日本時間の月曜昼が米オスカー授賞式なので、きょう・あす・あさってと特別編成で展開していきたい。
きょう・あすは、「自分がアカデミー協会員だとしたら、古今東西の映画でなにに投票するのか」という、夢があり過ぎる企画を。
題して、「勝手にオスカー授賞式」。
ふだん作品の完成度やテーマ性、俳優などの視点から10傑を展開しているが、技術部門に目を向けてみようってことで。
きょうは【撮影賞】【視覚効果賞】【オリジナル作曲賞】、あすは【編集賞】【脚本賞】【脚色賞】【衣装デザイン賞】をやってみる。
ではいくぜ!!
※「勝手に」受賞作には、☆印がついている
【撮影賞】…優れたカメラマンによる映像というものは、ほんの10秒であったとしても、そのひとの個性が刻印されているものである。
ノミネート5作品(制作順)
『用心棒』(61)
殺陣のシーンにおけるマルチアングル。
『キャリー』(76)
プロムナイトの惨劇シーン、そのすべて。
『マッドマックス』(79)
カーアクションの臨場感を出すため、車のボンネットにカメラを固定して撮影している。
『グッドフェローズ』(90)☆☆☆☆☆
あらゆる映画技法が詰め込まれた映画だが、とくに流麗なカメラワークが素晴らしい。
『シンドラーのリスト』(93)
ヤヌス・カミンスキーと組んで以降のスピルバーグ作品は、物語の面白さ以上に、映像の美しさが際立つようになった。
【視覚効果賞】…嘘の話を真実っぽく描くためには、なくてはならない技術である。
ノミネート3作品(制作順)
『ターミネーター2』(91)
テクノロジーが大きく前進するとき、そこにはいつも、ジェームズ・キャメロンの姿がある。
『ジュラシック・パーク』(93)☆☆☆☆☆
どこかにホンモノの恐竜が居るんだ―そのくらいの衝撃があった。
『ゼロ・グラビティ』(2013)
これ観たら、べつに、ホンモノの宇宙に行かなくてもいいかも・・・そんな風に思ってしまった。
【オリジナル作曲賞】…目立ち過ぎず、それでいて印象に深く。
ノミネート5作品(制作順)
『第三の男』(49)☆☆☆☆☆
チターの音色が心地良い。
『冒険者たち』(67)
口笛を吹けなかったが、頑張って練習した。
『タクシードライバー』(76)
バーナード・ハーマンの遺作。
『ニュー・シネマ・パラダイス』(88)
自分が葬式をあげるときは、この曲を流してほしいな、、、と。
『魔女の宅急便』(89)
久石譲の最高傑作だと思う。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『勝手にオスカー授賞式 その弐』
きょう・あすは、「自分がアカデミー協会員だとしたら、古今東西の映画でなにに投票するのか」という、夢があり過ぎる企画を。
題して、「勝手にオスカー授賞式」。
ふだん作品の完成度やテーマ性、俳優などの視点から10傑を展開しているが、技術部門に目を向けてみようってことで。
きょうは【撮影賞】【視覚効果賞】【オリジナル作曲賞】、あすは【編集賞】【脚本賞】【脚色賞】【衣装デザイン賞】をやってみる。
ではいくぜ!!
※「勝手に」受賞作には、☆印がついている
【撮影賞】…優れたカメラマンによる映像というものは、ほんの10秒であったとしても、そのひとの個性が刻印されているものである。
ノミネート5作品(制作順)
『用心棒』(61)
殺陣のシーンにおけるマルチアングル。
『キャリー』(76)
プロムナイトの惨劇シーン、そのすべて。
『マッドマックス』(79)
カーアクションの臨場感を出すため、車のボンネットにカメラを固定して撮影している。
『グッドフェローズ』(90)☆☆☆☆☆
あらゆる映画技法が詰め込まれた映画だが、とくに流麗なカメラワークが素晴らしい。
『シンドラーのリスト』(93)
ヤヌス・カミンスキーと組んで以降のスピルバーグ作品は、物語の面白さ以上に、映像の美しさが際立つようになった。
【視覚効果賞】…嘘の話を真実っぽく描くためには、なくてはならない技術である。
ノミネート3作品(制作順)
『ターミネーター2』(91)
テクノロジーが大きく前進するとき、そこにはいつも、ジェームズ・キャメロンの姿がある。
『ジュラシック・パーク』(93)☆☆☆☆☆
どこかにホンモノの恐竜が居るんだ―そのくらいの衝撃があった。
『ゼロ・グラビティ』(2013)
これ観たら、べつに、ホンモノの宇宙に行かなくてもいいかも・・・そんな風に思ってしまった。
【オリジナル作曲賞】…目立ち過ぎず、それでいて印象に深く。
ノミネート5作品(制作順)
『第三の男』(49)☆☆☆☆☆
チターの音色が心地良い。
『冒険者たち』(67)
口笛を吹けなかったが、頑張って練習した。
『タクシードライバー』(76)
バーナード・ハーマンの遺作。
『ニュー・シネマ・パラダイス』(88)
自分が葬式をあげるときは、この曲を流してほしいな、、、と。
『魔女の宅急便』(89)
久石譲の最高傑作だと思う。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『勝手にオスカー授賞式 その弐』