Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(119)

2015-03-15 05:48:44 | コラム
映画とラジオって意外と相性がよく、サウンドトラックを「自然に」流す役割を担う場合もあれば、DJが物語そのものを牽引していく場合もある。

『天国と地獄』(63)では、身代金の受け渡しに成功した犯人・竹内が捜査状況を知るためにラジオを聞く場面が描かれる。

ニュースキャスターはいう、「今度は、権藤氏が君を笑う番だ」。

『レザボア・ドッグス』(92)のサウンドトラックは、すべてラジオ番組『K・ビリー、サウンズ』から流れてくるという設定だった。

ぶっきらぼうなK・ビリーは声だけの出演で、しかし作品の雰囲気作りに貢献していた。

『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)のDJは、オープニングとエンディングに登場。

『フィッシャー・キング』(91)や『トーク・レディオ』(88)のように、物語の主人公として描かれる場合もある。


さて。
映画には出会っていたものの、まだ映画少年と名乗るほどの情熱を注いでいなかった中学1年時、自分が夢中になったのは斉藤由貴だった。

初めて買ったレコードはおニャン子だったが、次に買ったのは由貴ちゃんのアルバムだったと記憶する。
カレンダーも買った。
写真集も買った。
ファンクラブの会員になった。
コンサートにも行った。
カセットテープはAXIAしか買わなかった。
もちろん『スケバン刑事』(85、フジテレビ)のヨーヨーやグローブも買った。

はっきりいうが、最初のナニのおかずも、由貴ちゃんだった。

悪いかコノヤロウ。

・・・・・。

当然、彼女が担当するラジオ番組『斉藤由貴の、猫の手も借りたい』(86~95、ニッポン放送)も毎週欠かさずに聞いていた。

※すごいね、保存しているひとが居るわけだ!




たぶんこれが、自分が生まれて初めて自分の意思で聞こうと思ったラジオ番組である。

由貴ちゃんに自分の文章を読んでもらいたくて、何度か投稿もしてみた。

しかし、読まれることはなかった。

ん?

文才があるとちがうの?

このころから、そこそこの文才はあった―と思いたいが、ユーモアのセンスはなかったんだと思う。


だが、それから1年後くらいのこと―。
ちょっとエッチな内容がそそる『吉田照美のやる気MANMAN!』(87~2007、文化放送)にも夢中になって、




とあるコーナーに投稿してみたら、それが読まれたのである。

自分の文章を有名人に読んでもらえることが、うれしくって、うれしくって。
いや、気持ちいいと表現したほうが適切かもしれない。

その気持ちよさをもういちど味わいたくて、繰り返し投稿するようになった。

由貴ちゃんのテイストには合わないが、きっと照美さんには合っているんだ―と考えて、ほとんど毎日投稿した。

打率は、2割5分くらいかな。

中学3年の秋くらい、の出来事である。
受験勉強しろってな。

ただ残念ながら、どういう内容の投稿をしたのかは、まるで覚えていない。

たぶん、ちんちんをいじくって昇天!! みたいな内容だったんじゃないかな。


それは現在でも変わらない・・・って、それじゃあ、由貴ちゃんに好かれるわけもないよなぁ。。。


おわり。


※『やる気MANMAN』の最終回だそうです




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『抱きしめたい』

コメント (3)
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