Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(82)

2014-07-20 11:39:54 | コラム
そんがん「ほ」→「ほ」っとどっぐ(ホットドッグ)

「―黒柳徹子さんと同世代っていっちゃうと、なんかボクのほうが損しちゃう感じですが(笑う) 髪飾りとかペチコートとかじゃなくて、米映画を観ていると、大きな冷蔵庫が出てくるでしょう。たっぷりとしたサンドウィッチが出てくるでしょう。ボクは子ども心に、いいなぁ、いいなぁ、と思ってね。ああいう風になりたい、なりたいと願って戦後の日本人は懸命に働いたと思うんですよね」(筑紫哲也)

黒柳徹子はペチコートや髪飾り、
筑紫哲也は冷蔵庫やサンドウィッチ、

自分はなんだろうと考える・・・ちょっと筑紫さんに似ているが、やっぱりファストフードかな。

ハンバーガーやフレンチフライ、そしてホットドッグ。

自分の世代だと「日本でもフツーに喰えるもの」なんだけど、でも米国のはボリュームがちがうじゃん?
野茂や石井一久なんて米国行った途端に体型変わったもんね、ハンバーガーおそろしや、、、なのである。

きょうの主役は、ホットドッグ。
アメリカンドッグのほうが「より」好きだが、これは和製英語であり米国では「コーンドッグ」というらしい。
しかもソーセージはソーセージでも「魚肉」のほうだってこと、知ってた?

ホットドッグは、米国でもホットドッグ(hotdog)という。
由来は諸説あるが「フランクフルトをダックスフントに見立てて『ホットドッグ』と説明文を添えた新聞漫画から広まった」というのが有力みたい。(ウィキペディアより)

なんか、分かるようで分からん由来だが。

日本のホットドッグでいうと、マクドナルド(朝メニュー)のでは物足りない。
モスバーガーのはボリュームはあるけど、ちょっと上品に過ぎる。
コンビニ産のは安いが至福感? 満腹感に乏しい。
なんというか、もっとこう、フランクフルトが見えなくなるくらいケチャップとマスタードをかけたいよね。

それだったら自分で作れ―という話になってしまうけれど。


そういえば昔流行った雑誌に『ホットドッグ・プレス』というのがあった。
大学生向けのデートマニュアルみたいな企画がウケていたが、個人的には中尊寺ゆつこのイラストや映画特集のほうが楽しめた。


さて、映画とホットドッグの関係について。

ハンバーガーほどではないが、米国映画の主人公たちはホットドッグが好き。
最も印象的なのは、やっぱり『ダーティハリー』(71)のハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)だろう。

彼はホットドッグを胃に流し込む前に44マグナムをぶっ放し、犯人を仕留める。





『フィールド・オブ・ドリームス』(89)のケビン・コスナーとジェームズ・アール・ジョーンズも、野球場でホットドッグを食べていた。

「ふたりでそれを食べる」夢を見たからと、わざわざ遠出をする主人公。
その球場で、第二のお告げ? のヒントをもらうという展開だった。


アングロサクソン系がみんなファストフード好きというわけじゃない。

トビー・マグワイアは有名なベジタリアンであり、『スパイダーマン2』(2004)でホットドッグを食するシーンでは「豆腐ドッグ」を代用した、、、なんてトリビアも聞かれる。


あんなに美味しいものを食べないなんて―とは思うが、トビーはトビーで「早死するよ、そんなもんばっかり食べてると」なんて考えているのだろうね~。


次回のしりとりは・・・
ほっとどっ「ぐ」→「ぐ」っどもーにんぐべとなむ。

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コメント (3)
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