Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

彼も、ひとなり。

2015-02-03 05:36:42 | コラム
まもなく公開されるジョニデことジョニー・デップの新作、『チャーリー・モルデカイ』の出来が冗談のようにひどい。

公開前にあんまり書くことではないが、ガッカリするほどの内容なので「観ないでいいよ!」といっておく。

どうしちゃったんだろうな、、、と思う。

若手と呼ばれていたころは一本筋の通った「モノをいう俳優」というか、作品選びも「純粋に」尖っていて大好きな俳優だったんだ。
だったんだけれども、ここ数年はハズレが多く、自分にとって満足のいくジョニデ作品というと、2004年の『ネバーランド』まで遡らなければいけないのだった。

ひとつやふたつくらい、であれば、そんなこともあるだろうなと。
映画小僧のワガママっぽく聞こえるかもしれないが、そのほうが愛嬌がある? というか、安心する? というか。

完全無欠のキャリアより、傷があったほうが、
あぁ彼も彼女も「ひと」だったんだ―と思えるじゃない?


そんなわけできょうは、「まぁ、そんなこともあるよね」と、映画小僧が「なかば強引に」納得しようとしたベテラン俳優の「珍しい」失敗作、あるいは精彩を欠いた不発作を挙げてみたい。

好きだからこそいう・いえるという、映画小僧の「くだらん特権」によるリスト―と解釈してもらえれば。


なぜベテランに限定するのかって?

20代そこそこの俳優の短いキャリアからそれを選ぶのって、なんか可哀想でしょう。


<ロバート・デ・ニーロ>

『レナードの朝』(90)

そんなつもりはないのだろうが、「どう、巧いでしょ、俺?」といっているように見える。

リアルを追究しただけ、、、なのにね。

<ジャッキー・チェン>

『プロテクター』(85)

ここまで成龍の魅力を殺した映画は、後にも先にもこの1本だけ。

米国資本だから―という理由だけではないような気がする。

<ジュリアン・ムーア>

『フォーガットン』(2004)

どんなオファーでも断らないひとだから、たまにヘンテコな作品に出てしまう。

贔屓女優ゆえに可能なかぎり擁護したかったが、これはさすがに無理だった。

<シルベスター・スタローン>

『スペシャリスト』(94)

男女の筋肉祭のような映画だが、スライは完全にシャロン・ストーンに喰われてしまっている。

だから印象に残るのは、ストーンの肢体と、グロリア・エステファンによる主題歌だけ。

※でも、スーパーヒーロー物のような曲だよね。好きだけど。




<アル・パチーノ>

『セント・オブ・ウーマン』(92)

優等生が作ったような映画で、いろいろ困った。

結論。

デ・ニーロもパチーノも大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大好きなのだが、障害のある役を演じるケースは個人的に苦手。

<ブラッド・ピット>

『カリフォルニア』(93)

下品なキャラは大好物だが、なぜかブラピのこれだけは乗れなかった。

力み過ぎているのかな。

<渡哲也>

『BROTHER』(2000)

北野映画に、ぜんぜんマッチしていない。

出てきた瞬間に、笑ってしまった。

<ビートたけし>

『JM』(95)

たけしの所為じゃない、監督が悪いんだ―という声も聞こえてきそうだが、いやいや、どっちもダメだったんじゃないか。

<ブルース・ウィリス>

『ジャッカル』(97)

クールな暗殺者より、饒舌な刑事のほうが似合うということか。

あの髪型も気に入らなかったし笑

<仲代達矢>

『影武者』(80)

黒澤信者だが、勇気を出して選出。

『乱』(85)は似合っていたが、信玄というには線が細過ぎる。
熱演すればするほど気の毒に思えてきたし、皆がいうことだが、やっぱり勝新で観たかった。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『ひとりぼっちの夜』

コメント (3)
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