Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

ヘイトキャラ

2015-03-28 05:27:56 | コラム
嫌いなタイプの人間は? という質問に対して、

(1)いきがっているアンちゃん
(2)痰を吐くオヤジ

と答えてきた。

(1)は、そういう感じで少年期を送ってこなかったものだから、自分の人生とは無縁の連中、、、という思いがある。

(2)は、単に汚らしいからだが、先日、路上で「何気なく」痰を吐いてしまった自分に気づき、あぁいよいよ自分も、痰がからみ易い歳になったのか・・・と、ゾッとしてしまったのだった。


毎日毎日、映画とエロのことしか書いていないものだから、自分を随分と尖った人間と想像するひとも居るらしい。
だから実際に会ったとき、「あら、物腰柔らかなひとなんですね~」と評されることが多い。

まぁ最初はね、猫かぶってますから笑

当然のことだが、自分のことを好いてくれるひとも居れば、大嫌いになるひとも居る。
どんな話をしていても、着地点がエロだったりするからねー、それはしょうがないことだ。

というわけできょうは、自分にとって「嫌いな・苦手な」映画のキャラクターについて考えてみたい。

たとえば20代までは、黒澤の名作『生きる』(52)の主人公・渡辺勘治さん(志村喬…トップ画像)が苦手だった。

「あのー」「えっとー」ばかりで、はっきりとモノをいわない感じ。

でも年齢と経験を重ねるごとに、好きになっていった。
だから昔は嫌いでも現在は好き、その逆に、昔は好きでも現在は嫌い、、、みたいなことがあると思う。

そのへんのことを踏まえつつ、「いま現在の自分」が嫌い・苦手とする10人のキャラクターを選出してみたら、以下のようになった。


※つまり、悪役・敵役とは限らないということ

(1)姿を現さないドライバー…『激突!』(71)



よく他者の悪口として「あのひとは性格が悪い」というが、それってよく分からない。

分からないが、この映画のコイツだけは、性格がサイアクであることが分かる。

(2)強姦の回数を自慢する男…『コン・エアー』(97)

実際に刑務所では、強姦犯って囚人のあいだでも軽蔑の対象になるらしい。

(3)主人公の刑務所仲間…『うなぎ』(97)

柄本明が怪演。

主人公に、イヤなこと(つまり真理)ばかりぶつけてくる。

この男こそ、イジワルなイマヘイ監督の分身なのだろう。

(4)豚の血を集めるクラスメイト…『キャリー』(76)



サイテーだ。
たとえ、演じるナンシー・アレンがピチピチギャルであったとしても。

最後に殺されて、スカッとした。

(5)殺し屋…『ノーカントリー』(2007)

あんなのに追い回されるくらいなら、とっとと自害しますがな。

(6)鬼教官…『フルメタル・ジャケット』(87)

この映画を面白くするキャラクターだが、前半終了時、デブ兵士に射殺されてしまう。

あれだけのことをされたら、それもやむなし・・・と思ってしまった。

(7)鬼看護婦長…『カッコーの巣の上で』(75)



彼女を支えているのは、プライド。
それは分かるが、やっぱり憎々しい。

(8)工場の社長…『モダン・タイムス』(38)

チャーリーの気が違ってしまったのは、この社長の所為だろう。

(9)レイプ犯…『アレックス』(2002)

ただただ、おぞましい。

(10)日本未利用土地開発公団副総裁、岩淵…『悪い奴ほどよく眠る』(60)

森雅之が静かに演じて恐怖。

娘が精神的におかしくなったとしても、保身が第一。

こうなったら、おしまいだ。


※観るには「そーとーな」覚悟が要る映画、『アレックス』予告編




…………………………………………

本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(115)』

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする