Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(383)

2021-07-29 00:33:00 | コラム
げんな「ま」→「ま」っち(マッチ)

愛煙家であるにも関わらず、ここ数年「マッチ」を手にしていない。

ライターかジッポーを使用して煙草に火をつけている。
自家製仏壇に線香をあげるときも、ライター。

そもそもコンビニでも売ってないかな?
(製造はつづいているのだろうけれど)どこでも売っているというわけでもないし、
若いひとの多くは手にしたことなどなく、火のつけかたさえ分からないんじゃないか。

あの独特のにおい、悪くないんだけどね。
ただ不便ちゃあ不便で。
風や水に弱いし、火のついている時間は短いし。

でもあれだよね、花火とかに火をつけるのは、やっぱりマッチのほうが雰囲気が出るのよね。

そう、雰囲気。
だから映画の小道具としては重宝された―ものの、過去を描く映画でしか登場しなくなるでしょうなぁ。。。


『アラビアのロレンス』(62)

映画のなかのマッチ、その筆頭は当然コレ。

ロレンスのキャラクターを描くのにベストな小道具でした。



『ワイルド・アット・ハート』(90)

この映画のイメージは、まさに炎。



『さらば友よ』(68)

アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンが共演。

味わい深いラストは、やっぱりライターじゃダメ。
マッチだからよいのです。



『麻雀放浪記』(84)

鹿賀丈史が親指の爪で火をつける。



『パルプ・フィクション』(94)

ブルース・ウィリスが煙草を買ったとき「マッチも」という。


この映画は、わざと時代感覚を無視しているからね。

ほかのキャラは、基本ジッポーだったけど。


あすのしりとりは・・・
まっ「ち」→「ち」まみれ。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(384)』
コメント (1)
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