匂いとこれまたちょっとした驚きです。
家内はよく観劇に行くのですが、私は帰国前にシンシナティで観たミス・サイゴン以来の5年ぶりです。
映画も良いらしい様です。恵比寿の方で上映しているとか。
そして、先ほどTVerでザ•ノンフィクションをみました。
キッチンカーに人生を賭ける若者の話。
人生って計算通りには進まないの典型が、飲食の経営の様な気がしてなりません。
人の口から入る、人口を元に計算出来る、変わらない(筈の)絶対量に、一人が飲食店で供給量を増やす新規出店の発想には、何処かで誰かから供給量を奪うという、凄惨な闘いが行われているという印象しか持てません。
次週の後編、心配です。
映画CHEFのキッチンカーでキューバサンドを売って歩く様な粋な展開って、あのときはどうして設定を受け入れたんだろう。一流のシェフが退店しているから食事数が移動しただけっていう計算でも頭でしていたんだろうか。いやいや、夢見ちゃってたんだろうね。