Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(382)

2021-07-16 03:48:43 | コラム
むかでにん「げん」→「げん」なま

自分が実際に見たいちばんの大金?

・・・やっぱりあれかな、新聞奨学生として奨学会から小切手をもらい、それを銀行で現金化したときの300万円前後かな?

堀江くんあたりは鼻で笑うか。

まぁいいや、いろいろ想像しても、あのひとの暮らしに憧れはしないので。

小切手を見てもピンとこない。
しかし同額の現金を見ると、途端に緊張する。

大金を前にして平常心でいられるのは、そもそもが金持ちのひとくらいなものなのではないかな。

そのあたりをリアルに描いてくれた映画は、大抵面白い。


以下、そんな「映画のなかの現ナマ」5選を。


『トレインスポッティング』(96…トップ画像)

最後の最後に、「よいヤツ」だから「よいこと」が起こるスパッド。


『天国と地獄』(63)

権藤「そんなことしてもムダじゃないかな、私は札の番号など見たことがない」

当時の三千万って、現代でいうところの一億超くらいなのかな?




『身代金』(96)

こちらは権藤さんより頭の働くひとで、身代金を「賞金」として提示することを思いついた。

賭けというか、もう自暴自棄だよねぇドラマとしては面白いが。



『ノーカントリー』(2007)

やっぱり同じ行動を取ると思うなぁ自分も。

こういう状況―みんな死んでる。犯罪のにおいはするが、誰も見ていない―であれば、警察に届ける自信はない。



ダメ?(^^;)


『パルプ・フィクション』(94)

八百長を持ちかけられるブッチ。
このときはまだ、八百長破りを決心してない、、、よね?



結論。
(スパッドに分け前をやる)レントンやブッチのような、一発逆転を狙うキャラクターに観客は感情移入しがち。

けれども。
彼らが実際の友人だとしたら、なかなかに人騒がせなヤツとなる。


次回のしりとりは・・・
げんな「ま」→「ま」んと。

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明日のコラムは・・・

『分割終わったら壊れる説、覆りそう。』
コメント (1)
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