した「い」→「い」し(石)
チャリダーになった現在の自分にとっては、石の集合体「砂利」は快適な運転を妨げるもので、邪魔でしかない。
けれどもガキのころを回想してみれば、石―とくに小石―は、友達の少ない自分にとって、大事な大事な「モノいわぬ友達」だった。
川に小石を投げて遊ぶ、水きり。
小石を頭上にあげてバッドを振るノック遊び。
単なる八つ当たりで、小石をブロック塀に思いきり投げつけることもしていたな・・・って、友達じゃないじゃんそれは!!
以下、そんな手近にあって金もかからぬ石を小道具として扱った映画。
番外編と呼べるものの、含まれてはいるけれど。。。
『HANA-BI』(98)
相手を殴る際に最も効果的と思われる形状の石を、こともなげに選別してみせる主人公。
このワンショットに、彼の生きざまが凝縮されている。
『無能の人』(91)
石を売る男の日常。
こんな男、居るのか・・・と思ったが、芸人「千鳥」大悟の父親は老いてから、実際に石を発掘し親分(?)に奉納(とは、いわんか)していたのだとか。
この映画を観るかぎり、竹中直人が現在、積極的に映画を撮らないのは「もったいない…」と思ってしまうなぁ。。。
『最後の誘惑』(88)
「人間キリスト」を描いた、スコセッシの入魂作。
深いところまで理解出来ているとは思わないが、石を使ってきれいな円を描き、そこで祈るキリストの姿が鮮烈。
『ネバーエンディング・ストーリー』(84)
石というか、岩の男。
次回のしりとりは・・・
い「し」→「し」ねまとぐらふ。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『director is supervised』
チャリダーになった現在の自分にとっては、石の集合体「砂利」は快適な運転を妨げるもので、邪魔でしかない。
けれどもガキのころを回想してみれば、石―とくに小石―は、友達の少ない自分にとって、大事な大事な「モノいわぬ友達」だった。
川に小石を投げて遊ぶ、水きり。
小石を頭上にあげてバッドを振るノック遊び。
単なる八つ当たりで、小石をブロック塀に思いきり投げつけることもしていたな・・・って、友達じゃないじゃんそれは!!
以下、そんな手近にあって金もかからぬ石を小道具として扱った映画。
番外編と呼べるものの、含まれてはいるけれど。。。
『HANA-BI』(98)
相手を殴る際に最も効果的と思われる形状の石を、こともなげに選別してみせる主人公。
このワンショットに、彼の生きざまが凝縮されている。
『無能の人』(91)
石を売る男の日常。
こんな男、居るのか・・・と思ったが、芸人「千鳥」大悟の父親は老いてから、実際に石を発掘し親分(?)に奉納(とは、いわんか)していたのだとか。
この映画を観るかぎり、竹中直人が現在、積極的に映画を撮らないのは「もったいない…」と思ってしまうなぁ。。。
『最後の誘惑』(88)
「人間キリスト」を描いた、スコセッシの入魂作。
深いところまで理解出来ているとは思わないが、石を使ってきれいな円を描き、そこで祈るキリストの姿が鮮烈。
『ネバーエンディング・ストーリー』(84)
石というか、岩の男。
次回のしりとりは・・・
い「し」→「し」ねまとぐらふ。
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明日のコラムは・・・
『director is supervised』