抱きしめたい

抱き枕で寝ている。

柄にもなく。
こんなトシして。

うねうねした、ヘビの抱き枕。
写真撮ってアップしようと思ったのだが、いま寝起きで、枕にヨダレが付着しているのでやめておいた。

キッタネ！！

ほんとうにヨダレなのかって話である。

ザーメンじゃないのか？

まさか・・・とはいってみたものの、ちょっと自信がない。


まぁいいや、自分のザーメンやヨダレの話なんか。

抱き枕を愛用しているものは、たぶん、寝心地とかいうより、単に寂しさを紛らわせているだけだろう。
少なくとも自分はそうで、だから、女子と一緒に寝るときでも、抱き枕が女体に代わるだけで、同じような体勢で寝る。

抱きしめるというより、抱かれる感じ。
もっといえば、おっぱいに包まれる感じ。

ハニーは犬を飼っている子なので、でっかいワンちゃんが増えたみたいだと、いーこ、いーこしてくれる。

そんな風にいわれると、こっちも「わんわん」と返さざるを得なくなる。

いーこ、いーこ。
わんわん。

いーこ、いーこ。
わんわん。

バカかよ！！

あぁそうさ、バカだよ悪かったな。


さて「抱く」ということばには、男女間のアレヤコレヤも含まれてしまうわけで、
そのためであろうか、１０年くらい前から単に抱き合うという行為を「ハグする」と表現するようになった。

きょうは、映画のなかで印象に残る「ハグするシーン」の１０傑を展開してみたい。
キスやエッチではなく、「ハグ」を第一義とした場面の選出である。


（１）『カッコーの巣の上で』（75）

植物人間と化したマクマーフィーをハグしたあと、チーフの取った行動とは・・・。

（２）『レイジング・ブル』（80）

弟と和解するため、強引にハグしようとする兄。

せ、切ねぇ。。。

（３）『カノン』（98）

娘の胸のなかで号泣するダメオヤジ。



（４）『キリング・フィールド』（84）

もう現世では会えないと思っていたからこそ、のハグ。

流れる曲が『イマジン』なんだから、ずるい。




（５）『ミッドナイト・エクスプレス』（78）

少しクドい気もするが、獄中生活が長かったのだから、それも許せる。

（６）『鉄男』（89）

手がハサミゆえにハグ出来ないエドワードも悲しいが、この男はアソコがアレだから、ハグすると相手が死んでしまうのだ。

（７）『パンチドランクラブ』（2002）

理想的なハグ。



（８）『ポゼッション』（81）

美女と怪物（タコ？）の壮絶なハグ。

（９）『スペースバンパイア』（85）

まさに、命がけのハグ。

（１０）『バック・トゥ・ザ・フューチャー』（85）

再び未来で会えることを願っての、友情のハグ。


※ＰＶの世界でいえば、ビョークのこれだろう




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本館『「はったり」で、いこうぜ！！』

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明日のコラムは・・・

『このキャラを、演りたい』