Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

早死メモリアル

2014-07-09 00:30:00 | コラム
芸人、春一番の死去には少なからずショックを受けた。

47歳・・・うちのかーちゃんより2つも若く逝っちまった。

ショックを受けたのは年齢だけでない、ちょうど10年前だろうか、酒浸りの生活がたたって身体を怖し「もう、あとがない。いつ死んでもおかしくはない」といわれたひとである。
そのころ自分はアントニオ猪木の取材をしていて、このひとのモノマネをする春一番とも「軽く」関わりを持っていた。

そんなひとが、いま死を迎えようとしている―病室に続々と現れる芸人仲間を眺めるだけで、取材メモさえ取れなかった自分。
そのときの反省があって現在の自分があると思っているのだが、そんなことより「誰もが死を覚悟」していたのに、それでも生き残った春一番の生命力の強さに感動したものだ。

あれ以降、献身的な奥さんの支えもあって「酒断ち」出来ているものだと思っていた。

でも酒をやめられなかった、、、ようである。
それが、いちばんのショックだった。


若過ぎる死のダメージは、計り知れない。
たとえ一般人であったとしても、その余波は親族だけに留まらない。

今宵は―ちょっと悪趣味だとは思うが、若くして死んだ表現者たちを10人並べてみよう。

自分にとっての「鮮烈な死」ではあるが、興味のないひとだったとしても、みんな「若過ぎるよなぁ、、、」と思わなかったかい?


(1)リヴァー・フェニックス…トップ画像

93年10月31日、ドラッグのオーバードースにより死去…享年23歳

自分の世代にとって、これが最大のインパクト。
キアヌやジョニデなど、彼の親友だったひとの現在の活躍を考えると、ほんとうにもったいない。

(2)岡田有希子

86年4月8日、投身自死…享年18歳

この日は、中学校の入学式。
「飛び降りたんだってね」・・・これが、隣りの席の子との最初の会話だった。

(3)ブランドン・リー

93年3月31日、撮影中の事故により死去…享年28歳

父子とも、疑惑が残る死にかた―こんなことって、あるのか。

(4)トゥパック・アマル・シャクール

96年9月13日、射殺され死去…享年25歳

有名人の死というだけでもインパクトがあるのに、銃撃されて死ぬなんて、あまりにも非現実的だなと思った。

(5)フィリップ・シーモア・ホフマン

本年2月2日、ドラッグのオーバードースにより死去…享年46歳

上のひとたちに比べれば長生きしたのかもしれないが、大好きな俳優だっただけに、じつをいうと、いまでもちょっと信じられない。

(6)ヒース・レジャー

2008年1月22日、急性薬物中毒により死去…享年28歳

この映画を観ると、ほんとうにもったいないと思う。




(7)シド・ヴィシャス

79年2月2日、ドラッグのオーバードースにより死去…享年21歳

ミュージシャンには「破滅」「早死」が似合う・・・とはいえ、ねぇ。
恋人ナンシーの死とともに、忘れ難い事件。

(8)ジェームズ・ディーン

55年9月30日、交通事故死…享年24歳

リアルタイムを知らなくとも、名画座などで主演作を観る度に「生きていたら、どうなっていただろうな…」なんて想像する。

(9)川島雄三

63年6月11日、病死…享年45歳

映画監督は長生きするひとが多く、だからこそ、このひとの短命が際立つ。
夭折の天才なんて、本人にとっては「ちっとも」うれしくないだろう。

(10)高橋良明

89年1月23日、交通事故死…享年16歳

植木等や所ジョージに可愛がられていたのに、いちばん若い彼がいちばん先に死ぬなんて!!

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コメント (1)
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