Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(133)小雪

2019-08-10 00:10:00 | コラム
76年12月18日生まれ・42歳。
神奈川・座間出身。

公式サイト


「波留」とか「りょう」とか、「苗字なし」芸能人って、なかなか勇気の要ることだと思うんです。

売れれば「サマになる」けれど、そうでないと「ややサムい」感じになってしまう。

小雪(こゆき)さんのように、たとえそれが本名であったとしても、、、です。

売れてよかったなぁ! と思いますし、不思議なことですが、実際に「小雪」っぽいイメージがありますよね。

ベタなこといいますが、「大雪」でも「小雨」でもないじゃないですか、あぁ小雪っぽいなぁ、、、と。





<経歴>

旦那は、俳優の松山ケンイチ。



10代後半のころ、雑誌『non-no』の専属モデルになる。

モデル出身の女優さん、ほんとうに多いですよね。
現代の流れなのかもしれません、ひょっとしたら女優を目指してオーディションで主演映画を勝ち取る・・・といったデビューよりも多かったりして。


映画俳優デビュー作は、2000年の『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』。

自分が「お!」と思ったのは次作の『回路』(2001)でしたね。

黒沢清が仕掛ける現代的なホラーであり、小雪さんの「明るくない感じ」が映画のカラーにあっていてよかったんじゃないでしょうか。 

窪塚洋介と共演した『Laundry』(2002)を経た2003年、ハリウッド大作『ラストサムライ』に抜擢されヒロイン「たか」を好演する。

すごく美しく撮られていて、こりゃあ米国人も惚れるのではないかな・・・と思いましたね。

結果的に本作が、小雪さんにとっての代表作となりました。




『スパイ・ゾルゲ』(2003)、『ALIVE』(2003)、『嗤う伊右衛門』(2004)、
2005年からつづく「ALWAYS」のシリーズでは、吉岡秀隆の相手役を務める。

『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)
『続・三丁目の夕日』(2007)
『三丁目の夕日’64』(2012)

・・・スマッシュヒットを記録したシリーズですが、個人的にはあまり好きになれません。

このことについて話すと長くなるので、割愛しましょう笑


『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(2009)、森田芳光が放つ不思議なコメディ『わたし出すわ』(2009)、のちに旦那となるマツケンが主演した『カムイ外伝』(2009)、
『信さん・炭坑町のセレナーデ』(2010)、『探偵はBARにいる』(2011)、最新作は2015年の『杉原千畝 スギハラチウネ』。


すでにママですから、芸能活動は抑え気味です。

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明日のコラムは・・・

『leave me alone』
コメント
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