Cape Fear、in JAPAN

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映画スタッフ別10傑(21)ヴィルモス・ジグモンド

2021-07-13 04:44:17 | コラム
~ヴィルモス・ジグモンドのキャリア10傑~

いかにもハンガリー出身らしい「ごつい系」の名前を持つジグモンド―動乱に巻き込まれ、米国亡命を余儀なくされた特異な経歴を持つ。

85歳で鬼籍に入ったこのひとの魅力は、制約―主に予算面―のあるなかで最高のものを創りだす頭のよさ。
「予算が膨れ上がる系」の監督マイケル・チミノにとって、これほど頼りになるカメラマンは居なかったのではないかな。




(1)『ディア・ハンター』(78)

映像と音、演技で構築された静と動の対比。




(2)『ミッドナイトクロス』(81)

技術面でいえば、これがいちばん見どころがあるかもしれない。

デ・パルマの遊び心にきちんと付き合ったジグモンド、えらい!!


(3)『スケアクロウ』(73)

ニューシネマのほとんどが低予算。
ジグモンドはやりがいがあっただろうね。


(4)『未知との遭遇』(77)

リアリズムとファンタジーの狭間をいく映像の質感。




(5)『天国の門』(80)

砂煙しか映ってないショットもあるが、それでいいのだ!!




(6)『ブラック・ダリア』(2006)

同時進行で展開される、「あの場面」だけでも観る価値あり。


(7)『ロング・グッドバイ』(73)

アルトマンが描くレイモンド・チャンドラーの世界。

乾いた映像がすんばらしい。


(8)『ローズ』(79)

伝説のミュージシャン、ジャニス・ジョプリンをモデルとした音楽映画。

熱演するベット・ミドラーを見ているだけで泣けてくる。


(9)『愛のメモリー』(76)



何度でもいう、
デ・パルマもすごいけど、こういう映像を一緒に創りだしたジグモンドをきっちり評価しようぜ!!


(10)『続・激突!/カージャック』(74)

スピルバーグの「映画」デビューを支える。

天才のデビューとはいえ低予算、頼りにしていただろうね。

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明日のコラムは・・・

『映画脳を呼び覚まそう』
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