すこー「る」→「る」す。
友達の女子やハニーに聞くと、けっこうな割合で居留守を使うという。
「なんで?」
「怖いときがあるし」
「まぁ分かるけど、オートロックあるところに住んでれば、訪問販売とかも来ないだろうし、装う機会も少ないんじゃない?」
「でも、怖いし」
分かるけど!!
じゃあ自分は居留守を使わないのかというと、「現在は」使わない。
昔はね、NHKの受信料も払っていなかったし。
借金も多かったものでね、必要に迫られて? の居留守だった。
つまり女子の居留守は恐怖から、男子の居留守は後ろ暗さ? から、、、ということか。
さて。
外出というとポジティブなイメージが強いが、留守というと、なぜかネガティブなイメージが顔を出してくる。
犯罪のにおいが濃厚になってくるからだろう。
泥棒はもちろん、
福山雅治&吹石一恵邸に侵入したコンシェルジュに判決が下ったが、これも留守のあいだに起こった事件。
侵入者と対峙することになった吹石ちゃん、怖かったろうな・・・。
泥棒といえば。
ロフトで寝ている間に、泥棒に入られた友人が居た。
「居たのに、入られた…」と自分を恥じていた友人は気の毒だったが、気づかないものなんだね。
泥棒はもちろん、熟睡って怖いな、、、なんて思った。
『アマデウス』(84)のサリエリは、宿敵であるモーツァルト邸に「お手伝いさん」を派遣する。
彼女の役目は、モーツァルト夫婦の経済的状況を探ることと、夫婦の留守をサリエリに知らせること。
彼女から夫婦の留守を聞いたサリエリは、モーツァルト邸へ。
そこで、『フィガロの結婚』の楽譜を見つけるのだった。
あくどいなぁ、サリエリさんは。
留守という設定を、ユーモラスに描いてみせたのは、ウォン・カーワァイによる『恋する惑星』(94)。
警官663号(トニー・レオン)に恋をしたフェイ(フェイ・ウォン)は、彼の留守中に自宅に忍び込み、なんらかを盗む、、、のではなく、掃除や部屋の模様替えを勝手に始める。
それに気づいているのか気づいていないのか、どんどん変わっていく部屋にユーモラスなヒトリゴトを吐いて反応していく663号。
映画だし、フェイ・ウォン可愛いし・・・という視点から笑って観ていられるが、当然のように現実にやられたら怖いし、彼女は罪に問われることになるのだろう。
もし自分であったら、気持ち悪いけれども、フェイ可愛いし被害届は出さないかな。
「旦那の居ぬ間に」というと、AVの物語と、矢口まりっぺをどうしても想起する。
映画でひとつ挙げるとするならば、デ・パルマの『ボディ・ダブル』(84)だろうか。
B級ホラー映画の俳優をやっている主人公は仕事をクビになり、トボトボと家路につく。
すると夫人は、べつの男の上に乗り、激しく腰を動かしていた。
それを目撃した主人公の顔が、なんとも情けなくて同情したものである。
やっぱり留守って、ろくなことがないな!!
次回のしりとりは・・・
る「す」→「す」んどめ。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『かわかないもの』
友達の女子やハニーに聞くと、けっこうな割合で居留守を使うという。
「なんで?」
「怖いときがあるし」
「まぁ分かるけど、オートロックあるところに住んでれば、訪問販売とかも来ないだろうし、装う機会も少ないんじゃない?」
「でも、怖いし」
分かるけど!!
じゃあ自分は居留守を使わないのかというと、「現在は」使わない。
昔はね、NHKの受信料も払っていなかったし。
借金も多かったものでね、必要に迫られて? の居留守だった。
つまり女子の居留守は恐怖から、男子の居留守は後ろ暗さ? から、、、ということか。
さて。
外出というとポジティブなイメージが強いが、留守というと、なぜかネガティブなイメージが顔を出してくる。
犯罪のにおいが濃厚になってくるからだろう。
泥棒はもちろん、
福山雅治&吹石一恵邸に侵入したコンシェルジュに判決が下ったが、これも留守のあいだに起こった事件。
侵入者と対峙することになった吹石ちゃん、怖かったろうな・・・。
泥棒といえば。
ロフトで寝ている間に、泥棒に入られた友人が居た。
「居たのに、入られた…」と自分を恥じていた友人は気の毒だったが、気づかないものなんだね。
泥棒はもちろん、熟睡って怖いな、、、なんて思った。
『アマデウス』(84)のサリエリは、宿敵であるモーツァルト邸に「お手伝いさん」を派遣する。
彼女の役目は、モーツァルト夫婦の経済的状況を探ることと、夫婦の留守をサリエリに知らせること。
彼女から夫婦の留守を聞いたサリエリは、モーツァルト邸へ。
そこで、『フィガロの結婚』の楽譜を見つけるのだった。
あくどいなぁ、サリエリさんは。
留守という設定を、ユーモラスに描いてみせたのは、ウォン・カーワァイによる『恋する惑星』(94)。
警官663号(トニー・レオン)に恋をしたフェイ(フェイ・ウォン)は、彼の留守中に自宅に忍び込み、なんらかを盗む、、、のではなく、掃除や部屋の模様替えを勝手に始める。
それに気づいているのか気づいていないのか、どんどん変わっていく部屋にユーモラスなヒトリゴトを吐いて反応していく663号。
映画だし、フェイ・ウォン可愛いし・・・という視点から笑って観ていられるが、当然のように現実にやられたら怖いし、彼女は罪に問われることになるのだろう。
もし自分であったら、気持ち悪いけれども、フェイ可愛いし被害届は出さないかな。
「旦那の居ぬ間に」というと、AVの物語と、矢口まりっぺをどうしても想起する。
映画でひとつ挙げるとするならば、デ・パルマの『ボディ・ダブル』(84)だろうか。
B級ホラー映画の俳優をやっている主人公は仕事をクビになり、トボトボと家路につく。
すると夫人は、べつの男の上に乗り、激しく腰を動かしていた。
それを目撃した主人公の顔が、なんとも情けなくて同情したものである。
やっぱり留守って、ろくなことがないな!!
次回のしりとりは・・・
る「す」→「す」んどめ。
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明日のコラムは・・・
『かわかないもの』