Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

とりあえず『ウッドストック』を観ようぜ

2016-06-27 00:10:00 | コラム
基本的にハダカの取材―男のハダカなら格闘技、女のハダカならAV―ばかりしているが、夏にかぎっては人員不足というのもあり、音楽フェスの取材チームに任命される、、、というと嘘だな、そういうチームに「紛れ込む」ことが容易で。

毎年取材に行かせてもらっている『SUMMER SONIC』に、今年も参戦出来ることになった。

やった!!

といっても、いままで幕張会場の取材だったのに、今年にかぎっては大阪会場に変更。

観光としては大阪万歳! だが、距離的に時間を要するということは自由時間がタイトになるわけで・・・などと文句をいっていたらクビになっちゃうか、
ボスからも「連れて行くんだ。ガタガタいうな」といわれたし。


さて。
『フジロックフェスティバル』の出演者のなかに、学生団体「SEALDs」の奥田愛基氏の名前があったことから、主にネット上で批判があがっている。

「音楽に政治を持ち込むな」ということらしい。

いわゆる、ネトウヨのひとたちかな。

いえるのは、夏フェスに行ったことがない、そもそも行く気もないひとたちだと思われる。
なのに、「音楽を純粋に聴きに行って、政治的な言動を目にしたらゲンナリする」とか書く。

あれだ、観に行くつもりもないのに、アンジーの映画『アンブロークン』(2014)の上陸を阻もうとした連中と同じ。


まず『ウッドストック』のドキュメンタリーを観て、音楽フェスの成り立ちが、そもそも政治的であったことを学んでほしい。


映画でも演劇でも小説でもそうだが、政治と無縁でいることのほうが難しいと思うけれど。

いっぽうで、とりあえず外に出ようよ、小難しいことをネット上にカチャカチャ打っていたところで(始まるものもあるが)始まらない、まずは触れることだ―って、本気で思う。

頭でっかちになっちゃいけない、単に楽しいんだよ気持ちいいんだよ、音楽を身体全体で感じることは。


音楽はもちろん、

案内係の女子も素敵だし、



飯も充実しているし。




音楽フェスは、楽しんだもん勝ち。

そういう風に、思うのだがな!!





…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(171)』
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする