昨日、実家の方の安めの床屋さんに行って来ました。
普段は必ず行くところが決まってるんですけど、人気店なのと、他の店に行っても許されることが分かって、目に前髪が刺さるくらいなので、行って来ました。
かなりテキパキと切るんですけど、そこまで嫌な仕上がりじゃないので安心して目を瞑ります。
でいくつか聞かれるじゃないですか?床屋さん。
一番初めの「今日はどういう風に」は答えようがいくらもあるんですけど、決まった期待値はもうツラツラと口から出てきます。
でシャンプー時に聞かれる「痒いところありますか」に対しても「大丈夫です」でお返事してます。
で最後です。絶対聞かれるやつ。
「何か付けますか」
あれ、今日も絶対聞いてくるよな?って察知した時から何か上手い返事がないかなと思案。
「何が合うと思います?」って聞きたいかな。
でもそんな挑戦的なこと言えます?でも一番いいのは、理容師の方の意見。
「付けた方が良さそうなものありますか」だと角が立たないですかね?
先ず、付けるものって何があるんですかね?付けないから知りもしない。
ディップ?リキッド?クリーム?
どう指定するんだろう?
昔々、横山やすしが毎日理髪店を通ってるって聞いたことがあります。
毎朝髪を整えて、ステージに立つ。その心境が、その心意気がすごいことなのかもしれませんが、本来は出勤前の身だしなみの様な使い方が床屋さんの真髄だったりするのかもしれません。
だとするなら、ピタッとクリームで髪をセットから崩さないようにするのが良さげ。
付けたことがないので想像の域を出ません。
普段から使うところから始めてみます。
結局昨日は「大丈夫です」って言ってしまいました。詰まらないですよね。
そもそも背中が痒いですと言ったら掻いてくれるのだろうか?とか妄想しつつ、必ず断っています。
美容師いわく、気遣いを示す言葉らしいのですが、かえって客を疲れさせるだけのような…。
日本には、形骸化したやり取りが多い気がしますね。話は変わりますけど、ビジネスメールのやり取りでも、毎回、○○様、いつもお世話になっております、よろしくお願いしますと書くのは意味あるのだろうかと内心思いながら、必ず書いている自分がいます。
いやーコメント、嬉しいですね。久しぶり。
定型過ぎる、期待のない質問は嫌ですよね?分かります。気遣いの表れに乗っかる人は嫌がられるんでしょうね。セルフが流行る訳です。コミュニケーションが意味を為さないなら不要と割り切っちゃう人が多いのも分かります。
普段は身の上話を延々と語り合う所に通ってます。1時間半はいつもそのお店の中に居るんですけど、良い気分転換になってます。