Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

4台のバディ

2016-06-03 00:10:00 | コラム
現在、3台のチャリを用途や気分によって使い分けている。

最も気に入りで高価なチャリはロードバイクで、これは室内置き。
晴天の日の長距離移動に用いる。

駐車場置きが2台。
ひとつはママチャリで、これは米やビールのケースを購入する際に用いる。
もうひとつは、室内置きのに比べれば「そーとー」安価なロードバイクで、近距離または雨の日用。

そんなだからか、それに自分のほんとうの職業を明かしていないので、同じ棟に住むひとからは「自転車関係の仕事をしているひと」と思われている。
しょっちゅう「パンク直してほしいんだけど」とか、いわれるしね。


そして来週、新しいチャリが加わることになった。
4台目のバディ。

室内置きと同レベルのロードバイクで、知り合いの知り合いの知り合いから譲ってもらったのだ。

モノスゴほしかったのかといえば、そうともいえない。
すでに3台のバディを持つわけで。
ただ、良いものを安く手に入れられると聞けばね、チャリ好きとしてNOという理由はなく。

聞けば、現在の持ち主は聴覚障害を持っているのだそうだ。
上司にもらったが、危険で乗れない。
家に置いておくくらいだったら、安くてもいいから売りたい、、、そういうわけらしい。

というわけで。
室内置きが増えるので、現在、部屋を掃除中。


ガキのころからチャリには慣れ親しんできたが、特別チャリが好きだったわけではない。
(トップ画像は・・・何歳のころかね、小学校あがる前でしょう)

自分ひとりでの移動手段が徒歩かチャリかの二択しかなく、いってしまえば望んで乗ったというより「仕方なく」乗っていた。

中学からは、生徒のほとんどが自転車通学となる。
ゆっくり漕いで20分前後だったと記憶する。

高校は、45分。
都心のイマドキッコに話すと「45分!? 信じられない!!」というが、それが当たり前と思って毎日漕いでいたよ。

だから上京後、新聞奨学生として働き始めたとき、(所長に勧められたにも関わらず)原付免許を取ることを拒否し、自転車配達を選んだ。



チャリを好きになったのは、たぶんこのころだと思われる。
(同年、高級チャリを盗んだ疑いで逮捕されちゃってもいる=占有離脱物横領)

19歳のころ、ローンを組んで初めて「そこそこの」チャリを購入。

以来、現在までのあいだに約20台のチャリと付き合っては別れ、別れては付き合い・・・を繰り返してきた。
単に「飽きた」ときもあれば「価値観のちがい」もあり、事故での別れで泣いたこともあったっけ。

どのチャリのことも覚えているし、現在ではすべてが甘い思い出であり、恨んだりする? こともない。

恋愛と一緒だね、たぶん・・・。


根っからの不器用だから、最初はパンク修理さえ苦手だった。
しかし下手な横好きも慣れには勝つようで、いまじゃ得意といえるようにまでなり、大抵の故障は自分で直せるようになった。

で、4台目がやってくると。


移動のほとんどがチャリだからであろう、ビールっ腹が目立つようになったのに、脚だけは(オーバーにいえば)鋼のようである。

脂肪も少ないはずだし、ローキック(放つのも放たれるのも)得意そうといわれる。

うん! といいたいところだが、とくに左脚は爆弾も抱えているしボロボロである。

ボロボロであるからこそ、主治医に「鍛え続けるように!」といわれたんだっけか。


死ぬまでチャリダーであることが、宿命づけられたようである。

格好つけすぎ?

まぁ、そうだよな。





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明日のコラムは・・・

『不公平だが人間だもの』
コメント (4)
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