Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(126)小島聖

2019-07-08 00:10:00 | コラム
76年3月1日生まれ・43歳。
東京出身。

公式ブログ

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※小島聖のヌード

写真集『West by South』で披露した、いまどきの若いタレントには珍しい、全く鍛えられていないブヨブヨの下腹がかえってイヤラシかった。

松尾スズキ『この日本人に学びたい』より

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これは、その数年後の写真集かな。



スズキさんに同意!!

可憐な少女役の多かった小島聖(こじま・ひじり)さんが脱皮を図ってヌードに挑戦し始めたとき、雰囲気だけでなく身体そのものから無防備な感じが溢れ出ていて、ひじょうに興奮したことを覚えています。

映画はエロスと暴力、いいじゃないですかこのカラダ!

『完全なる飼育』(99)は和田勉の古くさい演出についていけなかったですが、同年の『あつもの』は映画としても素晴らしいうえに聖さんのカラダも拝めて、まさに一粒で二度おいしい傑作なのだと思います。

※緒形拳に「触っていいんですよ…」



<経歴>

10代前半から「劇団ひまわり」所属の子役として活動、90年の『タスマニア物語』で映画俳優デビューを飾る。

なんてことのない話でしたし、ぜんぜん面白くなかったのですが、生まれて初めてアルバイトした映画館『清流』で、自分が映写した作品なのでひじょうに印象に残っています。

そして、かわいい動物ウォンバットと、聖さんを覚えた映画でもあるわけで。。。


『本気!』(91)、
『NIGHT HEAD』(94)で共演した豊川悦司との同棲生活を写真誌にすっぱ抜かれ、これが原因で一時はメディア不信に陥ったとか?

まだ10代でしたし、そうかもしれませんよね。

『マルタイの女』(97)、『一生、遊んで暮らしたい』(98)、
そして99年、『完全なる飼育』と『あつもの』に出演。

前者は女子高生が中年オヤジ(竹中直人)に監禁される物語、後者は菊の世界を変態的に見つめた「オタク」についての物語です。



どちらにおいても脱ぎっぷりのいい好演、
とくに後者の音大生役は聖さんの現時点における最高傑作なのではないかと。


『MONDAY』(2000)、『HYSTERIC』(2000)、『本日またまた休診なり』(2000)、『赤い橋の下のぬるい水』(2001)、『うつつ』(2002)、『恋の門』(2004)、『海猫』(2004)、『インストール』(2004)、『ギミー・ヘブン』(2004)、『ブラックキス』(2004)、
『タナカヒロシのすべて』(2005)、『アジアンタムブルー』(2006)、『沈まぬ太陽』(2009)、
『シーサイドモーテル』(2010)、『悪の教典』(2012)、『劇場版 タイムスクープハンター ―安土城 最後の1日―』(2013)、『御手洗薫の愛と死』(2014)、『ゼウスの法廷』(2014)、『続・深夜食堂』(2016)。

2014年はすごく頑張っていましたが、99年を超える衝撃というのもね、なかなか…。


現在はすでにママですので、仕事はセーブ気味。

ただ、映画史におけるエロス分野におおきく貢献してくれたことは、映画ファン(の男子)代表として感謝しておきます。

ありがとう!

ほんとうに、ありがとう!!

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(127)古手川祐子』
コメント
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