Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

(どんな内容でもいいから)すごい男といわれてみたいものだ

2015-03-09 07:38:01 | コラム
ここ数週間の出来事を、日記調で展開してみる。

某日―。

長距離用、短距離用、買い物用、雨用と使い分けていた4台の愛車のうち、短距離用のチャリを友人の女子(美人)に譲ることになって、納車(とは、いわないか)する前の最終メンテナンスを、雨のなか5時間をかけておこなう。

1時間くらいで済まそうと思っていたのだが、やり始めるとあれもこれもと止まらなくなり、いろいろパーツを交換していったら、ほとんど新車のようになっていた。

いいの、これ!? と、彼女。

まぁ大事に乗ってくれたらね と、自分。

あと手料理か、膝枕をしてくれたら無問題と付け加えると、即答で「じゃあ手料理で」と返された。

くそっ!!

某日―。

目覚めた瞬間、ついにこの日が来たかと憂鬱な気分に襲われる。

花粉症である。

毎年のことだから覚悟は出来ているが、突然発症するひとが居るのと同様、突然治るひとも居るらしいので、ほんの少し期待していたのだが。

マスクは苦手なので、薬と飴だけの対策。
いまもクシャミが止まらなくてイライラしているが、大好きなビールを美味しく感じられないというのが、じつはいちばんしんどいのである。

それでも、呑むんだけどね!!

某日―。

最寄りのスーパーで、アサヒスーパードライの限定パッケージを買う。

桜がデザインされたやつ。

キレイだなー。
「辛口、生っ!」で売っているドライって感じがしないけど。
まるでチューハイみたい。

でも限定パッケージに弱いんだ。
味は変わらないのにね。

帰宅後、すぐに試してみる。

花粉のせいで分かり難いが・・・うん、やっぱりいつものドライである。

ちなみに・・・
って前にも書いたが、ビールを缶のまま呑まない、、、というか呑めないタイプなので、グラスの注ぎテクに関しては、そこらのコンパニオンに負けないくらい上手だと思っている。

限定パッケージの場合、空き缶は捨てない。
なかを洗って乾かし、本棚に飾る。
だから、好きなんだけど、あんまり限定パッケージを出してほしくない。

家中、空き缶だらけになってしまうから。

某日―。

チャリを譲った友人が、約束どおり手料理でもてなしてくれた。

わしわしがしがしぐびぐびと、喰って呑んだが、はっきりいって花粉のせいで美味いか不味いか分からない。

それを正直にいうと、「あたしも花粉症だから味見してないの、あぁよかった」と返された。

同士が多くなったものだなぁ、昔は珍しがられたのに。

某日―。

キューブリックの特集上映に行き、『バリー・リンドン』を観る。

75年、自分が生まれた翌年の作品だが、圧倒的な映像美を前に少し小便を漏らしてしまった。

あぁリアルタイムで観たかったなぁ!!

同日午後、まもなく公開される『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』を先行で観せてもらう。

「ヘンな顔」ベネディクト・カンバーバッチの熱演が光って、見応え充分。

時代に翻弄された天才数学者の数奇な人生に触れて、あぁ自分は凡人でよかった、
しかし、この世に生まれてきたからには、どんな内容でもいいから、すごい男といわれてみたいものだなぁ、、、などとも思ったのである。


※というわけで、この曲を。

『すごい男の唄』

♪ はぁ、どんどん!! ♪




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『にっぽん男優列伝(268)西村雅彦』

コメント (2)
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