複数のキャラクターが「ほとんど等しく」見せ場を持つ映画やアニメーションに触れると、よく友人たちと「自分だったら、どのキャラクターになりたいか」なんていう話をする。
赤・青・黄・緑・ピンクの戦隊モノで、どれを演じたいかっていうのと同じ話ね。
ベタな分類をしてみれば・・・
リーダー気質のあるものは赤だろうし、食いしん坊あるいはユーモラスなひとは黄だろうし、ちょっと斜に構えたひとは緑だろうし、、、みたいな。
大人の女子はないだろうが、男子っていうのは、いくつになってもそんな話で盛り上がるイキモノだ。
『レザボア・ドッグス』(92)で、それぞれを色の名前で呼び合うことを決める場面―こんな会話が展開されるでしょう。
「ピンク? ピンクはオカマの色だ。なぜ俺がピンクなんだ?」
「お前が、オカマだからだ」
「ピンクはまだいい。俺のブラウンなんか、ウンコの色だぜ」
「たかがニックネームじゃないか」
「お前はホワイトだからいい。ホワイトはクールだ。なぁ俺とトレードしないか」
「トレードなんて、ダメだ」
「じゃあパープルがいい」
こんな話が、数分間もつづく。
ホワイトのいうとおり、たかがニックネームなのに。
「仮に」だとしても、けっこう本気になるガキのような男子。
もちろん自分もその例に漏れないので、きょうは、名作映画10本のなかで、それぞれどのキャラを演じたいかを考えてみた。
あなただったら、誰を選びますか―?
(1)『七人の侍』(54)
久蔵(宮口精二)

ストイックな剣豪で決まり。
ある意味で、勘兵衛や菊千代より目立っているし。
(2)『荒野の七人』(60)
ブリット(ジェームズ・コバーン…トップ画像)
ナイフ投げの達人は、日本版でいうところの久蔵だから。
(3)『グーニーズ』(85)
データ(キー・ホイ・クァン)
発明少年。
頭のいいキャラに魅かれるところがあるんだよね。
(4)『ロッキー』シリーズ(76~)
ミッキー(バージェス・メレディス)

ロッキーを支える名トレーナー。
彼なしではロッキーは表舞台に立てなかったはず。
(5)『スターウォーズ』シリーズ(77~)
ハン・ソロ(ハリソン・フォード)
炭素冷凍されてしまうが、キスシーンあるし!!
(6)『メジャーリーグ』(89)
ウィリー・メイズ・ヘイズ(ウェズリー・スナイプス)
俊足の一番打者。
ユーモア担当、このころのスナイプスがいちばん好きだ。
(7)『キャノンボール』(81)
ジャッキー・チェン
じつは日本人という、ムチャクチャな設定であるが。
(8)『いまを生きる』(89)
ノックス・オーバーストリート(ジョシュ・チャールズ)

キーティング先生に刺激を受けて、他校の女子にアタックをつづける。
自分にも、似た経験があるので。
(9)『マグノリア』(99)
ジム・カーリング(ジョン・C・ライリー)
祈りを欠かさない善良な警官で、まるで自分と異なるキャラだが、こういう生きかたも悪くないな、、、そう思わせてくれるから。
(10)『レザボア・ドッグス』
ミスター・ブロンド(マイケル・マドセン)
銃をぶっ放すことが大好きな狂人。
警官の耳を切るのはイヤだが、あのダンスをしてみたいので笑
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(113)』
赤・青・黄・緑・ピンクの戦隊モノで、どれを演じたいかっていうのと同じ話ね。
ベタな分類をしてみれば・・・
リーダー気質のあるものは赤だろうし、食いしん坊あるいはユーモラスなひとは黄だろうし、ちょっと斜に構えたひとは緑だろうし、、、みたいな。
大人の女子はないだろうが、男子っていうのは、いくつになってもそんな話で盛り上がるイキモノだ。
『レザボア・ドッグス』(92)で、それぞれを色の名前で呼び合うことを決める場面―こんな会話が展開されるでしょう。
「ピンク? ピンクはオカマの色だ。なぜ俺がピンクなんだ?」
「お前が、オカマだからだ」
「ピンクはまだいい。俺のブラウンなんか、ウンコの色だぜ」
「たかがニックネームじゃないか」
「お前はホワイトだからいい。ホワイトはクールだ。なぁ俺とトレードしないか」
「トレードなんて、ダメだ」
「じゃあパープルがいい」
こんな話が、数分間もつづく。
ホワイトのいうとおり、たかがニックネームなのに。
「仮に」だとしても、けっこう本気になるガキのような男子。
もちろん自分もその例に漏れないので、きょうは、名作映画10本のなかで、それぞれどのキャラを演じたいかを考えてみた。
あなただったら、誰を選びますか―?
(1)『七人の侍』(54)
久蔵(宮口精二)

ストイックな剣豪で決まり。
ある意味で、勘兵衛や菊千代より目立っているし。
(2)『荒野の七人』(60)
ブリット(ジェームズ・コバーン…トップ画像)
ナイフ投げの達人は、日本版でいうところの久蔵だから。
(3)『グーニーズ』(85)
データ(キー・ホイ・クァン)
発明少年。
頭のいいキャラに魅かれるところがあるんだよね。
(4)『ロッキー』シリーズ(76~)
ミッキー(バージェス・メレディス)

ロッキーを支える名トレーナー。
彼なしではロッキーは表舞台に立てなかったはず。
(5)『スターウォーズ』シリーズ(77~)
ハン・ソロ(ハリソン・フォード)
炭素冷凍されてしまうが、キスシーンあるし!!
(6)『メジャーリーグ』(89)
ウィリー・メイズ・ヘイズ(ウェズリー・スナイプス)
俊足の一番打者。
ユーモア担当、このころのスナイプスがいちばん好きだ。
(7)『キャノンボール』(81)
ジャッキー・チェン
じつは日本人という、ムチャクチャな設定であるが。
(8)『いまを生きる』(89)
ノックス・オーバーストリート(ジョシュ・チャールズ)

キーティング先生に刺激を受けて、他校の女子にアタックをつづける。
自分にも、似た経験があるので。
(9)『マグノリア』(99)
ジム・カーリング(ジョン・C・ライリー)
祈りを欠かさない善良な警官で、まるで自分と異なるキャラだが、こういう生きかたも悪くないな、、、そう思わせてくれるから。
(10)『レザボア・ドッグス』
ミスター・ブロンド(マイケル・マドセン)
銃をぶっ放すことが大好きな狂人。
警官の耳を切るのはイヤだが、あのダンスをしてみたいので笑
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(113)』