Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

俳優別10傑 海外「ま行」篇(4)

2016-10-04 06:57:28 | コラム
~モーガン・フリーマンのキャリア10傑~

日本の映画ファンにとっては、出てきたころに「すでに、おじちゃん」だったモーガン・フリーマン爺、現在の年齢は79歳。

けれども映画俳優デビューは71年、当たり前だけど、このひとにも若々しい時代があった・・・といいたいところだが、その時点で30代後半だったわけで、なるほど、あの渋みは陽の目を見なかったころの苦労や経験の積み重ねによるものなんだろうな、、、と。

インタビュー記事などを読むと、そーとー頭が切れることが分かる。

たとえば「黒人」大統領を演じた際、「私は黒人だ。黒人を演じているのではない」と答えているところとか。

そんなモーガン爺の、個人的キャリア10傑は以下のとおり。


(1)『許されざる者』(92)

主人公イーストウッドに、遠慮なくこう聞く。

「ふだん、(性処理は)どうしてる? 手淫か?」



西部劇では、じつに新鮮な台詞だと思う。

(2)『ショーシャンクの空に』(94)

一般アンケートでは、おそらくこれがトップだろう。

それも納得、輝く主人公は自ら発光していたわけではない、相棒の存在があってこそなのだ。



(3)『セブン』(95)

このシーンに尽きる。




(4)『ジョニー・ハンサム』(89)

「俺の顔は、どうなった?」
「・・・・・」

たぶんこの映画で、モーガン爺の存在を知った。

(5)『ドライビング Miss デイジー』(89)

オスカー史上で上位に入るほど「地味な作品賞受賞作」だが、味わい深さは絶品。



(6)『ダークナイト』(2008)

この映画を支えているのは、マイケル・ケインやゲイリー・オールドマン、そしてモーガン爺などによるベテラン陣なのだ。

(7)『グローリー』(89)

血気盛んっぽいデンゼル・ワシントンを、きっちりサポート。

(8)『ディープ・インパクト』(98)

オバマさんが大統領になるのは、この映画の、約10年後。




(9)『最高の人生の見つけ方』(2007)

ウチの父親はモーガン爺好きで、『ショーシャンク』と、この映画がいちばんのお気に入りだそう。

(10)『ミリオンダラー・ベイビー』(2004)

イーストウッドの監督作は、このひとを起用するようになってから、さらに深みを増した気がする。

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明日のコラムは・・・

『CRASH』
コメント (2)
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