Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画スタッフ別10傑(8)モーリス・ジャール

2021-04-16 00:10:00 | コラム
~モーリス・ジャールのキャリア10傑~

英国映画界の巨匠デヴィッド・リーンの相棒として活躍、、、というのもあって英国出身と思いがちだけれど、じつは仏国のひと。

84歳で死去するまで3つのオスカー作曲賞を受賞、大作の似合うひとで、日本映画にもスコアを提供している。

しかし『落陽』(92)のように内容そのものがアレな作品ばかりで、日本人を代表しジャールに謝罪したい気持ちです。


(1)『アラビアのロレンス』(62)

やっぱりこれでしょう。

映画館で触れるべき映像だし、音楽も同様。




(2)『ゴースト/ニューヨークの幻』(90)

主題歌のほうが印象に残るかもしれないけれど、テーマ曲もすごくいい。

幻想的かつロマンチック。


(3)『史上最大の作戦』(62)

運動会で有名なテーマ曲。
歌手ポール・アンカが提供したとされているけれども。。。




(4)『シベールの日曜日』(62)

孤独な主人公と少女の関係を繊細に描き、未だファン多し。

自分も、『レオン』(94)よりこっちのほうが好き。

ジャールの音楽は、いつになくやさしく甘美。


(5)『刑事ジョン・ブック/目撃者』(85)

刑事モノだがサスペンス系ではないので、抒情性溢れるジャールの音楽がぴったり。


(6)『ブリキの太鼓』(79)

寓話性に富んだ物語を補強する音楽。

主人公愛用の太鼓にあわせている感じもグー。




(7)『ドクトル・ジバゴ』(65)

好きを優先すれば、ロレンスよりこっちのほうが好きかもしれない。




(8)『愛は霧のかなたに』(88)

ゴリラ愛護を唱えるダイアン・フォッシーの半生を、ドラマチックに盛り上げた。


(9)『いまを生きる』(89)

寄宿制の学校で過ごす若者たちの青春、その苦悩を余すところなく。


(10)『首都消失』(87)

雰囲気抜群の音楽なのに、出来がこれじゃあ申し訳ない。



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明日のコラムは・・・

『そんなに責めてくれるなっていう気持ちもありますが。。。』
コメント (2)
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