うでぃはれる「そん」→「そん」がんほ(ソン・ガンホ)
世界の映画を偏見なく観るようにしているが、韓国産の映画に「通じている」とまではいえない。
話題になったメジャー、それからキム・ギドクやパク・チャヌク、ポン・ジュノのような作家性の強い監督の映画は積極的に触れるけれども。
でも米国や日本とはちがって、韓国の俳優さんの「名前と顔を一致させる」のは一苦労、、、だったりする。
『チャングム』シリーズのイ・ヨンエは、女優としてより女子としてタイプなので、すぐ覚えちゃったが。
少し話を大きくする―。
ここ数年、政治的には日本と韓国は良好な関係とはいえない。
歴史認識に端を発するアレヤコレヤはここでは論じないが、それはあくまでも政治的な意味においてだけだった・・・はずなのに、
ふと気づけば韓流と呼ばれたドラマは廃れ、ちょっと前までは大人気だった少女時代やKARAの人気も急降下(先日、久し振りにBoAをテレビで観たなぁ!)、
自分も後輩の質問に「韓国映画? まぁ、観るほうだよ」と答えると、「え、なんで??」みたいな顔をされた。
よいものは、よい。
それでいいはずなのにね。
阿呆か! と思ったのは、関根麻里の恋人が韓国の芸能人という報道に触れた友人が「韓国人は、やめたほうがいい」とネットで書いていたこと。
んなこと、放っておけよ!
親かい!? ってね。
そうなんだ、政治だけでなく文化の交流という意味でも、うまくいっていない。
繰り返すが、よいものは、よい―のはずなんだけど。
まぁいいや、阿呆は放っておこう。
話を戻し・・・
そんなこといっている自分だが、韓国映画の世界で活躍する男優の名前、ソラで10人いえるかどうか、、、程度の知識なのである。
「その最初のひとり」として挙げるのが、きょうの主役ソン・ガンホ。
美形じゃあない。
180cm×72kgのガタイも相まって、見た目だけで判断すれば「やや」三枚目。
しかし、上に挙げた野心的な監督たち―パク・チャヌク、ポン・ジュノ―などと組むことが多く、シリアスからコミカルまで演じられるオールマイティな名優なのだった。
90年代の後半に映画俳優デビューすると、立て続けに話題作に出演。
日本で注目されたのは『クワイエット・ファミリー』(98)からで、
韓国ブームの火付け役といっていい『シュリ』(99)、
ガンホ出演作ではいちばん好きな『JSA』(2000)、
イ・ヨンエも出ているし!!
『復讐者に憐れみを』(2001)、
日本の映画人が悔しがったといわれた傑作『殺人の追憶』(2004)、
『大統領の理髪師』(2004)、『親切なクムジャさん』(2005)、
怪獣の「見せかた」がひじょうに巧いと思った『グエムル 漢江の怪物』(2006)、
『シークレット・サンシャイン』(2006)、『渇き』(2009)、『凍える牙』(2012)、『スノーピアサー』(2013)と、ほぼハズレ知らずの映画キャリアを築いている。
(まぁ、当たった作品しか上陸してこないって見かたも出来るのだが…)
顔や年齢はちがうが、日本でいえば役所広司や佐藤浩市のような存在なのだと思う。
現在47歳、このひとこそ韓国映画の中心に居るといっていいのだろう。
(前述したように)韓国映画に通じているとはいえないクセして、(妙なプライドから)知ったかぶりをしてみた映画小僧、、、なのであった。
あすのしりとりは・・・
そんがん「ほ」→「ほ」っとどっぐ。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(82)』
世界の映画を偏見なく観るようにしているが、韓国産の映画に「通じている」とまではいえない。
話題になったメジャー、それからキム・ギドクやパク・チャヌク、ポン・ジュノのような作家性の強い監督の映画は積極的に触れるけれども。
でも米国や日本とはちがって、韓国の俳優さんの「名前と顔を一致させる」のは一苦労、、、だったりする。
『チャングム』シリーズのイ・ヨンエは、女優としてより女子としてタイプなので、すぐ覚えちゃったが。
少し話を大きくする―。
ここ数年、政治的には日本と韓国は良好な関係とはいえない。
歴史認識に端を発するアレヤコレヤはここでは論じないが、それはあくまでも政治的な意味においてだけだった・・・はずなのに、
ふと気づけば韓流と呼ばれたドラマは廃れ、ちょっと前までは大人気だった少女時代やKARAの人気も急降下(先日、久し振りにBoAをテレビで観たなぁ!)、
自分も後輩の質問に「韓国映画? まぁ、観るほうだよ」と答えると、「え、なんで??」みたいな顔をされた。
よいものは、よい。
それでいいはずなのにね。
阿呆か! と思ったのは、関根麻里の恋人が韓国の芸能人という報道に触れた友人が「韓国人は、やめたほうがいい」とネットで書いていたこと。
んなこと、放っておけよ!
親かい!? ってね。
そうなんだ、政治だけでなく文化の交流という意味でも、うまくいっていない。
繰り返すが、よいものは、よい―のはずなんだけど。
まぁいいや、阿呆は放っておこう。
話を戻し・・・
そんなこといっている自分だが、韓国映画の世界で活躍する男優の名前、ソラで10人いえるかどうか、、、程度の知識なのである。
「その最初のひとり」として挙げるのが、きょうの主役ソン・ガンホ。
美形じゃあない。
180cm×72kgのガタイも相まって、見た目だけで判断すれば「やや」三枚目。
しかし、上に挙げた野心的な監督たち―パク・チャヌク、ポン・ジュノ―などと組むことが多く、シリアスからコミカルまで演じられるオールマイティな名優なのだった。
90年代の後半に映画俳優デビューすると、立て続けに話題作に出演。
日本で注目されたのは『クワイエット・ファミリー』(98)からで、
韓国ブームの火付け役といっていい『シュリ』(99)、
ガンホ出演作ではいちばん好きな『JSA』(2000)、
イ・ヨンエも出ているし!!
『復讐者に憐れみを』(2001)、
日本の映画人が悔しがったといわれた傑作『殺人の追憶』(2004)、
『大統領の理髪師』(2004)、『親切なクムジャさん』(2005)、
怪獣の「見せかた」がひじょうに巧いと思った『グエムル 漢江の怪物』(2006)、
『シークレット・サンシャイン』(2006)、『渇き』(2009)、『凍える牙』(2012)、『スノーピアサー』(2013)と、ほぼハズレ知らずの映画キャリアを築いている。
(まぁ、当たった作品しか上陸してこないって見かたも出来るのだが…)
顔や年齢はちがうが、日本でいえば役所広司や佐藤浩市のような存在なのだと思う。
現在47歳、このひとこそ韓国映画の中心に居るといっていいのだろう。
(前述したように)韓国映画に通じているとはいえないクセして、(妙なプライドから)知ったかぶりをしてみた映画小僧、、、なのであった。
あすのしりとりは・・・
そんがん「ほ」→「ほ」っとどっぐ。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(82)』