ノーベル山中さんのスピーチを聞いていて、とてもスマートだなぁと感嘆した。
受賞者としては50歳は若いのだろうが、それが効いているのか、発するユーモアは20代にも通用するものだと思う。
先日、山中さんより7つ下の維新・橋下さんの生演説を「たまたま」聞いたのだが、びっくりするくらいこころに響かなかった。
元弁護士なのに、それでいいんか。
聴衆の反応が鈍かったことから、そう感じたのは自分だけでないはず。
人前で話す―とくに大勢の前で話すということが、日本人は苦手、、、とされているが、まぁ政治家だけで判断すれば、それは確かにそうかなと思う。
小沢さんの「あー、」「うー、、」だけでイライラする。
野田さんは、なんかちょっと目が泳いでいる感じがする。
福島さんは「原稿ありき」みたいなところがあって、小学生が作文を読んでいるみたい。
米国と比べるのは酷だが、オバマさんのようにクリスマスソングが歌えるトップが誕生するのは、ちょっと想像が出来ない。
スピーチだからといって、淀みなく、饒舌に話すことだけが求められるわけでもない。
『独裁者』(40…トップ画像)のチャーリーのように出来るひとなんて、そうは居ないだろうし。
たとえば『つみきのいえ』(2008)でオスカー短編アニメーション賞を受賞した加藤久仁生は、
じつにたどたどしい英語で「Thank you pencils」(ありがとう、鉛筆)とだけいって、おおいに好評を得た。
そういうこと、なんだな。
さすがに新シリーズは生まれそうもない、『3年B組金八先生』(TBS)。
いや取り上げたいのは金八先生の説教演説ではなく、卒業式の答辞。
「そんなに卒業式って一大イベントか!?」と突っ込みたくなるほど仰々しく描かれていて苦笑を禁じ得ないのだが、毎回毎回、なぜかクラスでいちばんの問題児が答辞を担当し、ほとんどアジテーションのような大演説をぶちまける。
泣いたり喚いたりしながら、「うちの先生は、最高だ!」みたいな。
さすがに感動はしないが、お約束のネタとしてはよく出来ていると思う。
ただ、こういうことが起こる可能性はゼロ、、、ともいえないのが、
高校生のときだったか、知らぬ間に? 学生スピーチコンテストみたいなものが開催されていて、ある日の朝礼で学校代表の女の子が受賞作? を披露したのだが、
その子はオーバーアクティングと評していいくらい身振り手振りを交え、泣き、叫び、悪くいえば感動を煽りに煽っていた。
そのとき思った、そうかスピーチって舞台劇だったのかと。
というわけで12年度最後の初体験シリーズ、テーマはスピーチでいってみよう。
ここまでエラソーに書いてきたが、スピーチの体験は「ヒトナミ」程度で、多くも少なくもない。
得意かどうかでいえば、「やや」得意・・・と、自分だけは思っている。
受けがいいか悪いかでいえば、大抵は男子のみに受けがいい。
福島さんのことを作文読んでいるみたいといったが、自分の場合も「原稿ありき」なので、噛まずにリズムに乗れれば「そこそこ」受ける、しかし酒にやられれば瀕死の重傷を負ってしまう、、、ということ。
ダメダメじゃん!!
そんな自分のスピーチ初体験は、20歳の春だった―。
つづく。
※ベタなチョイスだけど
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(27)』
受賞者としては50歳は若いのだろうが、それが効いているのか、発するユーモアは20代にも通用するものだと思う。
先日、山中さんより7つ下の維新・橋下さんの生演説を「たまたま」聞いたのだが、びっくりするくらいこころに響かなかった。
元弁護士なのに、それでいいんか。
聴衆の反応が鈍かったことから、そう感じたのは自分だけでないはず。
人前で話す―とくに大勢の前で話すということが、日本人は苦手、、、とされているが、まぁ政治家だけで判断すれば、それは確かにそうかなと思う。
小沢さんの「あー、」「うー、、」だけでイライラする。
野田さんは、なんかちょっと目が泳いでいる感じがする。
福島さんは「原稿ありき」みたいなところがあって、小学生が作文を読んでいるみたい。
米国と比べるのは酷だが、オバマさんのようにクリスマスソングが歌えるトップが誕生するのは、ちょっと想像が出来ない。
スピーチだからといって、淀みなく、饒舌に話すことだけが求められるわけでもない。
『独裁者』(40…トップ画像)のチャーリーのように出来るひとなんて、そうは居ないだろうし。
たとえば『つみきのいえ』(2008)でオスカー短編アニメーション賞を受賞した加藤久仁生は、
じつにたどたどしい英語で「Thank you pencils」(ありがとう、鉛筆)とだけいって、おおいに好評を得た。
そういうこと、なんだな。
さすがに新シリーズは生まれそうもない、『3年B組金八先生』(TBS)。
いや取り上げたいのは金八先生の説教演説ではなく、卒業式の答辞。
「そんなに卒業式って一大イベントか!?」と突っ込みたくなるほど仰々しく描かれていて苦笑を禁じ得ないのだが、毎回毎回、なぜかクラスでいちばんの問題児が答辞を担当し、ほとんどアジテーションのような大演説をぶちまける。
泣いたり喚いたりしながら、「うちの先生は、最高だ!」みたいな。
さすがに感動はしないが、お約束のネタとしてはよく出来ていると思う。
ただ、こういうことが起こる可能性はゼロ、、、ともいえないのが、
高校生のときだったか、知らぬ間に? 学生スピーチコンテストみたいなものが開催されていて、ある日の朝礼で学校代表の女の子が受賞作? を披露したのだが、
その子はオーバーアクティングと評していいくらい身振り手振りを交え、泣き、叫び、悪くいえば感動を煽りに煽っていた。
そのとき思った、そうかスピーチって舞台劇だったのかと。
というわけで12年度最後の初体験シリーズ、テーマはスピーチでいってみよう。
ここまでエラソーに書いてきたが、スピーチの体験は「ヒトナミ」程度で、多くも少なくもない。
得意かどうかでいえば、「やや」得意・・・と、自分だけは思っている。
受けがいいか悪いかでいえば、大抵は男子のみに受けがいい。
福島さんのことを作文読んでいるみたいといったが、自分の場合も「原稿ありき」なので、噛まずにリズムに乗れれば「そこそこ」受ける、しかし酒にやられれば瀕死の重傷を負ってしまう、、、ということ。
ダメダメじゃん!!
そんな自分のスピーチ初体験は、20歳の春だった―。
つづく。
※ベタなチョイスだけど
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(27)』