かなりのワルガキだったはずなのに、悪さをした回数と父親になぐられた回数が比例しない。
父親が「なぐらないひと」だったわけではなく、母親が自分の悪事を父親に知らせなかっただけの話。
いちど自分が父親にボッコボコにされたときがあり、「ぜんぶ知らせたら、この子は死んでしまうほどなぐられる」そう思ったらしいのである。
まるでヒトゴトのようにいうが、そういう意味ではアムロくんのように、あまりなぐられてこなかった子ども、、、といえるだろう。
先日―。
柔道家の小川直也が、指導中に子どもたちに暴力を振るったと報じられていた。
あぁ小川さん、やっちまったか! と思ったが、その内容を聞くと、ん? であった。
「長時間の練習中に居眠りする子どもの目を覚ますために、口に氷を詰めたりする行為を見た次男が恐怖を感じ、退会した」
居眠りって!!
これも体罰になるのかなぁ、現代ではそうなるのだろうなぁ、はっきりいうが馬鹿馬鹿しいなぁ、、、なんて。
まぁいいや。
小川さんは、こんなことでへこたれないだろうから。
映画のなかの暴力。
格闘ではなく、暴力。
AとBが「なぐりあう」のではなく、どちらかが一方的に「なぐる」。
・・・というシーンは、格闘シーンよりも鮮烈で、いつまでもこころに残るもの。
きょうは、そんな「なぐるひと」が登場する映画を10本選出してみた。
※敢えて「ボッコボコ」なシーンは除外している…『アレックス』(2002)とかね!!
『レイジング・ブル』(80)
ボクシング映画だから当然?
否。
拳闘シーンを指しているわけじゃない。
マネージャーを務める弟に、自分の顔面を本気でなぐらせるシーンが出てくる。
『フェイク』(97)
ヤクザ同士が冗談をいって騒いでいたら、ボスになぐられた。
なんてことない展開かもしれないが、ボスはボスでも、少し前までは同じ「平社員」であったはず。
だからこそ、なぐられたほうのショックは大きい。
『ダイハード』(88)
こちらは、胸のすく暴力。
プライバシーを暴露された主人公夫人が、テレビリポーターをぶんなぐる。
『桐島、部活やめるってよ』(2012)
女子が女子をなぐる。
なぐられたほうは「はぁ!?」だが、観客全員が拍手喝采。
『ローズ家の戦争』(89)
痴話喧嘩のはずが、ほとんど殺し合いの離婚戦争に。
すべては、キャスリーン・ターナーの一発から始まった。
『息もできない』(2008)
相手が女子高生だろうが、本気でなぐる主人公。
サイテーだが、物語はここから始まる。
『東京フィスト』(95)
愛憎を拳に託し、ひたすら主人公をなぐるヒロイン。
痛々しくも、美しいシーンだった。
『リービング・ラスベガス』(95)
童貞であることを馬鹿にされた(と解釈した)大学生になぐられる娼婦、エリザベス・シュー。
やっぱり、女子がなぐられるシーンは切ない。
『家族ゲーム』(83)
「お母さん、ゴキブリ」
「えっ、ゴキブリ?」
でも、この映画では、なぐられる由紀さおりのシーンで爆笑してしまう。
『愛を乞うひと』(98)
なぐられても、なぐられても、好きなひと。
だって、お母さんなんだもん。
観ていてつらかった。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『オスカー最終予想 ~汗かっきかきで考えました~』
父親が「なぐらないひと」だったわけではなく、母親が自分の悪事を父親に知らせなかっただけの話。
いちど自分が父親にボッコボコにされたときがあり、「ぜんぶ知らせたら、この子は死んでしまうほどなぐられる」そう思ったらしいのである。
まるでヒトゴトのようにいうが、そういう意味ではアムロくんのように、あまりなぐられてこなかった子ども、、、といえるだろう。
先日―。
柔道家の小川直也が、指導中に子どもたちに暴力を振るったと報じられていた。
あぁ小川さん、やっちまったか! と思ったが、その内容を聞くと、ん? であった。
「長時間の練習中に居眠りする子どもの目を覚ますために、口に氷を詰めたりする行為を見た次男が恐怖を感じ、退会した」
居眠りって!!
これも体罰になるのかなぁ、現代ではそうなるのだろうなぁ、はっきりいうが馬鹿馬鹿しいなぁ、、、なんて。
まぁいいや。
小川さんは、こんなことでへこたれないだろうから。
映画のなかの暴力。
格闘ではなく、暴力。
AとBが「なぐりあう」のではなく、どちらかが一方的に「なぐる」。
・・・というシーンは、格闘シーンよりも鮮烈で、いつまでもこころに残るもの。
きょうは、そんな「なぐるひと」が登場する映画を10本選出してみた。
※敢えて「ボッコボコ」なシーンは除外している…『アレックス』(2002)とかね!!
『レイジング・ブル』(80)
ボクシング映画だから当然?
否。
拳闘シーンを指しているわけじゃない。
マネージャーを務める弟に、自分の顔面を本気でなぐらせるシーンが出てくる。
『フェイク』(97)
ヤクザ同士が冗談をいって騒いでいたら、ボスになぐられた。
なんてことない展開かもしれないが、ボスはボスでも、少し前までは同じ「平社員」であったはず。
だからこそ、なぐられたほうのショックは大きい。
『ダイハード』(88)
こちらは、胸のすく暴力。
プライバシーを暴露された主人公夫人が、テレビリポーターをぶんなぐる。
『桐島、部活やめるってよ』(2012)
女子が女子をなぐる。
なぐられたほうは「はぁ!?」だが、観客全員が拍手喝采。
『ローズ家の戦争』(89)
痴話喧嘩のはずが、ほとんど殺し合いの離婚戦争に。
すべては、キャスリーン・ターナーの一発から始まった。
『息もできない』(2008)
相手が女子高生だろうが、本気でなぐる主人公。
サイテーだが、物語はここから始まる。
『東京フィスト』(95)
愛憎を拳に託し、ひたすら主人公をなぐるヒロイン。
痛々しくも、美しいシーンだった。
『リービング・ラスベガス』(95)
童貞であることを馬鹿にされた(と解釈した)大学生になぐられる娼婦、エリザベス・シュー。
やっぱり、女子がなぐられるシーンは切ない。
『家族ゲーム』(83)
「お母さん、ゴキブリ」
「えっ、ゴキブリ?」
でも、この映画では、なぐられる由紀さおりのシーンで爆笑してしまう。
『愛を乞うひと』(98)
なぐられても、なぐられても、好きなひと。
だって、お母さんなんだもん。
観ていてつらかった。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『オスカー最終予想 ~汗かっきかきで考えました~』