52年5月12日生まれ・69歳。
富山出身。
石橋貴明「―純、こんなに吹雪いちゃって、これがほんとうの風吹ジュン!」
木梨憲武「…なんて?」
石橋貴明「これがほんとうの、風吹ジュン!!」
中学生のころだったかな、とんねるずのコントにおけるワンシーンですが、このとき、はじめて風吹ジュン(ふぶき・じゅん)さんを意識したような気がします笑
この芸名、大成功ですよね。
すんばらしいセンスだと思います。
自分より(少しだけ)上の世代のひとにとっては『蘇える金狼』(79)でしょうか。
自分にとっては、90年代以降の活躍なんですよね。
とくにこの映画は、すごくよかった。
<経歴>
初代ユニチカマスコットガール。
アルバイト中にスカウトされ、芸能界へ。
74年に歌手デビューを果たし、翌年にテレビドラマに出演。
※初々しさがあれば、歌唱力は不問です
実質的な映画俳優デビュー作は、77年の『白熱デッドヒート』。
『原子力戦争』(78)、『火の鳥』(78)、
そして人気に火がついたとされる『蘇える金狼』(79)、
『五番町夕霧楼』(80)、『獣たちの熱い眠り』(81)、『春桜 ジャパネスク』(84)。
80年代はグラビアにも登場、そりゃあ人気出るでしょうよ。
けれども繰り返しますが、そのブームに乗るには「ちょっとだけ遅かった」自分なんかは、90年代以降の活躍が印象的で。
『無能の人』(91)、『ザ・中学教師』(92)、『男はつらいよ 寅次郎の青春』(92)、『水の旅人 侍KIDS』(93)、『毎日が夏休み』(94)、『時の輝き』(95)、『あした』(95)、 『恋と花火と観覧車』(97)、『麗猫伝説 劇場版』(98)、
そして99年の『コキーユ・貝殻』。
同窓会というものに幻想を抱きつづける我々を心地よい気持ちにさせておいて、そこに「まあまあなリアル」を持ち込んでくる後半の展開。
まわりを気にせず男泣きする小林薫の気持ち、分かるなぁ!!
『金融腐蝕列島 呪縛』(99)、
『カリスマ』(2000)、『ホーム・スイートホーム』(2000)、『スリ』(2000)、『回路』(2001)、『マヌケ先生』(2001)、『降霊』(2001)、『夜を賭けて』(2002)、『ぷりてぃ・ウーマン』(2003)、『偶然にも最悪な少年』(2003)、『かまち』(2004)、『理由』(2004)、『サヨナラCOLOR』(2005)、『タッチ』(2005)、『鳶がクルリと』(2005)、『ベロニカは死ぬことにした』(2006)、『ゴーヤーちゃんぷるー』(2006)、『ハリヨの夏』(2006)、『魂萌え!』(2007)、『包帯クラブ』(2007)、『イキガミ』(2008)、『イエスタデイズ』(2008)、『女の子ものがたり』(2009)。
『最後の忠臣蔵』(2010)、『僕と妻の1778の物語』(2011)、『ジーン・ワルツ』(2011)、『八日目の蝉』(2011)、『冬の日』(2011)、『遠い日のゆくえ』(2011)、『うさぎドロップ』(2011)、『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』(2013)、『東京家族』(2013)、『真夏の方程式』(2013)、『永遠の0』(2013)、『そして父になる』(2013)、『海街diary』(2015)、『家族はつらいよ』(2016)、『家族はつらいよⅡ』(2017)、『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』(2018)、『そらのレストラン』(2019)、『マチネの終わりに』(2019)、『浅田家!』(2020)などなど。
「誰かのママ」を演じることがひじょうに多く、メインを張っていないとはいえ…黒沢清、山田洋次、是枝裕和の信頼を得ているのがよく分かる、すんばらしいキャリアです。
最新作に、公開中の『Arc アーク』(2021)。
本年公開予定作に、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』。
来年には古希ですって、信じられないですなぁ!!
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(268)星野真里』
富山出身。
石橋貴明「―純、こんなに吹雪いちゃって、これがほんとうの風吹ジュン!」
木梨憲武「…なんて?」
石橋貴明「これがほんとうの、風吹ジュン!!」
中学生のころだったかな、とんねるずのコントにおけるワンシーンですが、このとき、はじめて風吹ジュン(ふぶき・じゅん)さんを意識したような気がします笑
この芸名、大成功ですよね。
すんばらしいセンスだと思います。
自分より(少しだけ)上の世代のひとにとっては『蘇える金狼』(79)でしょうか。
自分にとっては、90年代以降の活躍なんですよね。
とくにこの映画は、すごくよかった。
<経歴>
初代ユニチカマスコットガール。
アルバイト中にスカウトされ、芸能界へ。
74年に歌手デビューを果たし、翌年にテレビドラマに出演。
※初々しさがあれば、歌唱力は不問です
実質的な映画俳優デビュー作は、77年の『白熱デッドヒート』。
『原子力戦争』(78)、『火の鳥』(78)、
そして人気に火がついたとされる『蘇える金狼』(79)、
『五番町夕霧楼』(80)、『獣たちの熱い眠り』(81)、『春桜 ジャパネスク』(84)。
80年代はグラビアにも登場、そりゃあ人気出るでしょうよ。
けれども繰り返しますが、そのブームに乗るには「ちょっとだけ遅かった」自分なんかは、90年代以降の活躍が印象的で。
『無能の人』(91)、『ザ・中学教師』(92)、『男はつらいよ 寅次郎の青春』(92)、『水の旅人 侍KIDS』(93)、『毎日が夏休み』(94)、『時の輝き』(95)、『あした』(95)、 『恋と花火と観覧車』(97)、『麗猫伝説 劇場版』(98)、
そして99年の『コキーユ・貝殻』。
同窓会というものに幻想を抱きつづける我々を心地よい気持ちにさせておいて、そこに「まあまあなリアル」を持ち込んでくる後半の展開。
まわりを気にせず男泣きする小林薫の気持ち、分かるなぁ!!
『金融腐蝕列島 呪縛』(99)、
『カリスマ』(2000)、『ホーム・スイートホーム』(2000)、『スリ』(2000)、『回路』(2001)、『マヌケ先生』(2001)、『降霊』(2001)、『夜を賭けて』(2002)、『ぷりてぃ・ウーマン』(2003)、『偶然にも最悪な少年』(2003)、『かまち』(2004)、『理由』(2004)、『サヨナラCOLOR』(2005)、『タッチ』(2005)、『鳶がクルリと』(2005)、『ベロニカは死ぬことにした』(2006)、『ゴーヤーちゃんぷるー』(2006)、『ハリヨの夏』(2006)、『魂萌え!』(2007)、『包帯クラブ』(2007)、『イキガミ』(2008)、『イエスタデイズ』(2008)、『女の子ものがたり』(2009)。
『最後の忠臣蔵』(2010)、『僕と妻の1778の物語』(2011)、『ジーン・ワルツ』(2011)、『八日目の蝉』(2011)、『冬の日』(2011)、『遠い日のゆくえ』(2011)、『うさぎドロップ』(2011)、『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』(2013)、『東京家族』(2013)、『真夏の方程式』(2013)、『永遠の0』(2013)、『そして父になる』(2013)、『海街diary』(2015)、『家族はつらいよ』(2016)、『家族はつらいよⅡ』(2017)、『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』(2018)、『そらのレストラン』(2019)、『マチネの終わりに』(2019)、『浅田家!』(2020)などなど。
「誰かのママ」を演じることがひじょうに多く、メインを張っていないとはいえ…黒沢清、山田洋次、是枝裕和の信頼を得ているのがよく分かる、すんばらしいキャリアです。
最新作に、公開中の『Arc アーク』(2021)。
本年公開予定作に、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』。
来年には古希ですって、信じられないですなぁ!!
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明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(268)星野真里』