よく「交友関係が広そう」といわれる。
広くはないよ。
狭くも、ないのだろうが。
そうした印象は、仕事柄というのと、呑む相手がいつもちがう、、、というところからきているのか。
いつもちがう・・・ということは、ないのだけれどもね。
友人に「きょうは、こんなひとたちと呑んでいるよ」という画像をよく送るのだが、そのときの相手が「いつもちがっている」というのはたしかだ、
けれどもじつは、関係のない隣りのテーブルのひとたちを「巻き込んで」撮影しているから、そう見えるだけなのだ。
とくに隣りのテーブルが女子会だったりすると、関係ないのに「想い出に1枚いいですか」といってしまうので、その写真だけで判断すると、なんかすげーモテ男のように見えるっていう。
ケータイのアドレス帳だけは、なかなかの登録数。
とりあえず登録するからであり、実際に連絡を取り合うのは3割程度なんじゃないだろうか。
年賀状を出す数も、現代では多いほうだと思う。
これは営業を兼ねており、私生活における人間関係とはいえない。
結局、友達は多いのか少ないのか。
少ないほうだと思う。
ヘンクツだしね。
一般的に、ヘンクツっていうのは面倒くさがられるから。
好きなひとはとことん好きになり、嫌いなひとはとことん嫌いになる。真ん中は居ない―カルトはそう評されることが多いが、まぁ自分のことを「よくいえば」カルト的なんじゃないだろうか、
繰り返すよ、「よくいえば」だからね!!
というわけで今回の初体験シリーズは、「はじめての友達:上京篇」でいってみよう。
なぜ上京時に絞るのかというと、生まれて初めての友達を「覚えていない」から。
ただ中学時に初めてことばを交わしたクラスメイトだけは覚えている。
自分の後ろの席に座った、松原くんだった。
なぜ覚えているのか。
86年4月8日―館林市立第3中学校の入学式だったこの日に、岡田有希子が自死を遂げているからである。
「岡田有希子、死んだってね!!」
これが、最初の会話だったのである。
専門学校時代、いちばん最初に友人になったひととは現在も交流がつづいている。
奈良ちゃん。
ほんとうに「たまたま」だったのだろうが、好きな映画を挙げていこうと話し、まず出てきたのが両者とも『タクシードライバー』(76)だったのである。
歓喜した。
上京して、ほんとうによかったと思えた最初の瞬間だったかな。
奈良ちゃんが女子であれば、その場で求婚していたんじゃないか、、、と思うほどに。
けれども上京して最初に友達になったひととは、連絡が途絶えたままである。
いまどこで、なにをしているのかさえ分からない。
有名人であれば、スタッフ協力のもと探してくれるのだろうけれどね。
ただネット時代となった現代では、一般人同士だって探すことも可能。
自分がFacebookを始めた理由なんかも、じつはそういうところにあるのかも。
奈良ちゃんとの奇跡的な会話は別として、
恋愛でもそうだが、友人関係も第一印象で6~7割くらいは決まるものだと思う。
「あ、コイツとはダメだな」と直感的に思ってしまったものとは、結局それから何年経っても、仲良く出来なかったりするからね。
もちろん向こうもそう思っているのだろうが、学校・職場が一緒だから「それなりに」仲良くしているが、そうじゃなかったら絶対に話もしないヤツというのが、けっこう沢山居た。
・・・ということを突然いうと、「こんなにニコニコしているのに、まっき~は腹のなかでなにを考えているのか分からないよね~」と返されることも多い。
これは、「柔和な表情が地顔」という、第一印象の持つ「負の」側面なのかもしれない・・・と思うことが、ときどきあったりして。
つづく。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(179)』
広くはないよ。
狭くも、ないのだろうが。
そうした印象は、仕事柄というのと、呑む相手がいつもちがう、、、というところからきているのか。
いつもちがう・・・ということは、ないのだけれどもね。
友人に「きょうは、こんなひとたちと呑んでいるよ」という画像をよく送るのだが、そのときの相手が「いつもちがっている」というのはたしかだ、
けれどもじつは、関係のない隣りのテーブルのひとたちを「巻き込んで」撮影しているから、そう見えるだけなのだ。
とくに隣りのテーブルが女子会だったりすると、関係ないのに「想い出に1枚いいですか」といってしまうので、その写真だけで判断すると、なんかすげーモテ男のように見えるっていう。
ケータイのアドレス帳だけは、なかなかの登録数。
とりあえず登録するからであり、実際に連絡を取り合うのは3割程度なんじゃないだろうか。
年賀状を出す数も、現代では多いほうだと思う。
これは営業を兼ねており、私生活における人間関係とはいえない。
結局、友達は多いのか少ないのか。
少ないほうだと思う。
ヘンクツだしね。
一般的に、ヘンクツっていうのは面倒くさがられるから。
好きなひとはとことん好きになり、嫌いなひとはとことん嫌いになる。真ん中は居ない―カルトはそう評されることが多いが、まぁ自分のことを「よくいえば」カルト的なんじゃないだろうか、
繰り返すよ、「よくいえば」だからね!!
というわけで今回の初体験シリーズは、「はじめての友達:上京篇」でいってみよう。
なぜ上京時に絞るのかというと、生まれて初めての友達を「覚えていない」から。
ただ中学時に初めてことばを交わしたクラスメイトだけは覚えている。
自分の後ろの席に座った、松原くんだった。
なぜ覚えているのか。
86年4月8日―館林市立第3中学校の入学式だったこの日に、岡田有希子が自死を遂げているからである。
「岡田有希子、死んだってね!!」
これが、最初の会話だったのである。
専門学校時代、いちばん最初に友人になったひととは現在も交流がつづいている。
奈良ちゃん。
ほんとうに「たまたま」だったのだろうが、好きな映画を挙げていこうと話し、まず出てきたのが両者とも『タクシードライバー』(76)だったのである。
歓喜した。
上京して、ほんとうによかったと思えた最初の瞬間だったかな。
奈良ちゃんが女子であれば、その場で求婚していたんじゃないか、、、と思うほどに。
けれども上京して最初に友達になったひととは、連絡が途絶えたままである。
いまどこで、なにをしているのかさえ分からない。
有名人であれば、スタッフ協力のもと探してくれるのだろうけれどね。
ただネット時代となった現代では、一般人同士だって探すことも可能。
自分がFacebookを始めた理由なんかも、じつはそういうところにあるのかも。
奈良ちゃんとの奇跡的な会話は別として、
恋愛でもそうだが、友人関係も第一印象で6~7割くらいは決まるものだと思う。
「あ、コイツとはダメだな」と直感的に思ってしまったものとは、結局それから何年経っても、仲良く出来なかったりするからね。
もちろん向こうもそう思っているのだろうが、学校・職場が一緒だから「それなりに」仲良くしているが、そうじゃなかったら絶対に話もしないヤツというのが、けっこう沢山居た。
・・・ということを突然いうと、「こんなにニコニコしているのに、まっき~は腹のなかでなにを考えているのか分からないよね~」と返されることも多い。
これは、「柔和な表情が地顔」という、第一印象の持つ「負の」側面なのかもしれない・・・と思うことが、ときどきあったりして。
つづく。
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(179)』